昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

三鷹通信(163)ICU祭

2016-10-23 02:40:24 | 三鷹通信
 ボクは三鷹で地域の年代もいろいろ、仕事もいろいろの方たちが毎月三鷹市立協働センターの一室を借りて雑談を行う会に入れていただいている。
 通常5~6人、多い時で7~8人集まる。
 ボクは最年長の80歳だ。この会を主宰した方がお仕事で忙しいので今年から会員各自が毎月担当で会を仕切ることになった。
 今月ボクの担当が回ってきて、さて何を? と思ったときこの国際基督教大学の学園祭に参加することを思いついた。
 
 ICU祭の実行委員会の方へ以上の趣旨を伝え問い合わせたところ、Sさんという方から懇切丁寧なご返信をいただいて、キャンパスツアーに参加することにした。
 しかし、現役の方もいらっしゃるので参加希望者がなかなか集まらない。途中で不参加になる方もいらっしゃって結局ボクとGご夫妻の3人だけの参加となった。
 ツアーに登録のため、早めに会場に入る。
 
 10時からのオープニングセレモニーが始まっていて、曇天にもかかわらずかなりの入りだ。
 
 11時半から「ICU成り立ち追及ツアー」が始まった。
 ツアーガイドは学生さんだ。
  20人ぐらい集まったところで出発。
 建設中の学生寮から始まって、チャペルから学生食堂、竹林を経由して泰山荘へ向かう。
 戦時中、中島飛行機が所有していた広大な土地、東京ドーム13個分の土地を接収、平和を目的とした国際基督教大学が設立された歴史を説明しながら、なかなかのガイドぶりだ。
 途中、何、これ?という場所で、たこ焼きを売っているコーナーなんかもあった。
 歩き疲れた見学者目当てなのだろうか? 隣接してテニスコートがあって、何人かがテニスを楽しんでいたから彼らが利用するかも。
  さて、泰山荘
 この門から入ると高風居、書院、待合、書庫、蔵などが林の中に点在している。
 これらは1999年に国の登録有形文化財となった。江戸末期探検家で有名な松浦武四郎の 崖下にある高風居は、一畳敷きの書斎として有名で、神田五軒町に建てられたものがいろいろな経緯を経てここICU敷地内に移築されたのだ。われわれのツアーではこの内部を見ることはできなかったが、別途申し込むことによって観ることができる。
 さて40分のツアー最後は本館の教室に入り、質問タイムだ。
 
 この本館は中島飛行機の研究所の建物をそのまま利用しているとのことで、30人ぐらいの個室に分かれている。
 この開館は、書道や絵画、華道などの展示、子どもたちのための遊び場、フォトラリー用の写真撮影場等々、いろいろな趣向が施されている。
 外では学生のエネルギッシュな演奏で盛り上がっていた。
 
 質問タイムで食堂で人気なのは「バカ丼」です。という説明があり、「どうしてバカ丼」なんて言うのですか? というGさんの質問に「安くて、美味しくて、食べ過ぎて、表の緑の芝山で寝転がってるとバカになるよ」という意味でつけられたのだそうだ。
 で、我々はツアーを離れてから大食堂でそのバカ丼を食べた。
 
 味噌カツの上にたっぷりとキャベツの千切りが載せられていて、350円?とか、とても安くて美味しかった。
 大学の大食堂は学生さんばかりでなく近所の方たちも利用するそうだ。
 

 参加者は少なかったが、G夫妻からはめちゃエキサイティングで楽しい企画でした!と喜んでいただいた。
 今日も開催されます。お近くの方はどうぞ参加してみて下さい。



 


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