マル鉄・鉄道写真館

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旧型国電 クモハ60:大糸線

2013-06-07 01:25:00 | 旧型国電
旧型国電 クモハ60:大糸線


大糸線では昭和56年まで旧型国電が活躍しており、全国的に行われた世代交代でも置換えは比較的に遅い方でした。
当時から急行乗り入れに伴う165系の運用などがあり、新旧半々といった運用だったように記憶しています。

茶色一辺倒のイメージのある旧型国電でしたが、大糸線では全国的にも数少ないスカイブルー塗装(京浜東北線と同色)施されており、富山港線や東海道本線美濃赤坂支線とともに異色の存在でした。

大糸線はその旅客需要の特徴から、比較的に長い区間を走りながらも、登山者の輸送に対応するため、セミロング車とロングシート車が混在して編成されていました。
今回は、ロングシート車の出力増強版であるクモハ60の写真をご紹介いたします。

撮影は、すべて昭和56年7月21日です。








既に2往復程度しか運用が残っていなかった大糸線の旧型国電。あまり写真を撮ることが出来なかった中で、最初に走行写真を撮ることができたのがノーシル・ノーヘッダー車のクモハ60。
旧型国電に興味を持ち始めた頃で、美しい姿のノーシル・ノーヘッダー車は好きでしたが、幌枠を撤去した関東型の車両はなんかお間抜けな感じであまり好きになれませんでした。
撮影後に信濃大町に停車中の同車をキャッチすることができましたが、車番が鮮明に読み取ることができ、クモハ60022であることが判ります。




撮影に向かう途中の北松本支所で撮影した写真の中で、サイドからですがもう1台のクモハ60の写真が残っていました。
クモハ60082と読み取ることができ、こちらはシル・ヘッダーのある車両です。

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