昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

なるほど!と思う日々(223)無心で

2011-12-30 06:51:11 | なるほどと思う日々
 石川遼が今年優勝なしで、来年のマスターズ出場も危ぶまれている。
 どこが去年の勢いと異なるのだろう? 
 
 テレビでしか見ていないが、今年の石川遼のアドレスが異常に長いのが気になっていた。
 何度もアドレスを繰り返し、フォームを確かめている。
「そんなことは練習場でやることで、本番では打球の到達点を見定めて、そこへ向かって思い切り振りぬけばいいじゃない!」ぼくは画面に向かって叫んでいた。
 
 コーチング・カウンセラーをしているタテさんのブログを見て、改めて納得した。
 本番では余計なことは考えず、<無心に>、<自然体で>ということなんだと。

 タテさんは書いている。
 テレビでスポーツを見ていて、解説者が言っていました。
「~、後は無心でやれるかですね」思い通りの競技が出来なかった選手は言っていました。「思いっきりやろうとしたんですがねえ」・・・
 何かを<やろう>とした瞬間に脳神経が緊張状態を引き越し、筋肉に指令を送ります。ましてや注文が付くと尚更です。上手くやろう、ゆっくりやろう、確実にやろう・・・。冷静に呼びかけたオマジナイは、さらに緊張を生みます。緊張した筋肉は硬直し、可動範囲を縮めます。いつも通り出来ない状況を把握した体内センサーは更に警戒警報を発し、パニックに陥ります。・・・
 難しい理論は抜きにして、練習したらその効果は多かれ少なかれ身についているんですね。ですから、本番ではその身についたものを出せればいい訳です。つまりあとは自分自身に任せればいい。
 そのことを<無心で>とか<自然体で>なんて言うんでしょうね

 
 ところで、ぼくのことだ。
 昨日、今年最後の麻雀をやった。
 毎週一回の、先輩二人と後輩一人のプライベート麻雀だ。
 このところ三連敗と調子を崩している。なぜだろう?

 思い起こせばぼくの麻雀の不調は、今月初めの横浜の大会から始まっている。
 この大会では調子がよく、年間優勝をH.O氏と争っていた。今回で決まる。たまたま最初、同卓となった。
 これで彼を制すれば決まると意識して気合を入れたが、僅差ではあったが敗れた。

 この時以降、プライベートでも勝たねばと いう意識が強すぎたようだ。
 今回はタテさんの<無心で>臨むことにした。
 しかし、無心と言ってもどうすればいいのだ。
 とりあえず、前のめりになりがちな姿勢を正すことにした。

 これが功を奏したようだ。結果的には1人勝ちで、これまでの負けを解消できた。
 タテさん、適切なコーチングありがとう。