マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

チンケの食事作り:夕食おかず編

2013-05-06 15:45:00 | 駅・停車場・操車場

ハンプの夕食は、滅多にないカレーライス以外、味噌汁とお新香を除いて5品くらいは作らなくてはいけない。
味噌汁の具は自由ですが、油揚げと豆腐、わかめが一番メジャーだったように記憶しています。
玉ねぎ、なす、じゃがいもなんていうのもありですかね。さすがに納豆は好き嫌いがあるので、納豆汁は作りません。
また、おかずのメニューに困ったときは、豚汁にして他のおかずのレベルを下げたりもします。

それと定番はサラダ。生野菜が一番簡単ですが、マカロニやポテトサラダなんかも作っちゃいます。
私は玉ねぎが好きですので、いずれのサラダにも多用したものです。
ただし、当時はスライス器のような便利なものはありませんでしたから、如何に薄くスライスできるかは、包丁の腕次第です。
これは、揚げ物に添えるキャベツの千切りも、太いと文句を言われますし、下手と烙印を押されてしまいますので、チンケたちは競って千切りの腕を上げたものです。

メインディッシュで一番簡単なのは揚げ物なんですが、全部を揚げ物なんてしたら大目玉を食らいます。
私は魚料理が好きではないので、焼き魚や煮魚なんてものはまず作ったことはありません。何にせよ、13人前も魚を焼くなんていうは大変で、もしやったとしてもみんなが食べる頃には冷めちゃいますし。
電子レンジも一般には買える時代ではありませんから、温め直しもできません。

私が得意としていたのは酢豚。素は丸美屋を使っちゃいますが、角切りの肉に片栗粉を塗して揚げるところから始めます。
タレに絡ませる前に、揚げたてに塩を塗して食べるとメチャクチャおいしいんですよね。このつまみ食いがたまりませんでした。
ただ、肉が高いので他のおかずが買えなくなってしまうという難点がありました。

あとはどんなのを作りましたかねぇ。あまり覚えていません。
ウインナーとキャベツの炒め物とか、焼肉なんていうのも簡単で良かったですが、350円以内のいう意味ではハムやソーセージで誤魔化せるメニューが多かったかもしれません。

今の時代は野菜を混ぜるだけで良い、便利なものがありますが、当時はもうちょっと手間が掛かりました。



にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ
にほんブログ村

さよなら185系湘南色:OM03編成

2013-05-04 02:47:00 | 国鉄・JR特急列車
さよなら185系湘南色:OM03編成


鉄道ファンニュースによると、平成25年5月2日、80系湘南色塗装を纏った大宮総合車両センター所属の185系OM03編成が、サロを除き元田町色に塗り替えられてしまったと言うことです。

平成22年9月、大宮センターで姿を現した湘南色の185系に話題騒然となりました。
しかも、165系を模したものではなく、なんと80系の純正湘南色?
時代差が有り過ぎる顔と塗装のギャップに、賛否両論が入り乱れました。



平成22年9月26日 特急「水上2号」・「草津2号」

今となっては懐かしい、14連の併結時代です。
本番は秋臨の「草津51・52号」に運用と発表されていましたが、足慣らしを兼ねてでしょうか、先行して一般運用に姿を現しました。



平成22年10月10日 臨時特急「草津51号」

現在は運転されなくなってしまった新宿発着の臨時特急「草津」。当時は継続的に臨時運転が設定されており、休日の目玉でもありました。
予告どおり湘南色のOM03が運用されましたが、これに加え、「草津」運転開始50周年の大型記念ヘッドマークが掲出されました。



平成22年10月17日 特急「草津1号」

記念運転後においては、通常どおり共通運用にて各特急列車にも運用されました。



平成22年10月31日 臨時特急「草津51号」

同シーズンの週末ごとに新宿「草津」は運転され、優先的に湘南色OM03編成が充当されましたが、大型ヘッドマークが装着されることはありませんでした。



平成24年3月3日 特急「あかぎ6号」

さらに1年後には157系特急色を纏ったOM07編成が誕生したことから、意外さが話題を呼び、OM03編成の影も薄くなってしまいました。



平成24年6月15日 「ホームライナー鴻巣1号」

共通運用なので、もちろん、ホームライナーにも充当されます。
平日、しかも夏場でしか撮影できない列車なので、平日勤務のサラリーマンには捉えづらいタイミングの列車でした。

いずれはオリジナル塗装の復活があるだろうと期待はしているのですが、まさか一般塗装、しかも元田町車に合わせるようになるとは意外でした。
このままですと、OMオリジナル塗装も消滅してしまうかも?を予感させます。

また、今回の塗装替えでは、グリーン車は塗り替えを除外されました。これを意味するものは?
と疑わざる得ません。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ
にほんブログ村

国鉄 70系・80系:名古屋駅にて

2013-05-02 00:33:00 | 旧型国電
国鉄 70系・80系:名古屋駅にて



生まれて初めて名古屋駅に降り立ったのは昭和52年。まだ中学1年の春休みでした。

名古屋と言えば日本でも東京・大阪・京都と並ぶ大都市ではあることは当然に知っており、当時、485系・583系「しらさぎ」、583系「金星」、キハ80系「くろしお」「ひだ」、日本初の振り子式特急381系「しなの」など、それまで逢ったことのない憧れの特急列車が発着する夢の場所でした。

初めて乗車した大垣夜行(当時347M)、そして初めて降り立った名古屋駅。
最初に出迎えてくれたのは憧れの特急列車ではなく、都心部では見られなくなった70系と80系という、ローカル然とした旧型国電たちでした。



昭和52年3月30日 名古屋駅にて

当時も既に111系や113系は走っていたでしょうし、中央西線の普通列車はスカイブルーの103系が幅を利かせていたように記憶しています。
しかし、この時間には東海道線の80系と中央西線の70系という、別の意味で憧れのシーンでした。

都心では既に旧型国電が撤退し、神奈川・千葉では73系が見られた時代。
首都圏で70系と80系が顔を合わせることがあったのは、当時では高崎駅だけだったように思います。

そんな珍しい光景が、しかも80系が2本も居るわけですから、旧型国電ファンになる前の自分としても、これには興奮したものでした。

あれから35年が経過、113系はおろか後発の117系でさえも世代交代となり、今となっては夢のような光景となってしまいました。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ
にほんブログ村