マル鉄・鉄道写真館

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「北斗星」用客車:カニ24500番代

2015-09-17 00:56:00 | 国鉄・JR特急列車
「北斗星」用客車:カニ24500番代


「北斗星」は、運転開始時から24系25形が使用されており、電源車としてカニ24が連結されていました。
「北斗星」用として整備するにあたり、耐寒耐雪構造とした500番代となっています。501~503がJR北海道用として、504~509がJR東日本用として用意され、さらに追改造で510・511がカニ24100番代から増備されましたが、何故か510は盛アオ配置の白帯とされ、「北斗星」には使用されませんでした。



平成21年6月23日



平成21年11月26日



平成22年3月3日

関東で言うところ、夜行列車の出発点と言えば上野駅。晩年には夜行列車と言えば13番線というイメージが定着していました。昭和の時代は何処のホームからでも夜行列車が出発したもんですけど。

荷物扱いが行われている頃は、荷物車でもあるカニは中央改札寄り連結されていました。これも上野駅の風物詩でしたが、青森の通過経路の変更等により、時々に編成方向が変わってしまい、オハネフが中央改札寄りに連結されることもありました。



平成24年6月2日



平成25年12月23日 北とぴあから



平成27年2月7日 カニ25506

デジカメを買ってから地元で撮るようになりましたが、それまでは下り列車の後部は撮影不能の時間帯であり、写真に残っているのは編成が逆向きになった以降でした。



平成21年5月23日 大宮総合車両センターにて



平成26年5月24 大宮総合車両センターにて



平成26年3月9日 尾久センターにて

運が良いと工場などの入場でも見ることができました。



平成25年1月5日 カニ24505



平成26年2月11日

北からの列車には雪が似合います。



昭和63年10月10日

カニ24500番代は、初期車のマイクロスカート付きと後期車のマイクロスカート無しの2タイプとも存在しましたが、1往復化後のカニ24の写真しか撮っていなかったので、既にマイクロスカート付きのカニ24は廃車になってしまっていたようです。
唯一の100番代からの改造であるカニ24511に関しては見た記憶すらありません。



平成27年3月8日



平成27年3月14日 カニ24506

定期「北斗星」の最終日。しんがりを務めたのは506でした。



平成27年8月23日 臨時「北斗星」最後の日

この日をもって、27年に及んだ「北斗星」の運転にピリオドが打たれ、20系「あさかぜ」誕生以来の寝台特急ブルートレインの歴史も同時に幕を下ろすことになりました。

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