あのAKB48の秋元康氏が昨日のNHKテレビあさイチに登場した。
もちろん彼はAKB以前に小泉今日子の<なんてたってアイドル>、とんねるずの<雨の西麻布>とか美空ひばりの<川のながれのように>の作詞家として有名だ。
しかしAKBの成功で、シングルの総売り上げが今まで1位の阿久悠を抜き、作詞家歴代1位となった。
そもそも彼に言わすと、小学生のころ成績優秀で、東大を目指し大蔵省の官僚となり、天下りまで夢に描いていたのだそうだ。
ところが開成中学の受験に失敗。
<半ズボンの挫折>を味わう。
しかし文章を書くことはお得意だったようで高校生ラブレターの名手だった。
たまたませんだみつおを主人公とした平家物語のパロディを同級生の薦めでニッポン放送へ送ったところプロの目に留まり、放送作家としてアルバイトするきっかけになり、親の収入を超える稼ぎがあった。
そして今でもお友だちのアルフィの高見沢俊彦
(ちなみにあの高見沢も母親の勧めで厄除けのお参りをするそうだ)の<言葉にしたくない天気>で作詞家デビューを果たし、<おニャン子クラブ>の楽曲を手がけるなどして爆発的な稼ぎも得るようになる。
高見沢に言わすと、彼は聞き上手で、存在しているような存在していないようなふわふわした存在なんだそうだ。
彼自身、悩まないタイプで、人には相談しない、何とかなるさ、世の中にはいっぱいテーマがあるじゃないか、と前を向いて進む。
三谷幸喜の舞台、是枝監督の映画、工藤官九郎のドラマのように才能のある人の作品に関心を持つ、そして自分の作ったものを見て自分でも楽しめるものを作るのがモットー。
そんな彼のことはAKBのメンバーに訊いてみるのが一番だ。
「お友だちだと思ってしゃべちゃう」指原莉乃
「AKBの中でいちばん乙女」大島優子
「ちょっと強めの女の子が好きそう」高橋みなみ
そこであさイチは指原登場のハプニングを仕掛けた。
「何だよ!」一瞬ひるむ秋元康!
「指原が好きみたい」という高橋みなみに、
「指原はいじりがいがあるんだ・・・」
「指原みたいなのが頑張っているから、観ているひとはみんな自分でも頑張れると思う・・・」
「プロデューサーの極意は、指原の0.1を1にすることだ!」と秋元。
秋元の目指しているのはまさに<脱・予定調和>である。
AKBのじゃんけん選抜なんて、まさに<脱・予定調和>だ。
今度、30歳を超える大人のメンバーを募集するという。
採用する場合、どこに目をつけるか?
「不完全でいい。可能性を見る。今までこんな人みたことない! 目力がある! 面白そうだな!」
そこでその気になった有働有美子さんに、
「得意技は何かありますか?」と質問。
「30分で一升飲めます!」?
秋元は文芸春秋(2012.11)に次のように書いている。
「AKB48の中心メンバー高橋みなみは、総選挙のスピーチで宣言した。『努力は必ず報われると人生をもって証明します』と。・・・大人の僕は、努力のすべてが報われるわけではないことを知っている。しかし、彼女たちの”一生懸命さ”を見ていると、心から報われて欲しいと思う。彼女たちの一生懸命さは、実はみんなの励みにもなっている。・・・僕は彼女たちよりずっと上の世代だが、会社で嫌なことがあっても負けていられないと思った。AKB48の一生懸命さを観てあげて欲しい。なぜ多くの人たちに支持されているかがわかるはずだ。そして、大人になってしまった自分が失ったものを見つけるだろう。AKB48とは”可能性”のことである。
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もちろん彼はAKB以前に小泉今日子の<なんてたってアイドル>、とんねるずの<雨の西麻布>とか美空ひばりの<川のながれのように>の作詞家として有名だ。
しかしAKBの成功で、シングルの総売り上げが今まで1位の阿久悠を抜き、作詞家歴代1位となった。
そもそも彼に言わすと、小学生のころ成績優秀で、東大を目指し大蔵省の官僚となり、天下りまで夢に描いていたのだそうだ。
ところが開成中学の受験に失敗。
<半ズボンの挫折>を味わう。
しかし文章を書くことはお得意だったようで高校生ラブレターの名手だった。
たまたませんだみつおを主人公とした平家物語のパロディを同級生の薦めでニッポン放送へ送ったところプロの目に留まり、放送作家としてアルバイトするきっかけになり、親の収入を超える稼ぎがあった。
そして今でもお友だちのアルフィの高見沢俊彦
(ちなみにあの高見沢も母親の勧めで厄除けのお参りをするそうだ)の<言葉にしたくない天気>で作詞家デビューを果たし、<おニャン子クラブ>の楽曲を手がけるなどして爆発的な稼ぎも得るようになる。
高見沢に言わすと、彼は聞き上手で、存在しているような存在していないようなふわふわした存在なんだそうだ。
彼自身、悩まないタイプで、人には相談しない、何とかなるさ、世の中にはいっぱいテーマがあるじゃないか、と前を向いて進む。
三谷幸喜の舞台、是枝監督の映画、工藤官九郎のドラマのように才能のある人の作品に関心を持つ、そして自分の作ったものを見て自分でも楽しめるものを作るのがモットー。
そんな彼のことはAKBのメンバーに訊いてみるのが一番だ。
「お友だちだと思ってしゃべちゃう」指原莉乃
「AKBの中でいちばん乙女」大島優子
「ちょっと強めの女の子が好きそう」高橋みなみ
そこであさイチは指原登場のハプニングを仕掛けた。
「何だよ!」一瞬ひるむ秋元康!
「指原が好きみたい」という高橋みなみに、
「指原はいじりがいがあるんだ・・・」
「指原みたいなのが頑張っているから、観ているひとはみんな自分でも頑張れると思う・・・」
「プロデューサーの極意は、指原の0.1を1にすることだ!」と秋元。
秋元の目指しているのはまさに<脱・予定調和>である。
AKBのじゃんけん選抜なんて、まさに<脱・予定調和>だ。
今度、30歳を超える大人のメンバーを募集するという。
採用する場合、どこに目をつけるか?
「不完全でいい。可能性を見る。今までこんな人みたことない! 目力がある! 面白そうだな!」
そこでその気になった有働有美子さんに、
「得意技は何かありますか?」と質問。
「30分で一升飲めます!」?
秋元は文芸春秋(2012.11)に次のように書いている。
「AKB48の中心メンバー高橋みなみは、総選挙のスピーチで宣言した。『努力は必ず報われると人生をもって証明します』と。・・・大人の僕は、努力のすべてが報われるわけではないことを知っている。しかし、彼女たちの”一生懸命さ”を見ていると、心から報われて欲しいと思う。彼女たちの一生懸命さは、実はみんなの励みにもなっている。・・・僕は彼女たちよりずっと上の世代だが、会社で嫌なことがあっても負けていられないと思った。AKB48の一生懸命さを観てあげて欲しい。なぜ多くの人たちに支持されているかがわかるはずだ。そして、大人になってしまった自分が失ったものを見つけるだろう。AKB48とは”可能性”のことである。
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