マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

国鉄 交直流型電気機関車:EF8187

2021-01-19 09:07:00 | 国鉄・JR電気機関車(交流・交直流)
国鉄 交直流型電気機関車:EF8187



田端機関区(田端運転所)のEF81シリーズです。


EF8187は昭和48年7月27日新製の三菱製で、田端機関区に配置され生涯を田端で過ごしました。
同機も「北斗星」指定機となっており、特急運用及び常磐線を中心とする貨物列車の牽引に活躍しました。



平成21年4月29日 安中貨物



平成21年11月23日 安中貨物

他のEF81指定機と同様に広範囲に活躍していた筈の87号機ですが、過去の記録を探してみてもこの安中貨物2枚しか出てきませんでした。

正式な廃車は平成24年1月10日のようで、やはり「北斗星」廃止を待たずに廃車になってしまったようです。


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国鉄 交直流型電気機関車:EF8186

2021-01-17 17:55:00 | 国鉄・JR電気機関車(交流・交直流)
国鉄 交直流型電気機関車:EF8186



田端機関区(田端運転所)のEF81シリーズです。


EF8186は昭和48年7月25日新製の三菱製で、田端機関区に配置され生涯を田端で過ごしました。
同機は「北斗星」指定機となっており、特急運用及び常磐線を中心とする貨物列車の牽引にも活躍しました。



平成20年11月22日 特急「エルム」(展示)



平成20年11月22日 特急「ゆうづる」 (展示)



平成21年6月13日 安中貨物



平成22年2月18日 2レ 特急「北斗星」



平成22年3月20日 2レ 特急「北斗星」



平成22年7月10日 単機



平成22年8月19日 安中貨物


正式な廃車は平成24年3月24日のようで、「北斗星」廃止を待たずに廃車になってしまったようです。


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185系OM車(リニューアル色):回送

2021-01-16 05:26:00 | 国鉄・JR特急列車
185系OM車リニューアル色):回送列車


185系が終焉間近となってきました。

既に過去ログで様々な185系を使用した列車のアーカイブを行ってきましたが、あまり用のない回送列車について触れてきませんでした。
今回は、既に懐かしい塗装となった185系リニューアル色の回送列車をまとめておきたいと思います。



平成20年6月14日 185系OM04 回3051M



平成20年7月12日 185系OM03 回3051M



平成20年10月4日 185系OM09 回3051M



平成21年4月19日 185系OM07 回3051M



平成21年5月5日 185系OM09 回3051M



平成22年2月14日 185系OM08 回3051M



平成24年7月17日 185系OM09 回4054M

時間的に「あけぼの」の前走り回送列車を撮っていたようです。7時前のため、夏季限定でした。

ところで、元新前橋のリニューアル色ですが、「185 EXPRESS色」とか「ブロック色」とか様々に表現されており、これと言って正式な、或いは定着した表現方法がなかったようです。これほど安定性のない塗装も珍しかったですね。


185系OM車:特急「草津」(その1
185系OM車:特急「草津」(その2)
185系:特急「あがつま草津」
185系:特急「新宿あがつま草津」
185系:特急「あかぎ」デッドヒート編
185系OM編成:特急「あかぎ」(その1)
185系OM編成:特急「あかぎ」(その2)
185系OM車:「ホームライナー鴻巣」


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国鉄貨車 ワム60000

2021-01-12 00:07:00 | 貨車
国鉄貨車 ワム60000


TOMIXから「国鉄 東北本線一般貨物列車セット」が発売となり、セットの中にワム60000形貨車が設定されていることを知りました。

ワム60000は、昭和36~38年に掛けて8580両も製造されており、いわゆる「黒屋根」貨車の中でもメジャーな形式でした。
外観は国鉄後期の形式の標準的なスタイルで、先輩に当たるワム70000や、荷重を増やしたワラ1と同様で区別が付きにくい貨車です。
前期車と後期車では微妙に外観差があり、特に前期車は側板周辺に出っ張りが見られることから「額縁」とも言われていたそうです。

私も大宮操車場で働いていた時代は、この形態に興味を持っていて、外観上の識別店として認識していました。



ワム63091


ワム63529+ワラ15149

いずれも大宮操車場のハンプ入換廃止直前に撮影したもです。
他にも撮っていますが、いずれも後期車ばかりで、残念ながら特徴のある前期車の写真は見つかりませんでした。


実はここからが本題。

ワム60000の模型化に当たって一番気になる点があります。
これは、実際に貨車に乗ったことがある経験がないと実感がわかない部分だと思います。
それが、添乗ステップの位置です。

様々な貨車の中でもメジャーな存在で添乗機会の多いワム60000ですが、個人的に一番の差異を主張したい点なんです。

模型化されたワム60000は、添乗ステップが他の貨車と同じ一般的な位置に表現されています。今回はTOMIXからの発売となっていますが、過去にも河合商会やポポンデッタからも発売されており、同様の形態で製品化されています。
では、どのように違うのか実車をご覧いただきたかったのですが、上の2枚の写真のように、反対側しか撮っていませんでした。




遠目ですが、ブレーキ側が見える写真が見つかりました。1番右側に写っているのがワム60000です。



ワム68181

拡大すると不鮮明になってしまいますが、最後期の番号の車両で、添乗位置も何とか判るようです。
模型を良く観察している方からすれば一目瞭然だと思います。車体下の白い部分が添乗位置になりますが、ステップが完全に妻板から飛び出しているのが判ると思います。そのため、添乗手すりの右側も、車体外側に曲げて飛び出しているのです。入換手にとって、この点が他の貨車と一番違うところに感じます。

実はこれ、長く添乗するには良い位置で、身体が車体外に垂直に立てるため、非常に楽な姿勢で添乗できるのです。通常の位置ですと、車体より内側に入ったステップに立つため、後ろに身体を反って添乗する必要があります。
添乗には楽ですが、ブレーキを掛けるときはブレーキてこが左にシフトするため、他の貨車と比較して不安定な姿勢になるのが難点でした。



ワム64088 大宮工場配給車代用

最後に貴重なシーンを見つけました。
配給車代用のワム60000に先輩が添乗しているシーンです。他の貨車と違い、完全に車体の後側に添乗しているのが判りますね。
添乗位置に特徴のある貨車は他にも存在しますが、日常的に添乗する貨車でこのような添乗スタイルになるのはワム60000くらいしか思い浮かびません。


実際の添乗経験がある貨車であるだけに、模型化された際にこの特徴が表現されているかどうか、やはり気になるところです。
結果的にどの製品にも反映されていないのは非常に残念です。しかし、ボディの外側にこのようなパーツを表現するのは非常に難しいのは理解できますし、別パーツにしようものならコスト増も計り知れません。ワム70000などと共通パーツにすることでコストが収まっている点もありますので、ここは妥協するしかなさそうでね。


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国鉄 オハ35系:オハフ332508

2021-01-10 21:02:00 | 試験・事業車、配給、列車車両等
国鉄 オハ35系:オハフ332508


国鉄オハ35系は、戦前から戦後にかけて製造された急行用客車です。
それまで大型客車として製造されたスハ32系はボックスに小窓2つ1組が標準であったスタイルに対し、ボックスに1mの大窓とされたのが特徴で、これ以降の標準スタイルになりました。

後期車は戦後の昭和23~24年に掛けて製造されたタイプで、車端に絞りのない折妻構造になっています。屋根は鋼板となっているため、旧型客車の中では特徴的です。



昭和58年10月5日 黒磯駅にて オハフ332508

硬調プリントからのスキャンなので、下回りも潰れてしまっており、形式写真としては失格です。
以前にご紹介いたしました『オハフ332309』と同じ列車に連結されていた車両です。
やはりこの-2508も体質改善はされておらず、最後まで旧態然とした姿で活躍しました。


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