マル鉄・鉄道写真館

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JR貨物:EF651061(EF652061)

2021-08-01 01:31:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
JR貨物:EF651061(EF652061)


EF65PFシリーズで、今回はJR貨物のEF651061(EF652061)です。


1061号機は、昭和51年度に誕生した増備車で、昭和52年2月25日に落成しています。首都圏の旧型電機の置換え用として大量に増備された後期第一弾として、PS22Bパンタを搭載した最初期のカマとなります。新鶴見機関区に配置され、専ら貨物用として活躍していました。

同機は、一旦高崎機関区に配置となりましたが、その後また新鶴見機関区へ舞い戻って来たようです。
1061号機はJR貨物色で活躍していた際、車体色と同じブルーのナンバープレートを取り付けていた唯一のカマとして注目されていましたが、活躍後期はかなり不安定だったようで、捉えるのが難しいカマでした。



平成21年9月20日 EF651061牽引 2082レ

当時の記録からもやっと捉えたことが窺えますが、逆向きのために納得行くものではありませんでした。



平成24年1月29日 EF651061牽引 3055レ

その後まったく運用に入らなくなり、廃車になってしまったのではないか?と思われた頃、突然運用に復帰してきました。
逆光は勿体ないですが、それほど捉えるのが難しかったようです。



平成24年12月1日 EF652061牽引 4094レ

同年、2000番代化が実施された際、同機もなんとか2061号機として運用に就くようになりました。ナンバープレート色はそのまま存続したものの、他の未更新機も2000番代化に当たって同じプレート色となったものが複数発生したため、稀少性は薄れてしまいました。

2061号機は平成30年頃には休車になり、その後台車に重大な欠陥があったような目撃情報もあり、結局そのまま復活することなく2019年度に廃車になってしまったようです。


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