EF81牽引:寝台特急「トワイライトエクスプレス」
平成27年3月12日、日本最長距離を走る寝台特急列車が幕を下ろしました。
平成元年、団体列車用としてJR西日本が満を持して誕生させた豪華寝台列車。平成3年度までに3編成を改造により落成、日本最長距離を走る豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス」としての地位を築きました。
ダイヤの関係から1日で3編成を要するため、予備車が無く、最後まで定期列車とはならずにいましたが、繁忙期にはフル回転で毎日運転としていました。このような運転形態は、東京~西鹿児島間に片道24時間の運転時間を要した寝台特急「富士」の再来を思わせるものでした。
運転経路も料金的にも、そして日程的にみても関東在住の身からは縁遠い列車でしたので、私的にはまったく利用したことが無く、写真に記録したものもごくわずか。
最後に北陸を訪れ、やっとそれなりに残すことが出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/fc/0f7bc19b8c2d8972b5801c2257e4dbcd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/06/c4fba7c9575beaba47990ad30feaa7a4.jpg)
平成23年5月4日 EF81114牽引 8002レ 安田~茨目間にて
急行「きたぐに」を撮影のために訪れた際、時間が近い場所を選定しました。
下り列車は合わせた立ち位置にしてしまったため、中途半端な構図にしてしまったのが残念。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/3b/0d95fb430cbaad81a4c959ef047a976e.jpg)
平成27年1月23日 EF8144牽引 9002レ 生地~黒部間にて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/9e/442398dd1f2d59013b967b159e5ff66a.jpg)
スシ241
EF81初期車が最後まで活躍した「トワイライト」塗装。誕生当初は新鋭機でしたが、その車齢は40年にも及ぶ古典機となってしまいました。
そして、電車特急から改造された食堂車スシ24。その活躍は電車時代を遥かに凌ぐものとなっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/08/68b878d211f30e4d5b82ed7aa2d28209.jpg)
平成27年1月23日 EF8143牽引 8001レ 津幡~倶利伽羅間にて
こちらもEF81初期車が牽引する下り「トワイライトエクスプレス」。
既に終焉となっており、有名撮影地には大勢の撮り鉄たちが訪れていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/ca/7e8efd79e4b4219395be0cac3ba5fd98.jpg)
スロネフ25
「トワイライトエクスプレス」最大の売りであった展望スイート。昔で言う展望車の景色を2人占めできる至福の空間。先発の「北斗星」にはなかったスタイルです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/44/f2cc96b4af44253ec5c3974177bbcfa0.jpg)
平成27年1月25日 EF8143牽引 9002レ 水橋~東富山間にて
最後は立山連峰バックに撮りたかったのですが、生憎山側の天気が悪く、その姿を見せませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/7a/4258307ebad693e1bf41320edb8e22a4.jpg)
スシ242
こちらもAU12クーラを搭載した初期の食堂車。こちらも誕生してから40年が経過しています。
撮影回数で言うと2回のみ。
これ以外にも485系「雷鳥」の撮影で訪れていますが、運が悪く、上下列車とも運転の無い日でした。
あまり縁がなく、個人的には思い入れのない列車なのですが、豪華列車旅を演出し、「乗る楽しさ」を世間に印象付けてきたその功績は、「北斗星」と並んで大変に大きいものと言えます。
北海道新幹線の開業という節目がなければ、もしかしたら新車導入による継続運転もあったかもしれないですね。
西日本から新潟以北へ直通する列車ですら消滅してしまうという事態は、文化交流の寸断にもなり兼ねませんし、西日本と東日本でタッグを組み、臨時列車でも良いのでなにかつなぐ糸を残してほしいものです。
そして、臨時運転やリバイバルトレインなど、イベントで復活を期待できる列車もありますが、北海道新幹線と言うネックができてしまうため、今後同区間を走る「トワイライトエクスプレス」の復活可能性は皆無ということになります。
本当にさよならです。
![にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ](http://railroad.blogmura.com/railroad_photo/img/railroad_photo88_31_green_1.gif)
平成27年3月12日、日本最長距離を走る寝台特急列車が幕を下ろしました。
平成元年、団体列車用としてJR西日本が満を持して誕生させた豪華寝台列車。平成3年度までに3編成を改造により落成、日本最長距離を走る豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス」としての地位を築きました。
ダイヤの関係から1日で3編成を要するため、予備車が無く、最後まで定期列車とはならずにいましたが、繁忙期にはフル回転で毎日運転としていました。このような運転形態は、東京~西鹿児島間に片道24時間の運転時間を要した寝台特急「富士」の再来を思わせるものでした。
運転経路も料金的にも、そして日程的にみても関東在住の身からは縁遠い列車でしたので、私的にはまったく利用したことが無く、写真に記録したものもごくわずか。
最後に北陸を訪れ、やっとそれなりに残すことが出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/fc/0f7bc19b8c2d8972b5801c2257e4dbcd.jpg)
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平成23年5月4日 EF81114牽引 8002レ 安田~茨目間にて
急行「きたぐに」を撮影のために訪れた際、時間が近い場所を選定しました。
下り列車は合わせた立ち位置にしてしまったため、中途半端な構図にしてしまったのが残念。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/3b/0d95fb430cbaad81a4c959ef047a976e.jpg)
平成27年1月23日 EF8144牽引 9002レ 生地~黒部間にて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/9e/442398dd1f2d59013b967b159e5ff66a.jpg)
スシ241
EF81初期車が最後まで活躍した「トワイライト」塗装。誕生当初は新鋭機でしたが、その車齢は40年にも及ぶ古典機となってしまいました。
そして、電車特急から改造された食堂車スシ24。その活躍は電車時代を遥かに凌ぐものとなっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/08/68b878d211f30e4d5b82ed7aa2d28209.jpg)
平成27年1月23日 EF8143牽引 8001レ 津幡~倶利伽羅間にて
こちらもEF81初期車が牽引する下り「トワイライトエクスプレス」。
既に終焉となっており、有名撮影地には大勢の撮り鉄たちが訪れていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/ca/7e8efd79e4b4219395be0cac3ba5fd98.jpg)
スロネフ25
「トワイライトエクスプレス」最大の売りであった展望スイート。昔で言う展望車の景色を2人占めできる至福の空間。先発の「北斗星」にはなかったスタイルです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/44/f2cc96b4af44253ec5c3974177bbcfa0.jpg)
平成27年1月25日 EF8143牽引 9002レ 水橋~東富山間にて
最後は立山連峰バックに撮りたかったのですが、生憎山側の天気が悪く、その姿を見せませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/7a/4258307ebad693e1bf41320edb8e22a4.jpg)
スシ242
こちらもAU12クーラを搭載した初期の食堂車。こちらも誕生してから40年が経過しています。
撮影回数で言うと2回のみ。
これ以外にも485系「雷鳥」の撮影で訪れていますが、運が悪く、上下列車とも運転の無い日でした。
あまり縁がなく、個人的には思い入れのない列車なのですが、豪華列車旅を演出し、「乗る楽しさ」を世間に印象付けてきたその功績は、「北斗星」と並んで大変に大きいものと言えます。
北海道新幹線の開業という節目がなければ、もしかしたら新車導入による継続運転もあったかもしれないですね。
西日本から新潟以北へ直通する列車ですら消滅してしまうという事態は、文化交流の寸断にもなり兼ねませんし、西日本と東日本でタッグを組み、臨時列車でも良いのでなにかつなぐ糸を残してほしいものです。
そして、臨時運転やリバイバルトレインなど、イベントで復活を期待できる列車もありますが、北海道新幹線と言うネックができてしまうため、今後同区間を走る「トワイライトエクスプレス」の復活可能性は皆無ということになります。
本当にさよならです。
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私の場合、さいごのラストランの疾走してる勇姿を撮ったほかに、かなり昔ですが上方・大阪駅にて到着したトコも撮ってたから、私もトータルで2回だったです。
それはさておき、「トワイライトエクスプレス」がデビューしてまだ間がなかったころ、『暴れん坊将軍』の松平健さんがさいしょに結婚した大地真央さんと、ハネムーンのさい、「トワイライト・・・」に乗って話題をまいたのが有名でしたけど、TVの旅紀行番組で取り上げられたり、或いは大学時代の先輩が実際に乗り、自慢話を聞いたのもつい先頃の様な感じがしてならないです。
ところで私の場合ですと、関西に引っ越しした平成元年に「トワイライト・・・」がデビューしたので、関西での生活と共に「トワイライト・・・」も歩んでたモノですけど、なにぶん私は貧乏人ゆえ、余りにも優雅すぎる列車とはせいぜい写真くらいで我慢でしたし、イザ北海道へ行ったさいも、「白鳥」と「はまなす」(平成3年)で行ったり、のちにはヒコーキ(平成13年)と、お金や時間の都合で「トワイライト・・・」は、私にとって縁もゆかりもなく終わってしまった様な感じがします。
ともあれ、イザなくなってしまうと時代の流れとはいえ、本当に寂しい感じがしてならないです。
それでは、私はこの辺にて失礼いたします。
乗り鉄という目的があれば、グレードの高い車両に金を払うことも惜しみなくできると思います。
私も大体は写真を撮りに行く手段としてブルトレなどを利用しているので、出来るだけ余計な金は払いたくないという気持ちが大きいです。「北斗星」も4回乗りましたが、A寝台に乗ったのは女房と行ったときだけですし、食堂車に関しては1回も利用したことがありません。ただ、列車の中でシャワーを浴びたいという気持ちは強く、1回も欠かしたことがありませんでした。撮影で1日歩き回って身体も汚れているので、せめて身体を洗い流してからベットに横になりたい・・・という気持ちはご理解いただけると思います。昔は青函連絡船ぐらいしかシャワーがありませんでしたからね。