マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

小田急電鉄:7000形LSE「さがみ」

2017-11-12 00:02:00 | 私鉄(大手)
小田急電鉄:7000形LSE「さがみ」


小田急電鉄のロマンスカーでLSEこと7000形が、新製車を迎えるにあたり引退するという発表がありました。公式の場における発表でしたが、詳細には触れられておらず、正式な引退時期などは不透明な内容のようです。

しかし、大人の事情によりHiSEやRSEが先に引退してしまったことからを考えてみても、経年からしてやむを得ないと受け入れざる得ません。

過去の写真を整理していましたら、LSEで運用している特急「さがみ」の写真が1枚だけありました。



平成20年1月26日 小田原駅新幹線から LSE 復活塗装 「さがみ72号」

500系「のぞみ」の写真を撮るために小田原へ出向いた際、到着後の一服をしているときに目の前に停車していたため、慌てて新幹線ホームから撮影したものです。

復刻塗装のLSEを見たのは初めてであり、アングルなど考える時間もなく、列車名も良く見えないようなこのアングルから撮影するしかありませんでした。

その後もLSEを撮影する機会はありましたが、時間帯の関係もあるし、運用減により「さがみ」の迎撃は非常に困難でした。

せめてヘッドマークがきちんと見える写真を撮りたかったですが、1本しかなくなってしまった今となっては、もう諦めるしかありません。



485系NO・DO・KA:臨時快速「妙高ミズバショウ」

2017-11-09 00:11:00 | 国鉄・JR快速列車
485系NODOKA:臨時快速「妙高ミズバショウ」


かなり季節外れのご紹介ですが、信越本線の新潟~妙高高原を結ぶ臨時快速の「妙高ミズバショウ」です。
いつ頃から運転されているのか記述が見つからないのですが、ここ数年、毎年ゴールデンウィークに設定されており、主に485系NO・DO・KAが使用されているようです。

しかし、485系NO・DO・KAは平成30年3月に引退が発表されているため、平成30年度の臨時快速「妙高ミズバショウ」での運転は絶望的な状況となりました。

日本海側を走る同臨時快速列車には縁はない筈ですが、急行「きたぐに」の写真を撮りに行った際に偶然運転日と重なったため、撮影することができました。


※撮影は、平成23年5月4日、潟町~土底浜間にて。



485系NO・DO・KA 臨時快速「妙高ミズバショウ」

ヘッドマークの掲出はできますが、特に臨時快速運用では名称を入れることはなく、普段着のままのNO・DO・KAです。

この車両の走っている区間への撮影は過去にもこの時くらいしか例がないため、地方での走行シーンは唯一のものとなってしまいました。




国鉄 直流型電気機関:EF58150(宮原機関区)

2017-11-05 20:11:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF58150(宮原機関区)


EF58シリーズ、今回は宮原機関区の150号機です。


やはり140番代と同じく、新製時から宮原機関区に配置されたカマです。
こちらのカマも最後まで宮原機関区に残り、JRにまで継承されました。さらに、全国から保存EF58が次々と倒れる中、最後まで現役を通したカマとしても有名で、その功績から京都鉄道博物館に収蔵された幸運なカマでした。



撮影日時未記録 保土ヶ谷~戸塚間にて EF58150牽引 荷物列車

150号機は、ネットの情報によるとあまり上京しなかったような記述を見つけました。もちろん狙ったものではなく、EF58の終焉を狙って撮影に行ったものと思われますが、あまりにも腹が立ったので、撮影日の記録すら残していなかったようです。
ここからちょっと険しい話になります。

みぞれが降る寒い中、せっかく待っていたのに、あとから来て人の前へズカズカと、それも線路の中へ。

『そこ入るよ~』    『・・・・・』

で、こんな写真に。

戻ってきたコイツらに『入っちゃったじゃねか!』と文句を言ってやったら『ウルセー!』で終わりですよ。

私らより年上のこの連中。もう60歳くらいにはなっていると思いますが、こういうやつらが昔から趣味を汚して来たんですよ。だから、「鉄道マニア」とか言って嫌われてきたんですね。

現在も撮り鉄の行動がクローズアップされる事件が時折見られますが、今ほど頻発してないとはいえ、昔からこういうクソテツは存在しました。今だったら何かしらの報復をしていたかもしれません。


そんなことで、長く活躍した同機も捉える機会がない中、唯一のショットとなってしまったわけですが、このクソテツ2体のお蔭で遺恨の残る記録となってしまいました。


150号機

昭和32年 3月11日 東芝製  宮原機関区
昭和61年 3月31日 廃車   吹田機関区(統合による)
昭和62年 3月 6日 車籍復活 梅小路機関区
平成23年10月31日 車籍抹消 梅小路機関区



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国鉄 直流型電気機関車:EF58149(竜華機関区)

2017-11-03 21:12:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF58149(竜華機関区)


EF58シリーズ、今回は竜華機関区の149号機です。


今回の149号機もやはり宮原機関区に配置された140番代の一族です。ちなみに、1つ前の148号機だけは何故か新製から東京機関区の配置となっていました。

149号機は竜華機関区へ転出となったため、他のEF58と同様にシールドビーム2灯に改造され、さらに前面窓も白Hゴムとなっていたことから、他区のEF58に比べると人気は今一つになっていたと思われます。



昭和59年7月6日 見老津~周参見間にて



昭和59年7月6日 南部~岩代間にて

既にEF58が牽引する定期客車列車は紀勢本線のみとなっており、元々非電化で直流電化区間としては後進である紀勢本線がEF58の最後の牙城となるとは想像もできませんでした。
客車は12系化され、改造だらけのシチュエーションはEF58ファンには決して魅力的ではなかったと思われますが、最後のEF58の姿を見るために同線を訪れた方も多かったかもしれません。

昭和58年10月現在、竜華機関区には39・42・66・99・139・147・149・170号機の8両が配置になっていました。なお、昭和59年9月現在においては、44号機が宮原区より転入、149号機は一足早く休車になっていたようです。


149号機

昭和33年 3月 2日 東芝製 宮原機関区
昭和5?年       転出  竜華機関区
昭和59年10月 7日 廃車  竜華機関区




国鉄 直流型電気機関車:EF58146(宮原機関区)

2017-11-02 00:22:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF58146(宮原機関区)


EF58シリーズ、今回は宮原機関区の146号機です。


このところご紹介している140番代と同じく、やはり宮原機関区に配置されたカマです。
146号機も143号機と同様に、宇都宮運転所には転出せず、新製配置から宮原区で過ごしましたが、最後はEF62へのバトンタッチ要員として下関で終焉を迎えたようです。
そのため、原型小窓のまま美しい状態でした。



昭和57年10月4日 瀬野~八本松間にて 荷物列車

荷物列車を牽引する146号機。この日は編成が長かったのか、EF61200番代の補機が連結されていました。
瀬野八では何本かEF58牽引の荷物列車を撮影しましたが、どの列車も補機は連結されておらず、この写真が唯一補機付きでキャッチできたものでした。Sカーブで、運良く補機を捉えることができました。



昭和57年10月6日 名古屋駅にて 留置中の146号機

写真を整理していた初めて判ったのですが、上の写真を撮った翌々日、帰り道に行程の都合で名古屋に寄った時に撮った写真で、まさか同じ146号機とは思いませんでした。
今のようにデジカメで番号が確認できるような時代だったら、撮っていなかったかもしれません。

それほど撮影には行っていない東海道山陽スジで、同じ号機を撮れた珍しいケースでした。


146号機

昭和32年11月21日 東芝製 宮原機関区
昭和59年?      転出  下関機関区
昭和59年11月 5日 廃車  下関機関区