マル鉄・鉄道写真館

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キハ813(交通科学館時代)

2020-11-21 15:53:00 | 試験・事業車、配給、列車車両等
キハ813(交通科学館時代)


日本初の特急形気動車として登場したキハ80系。
先頭車は、先に登場した151系特急形電車に通ずるデザインのボンネット形のキハ81として、6両が誕生しています。

東北特急「はつかり」に使用され、電化やキハ181系の登場により「つばさ」「いなほ」へと活躍の場を移します。「いなほ」の時代は間合い運用で「ひたち」にも使用されました。


羽越本線の全線電化により東北地方から撤退することになり、紀勢本線の「くろしお」が最期の活躍の場となりました。
そして、紀勢本線の新宮電化においてキハ81は全廃となり、解体を免れた1両が交通科学館に保存されていました。



平成14年3月31日 交通科学館にて キハ81-3 交通科学館

義従姉妹の結婚式で奈良にお呼ばれした帰路、大阪に一泊し初めて交通科学館を訪問しました。
1度だけキハ81「くろしお」を撮るチャンスがあったのですが、その日に限って両先頭ともキハ82であったため、結局は記録に残すことができず。昭和47年頃に地元で良く見ていた「いなほ」以来の再会でした。ヘッドマークが本物じゃないのでちょっとカッコ悪いですね。

鉄道科学館では屋外展示なので劣化の進みが早く、この後屋根が設置されたようです。

そして、平成26年から京都鉄道博物館に展示されています。


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