昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

なるほど!と思う日々(265)オバマ政権の弱体化

2014-03-20 03:50:43 | なるほどと思う日々
 ロシアが編入したクリミア半島で、親露派の自営部隊が9日、ウクライナの黒海海軍基地を相次いで制圧した。
 ロシア側はクリミア半島に残留する1万5000人規模のウクライナ軍を排除することで編入を既成事実化する作業を始めた。
 

 「プーチン大統領が他国にむき出しの武力侵略を行った。
 
 その後もあらゆる力を行使してオバマ大統領やケリー国務長官を翻弄している。
 断固とした決意を持って行動しているプーチン氏に対し、オバマ氏は何もできないでいる。オバマ氏は世界戦略を全く知らないからだ。更に先週フロリダ州の補欠選で、オバマ氏が推す著名な政治家が共和党の無名の候補に敗れた。
 これはオバマ氏に対する米国民の強い不信感の現れで、秋に行われる中間選挙で、民主党が大敗し、共和党が上下両院で多数を制するのは明らかだ」(3/20日高レポート)

 我が日本は当然のことながら、「力を背景とする現状変更は認められない」という欧米サイドに追従している。

 ここで、小生はスターリンの言葉を思い出した。
 
「外交の基本は何か。言葉と行動の峻別である。良い言葉は悪い言葉の隠れ蓑だ。誠実な外交など乾いた水、木でできた鉄と同様ありえない」