【続】根室本線 混合列車:混441レ&混444レ
過去ログ『根室本線 混合列車:混441レ&混444レ』でご紹介いたしました根室本線の混合列車について、その興味から調査を引き続き行っており、いくつか分かったこと、前記事で記述していなかったことがありました。
そして、金町のHさんよりSL牽引時代の貴重な同列車の写真を沢山提供していただきましたので、その写真も交えてご紹介させていただこうと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/5a/5d4ecfc16282ff4354b7c51f5ae89817.jpg)
交通公社時刻表 昭和54年4月号より拝借
前記事では画像の容量の関係で掲載できなかった上りの時刻表を最小限の大きさで切り取ってみました。
下りの441レが到着後、程なくして直ぐに折り返しの混合列車となります。この上り444レについては、「北海ライナー」の結合前であるコキ10000を2両連結している写真を多く見受けることができました。
資料によると、上りの「北海ライナー」は、根室から釧路・帯広と編成を増やし、札幌タから高速貨物として隅田川を目指していたようですが、下りについては運転区間が隅田川~札幌タ間となっています。当然、上りの運用に就く車両を送り込まなければならない訳ですが、その送り込みがどのような設定になっていたのかが見えません。
根室本線の釧路~根室間については、客車運用が1往復の混合列車のみとなっており、他は急行列車も普通列車も気動車のみ。
さらに、貨物列車も2往復くらいは設定されていたようで、SL時代からの貨物列車の写真が見受けられます。
実は、直近で441レにコキ10000を連結していたという写真をようやく見つけたのですが、改めて見返してみましたら、編成順序から記述が誤っていることが判りガッカリしました。結局、送り込みは貨物列車で行われていた可能性が高いように思います。
今回の記事については混合列車としてご紹介させていただきましたが、何故1往復だけ客車列車による普通列車があったのか?と考えれば、やはり郵便及び荷物輸送のため、と考えるのが妥当かと思われます。
ちなみに、資料からの受け売りですが、この混合列車に連結される郵便車と荷物車は、いずれも急行「ニセコ」より継承して函館から根室までやってくるものですが、郵便車は急行「八甲田」に連結されて隅田川から、荷物車は急行荷物列車で隅田川から遥々やってくるものだそうです。ただ、上りについては急行「ニセコ」にマニが連結されないことから、他の荷物列車などで函館・隅田川を目指したものと思われます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/b5/a24bb5a01c52a6ff62bbc3a28ce8468d.jpg)
金町のHさんから提供を受けた画像から1枚だけご紹介いたします。
編成順序から上りの混444レのようで、最後尾にコキ10000が1両だけフルコンで連結されています。
しかも冷蔵コンテナが積載されており、高速冷蔵輸送創生期に新時代の「冷蔵コンテナ」を思いっきりPRしているようなデザインが、時代を感じさせます。
今回は文面が多くなり過ぎましたので、次回に貴重な写真をまとめてご紹介させていただこうと思います。とにかく、時代が時代なので、連結されているものが希少過ぎ!ちょっと時間をいただきます。
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そして、金町のHさんよりSL牽引時代の貴重な同列車の写真を沢山提供していただきましたので、その写真も交えてご紹介させていただこうと思います。
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交通公社時刻表 昭和54年4月号より拝借
前記事では画像の容量の関係で掲載できなかった上りの時刻表を最小限の大きさで切り取ってみました。
下りの441レが到着後、程なくして直ぐに折り返しの混合列車となります。この上り444レについては、「北海ライナー」の結合前であるコキ10000を2両連結している写真を多く見受けることができました。
資料によると、上りの「北海ライナー」は、根室から釧路・帯広と編成を増やし、札幌タから高速貨物として隅田川を目指していたようですが、下りについては運転区間が隅田川~札幌タ間となっています。当然、上りの運用に就く車両を送り込まなければならない訳ですが、その送り込みがどのような設定になっていたのかが見えません。
根室本線の釧路~根室間については、客車運用が1往復の混合列車のみとなっており、他は急行列車も普通列車も気動車のみ。
さらに、貨物列車も2往復くらいは設定されていたようで、SL時代からの貨物列車の写真が見受けられます。
実は、直近で441レにコキ10000を連結していたという写真をようやく見つけたのですが、改めて見返してみましたら、編成順序から記述が誤っていることが判りガッカリしました。結局、送り込みは貨物列車で行われていた可能性が高いように思います。
今回の記事については混合列車としてご紹介させていただきましたが、何故1往復だけ客車列車による普通列車があったのか?と考えれば、やはり郵便及び荷物輸送のため、と考えるのが妥当かと思われます。
ちなみに、資料からの受け売りですが、この混合列車に連結される郵便車と荷物車は、いずれも急行「ニセコ」より継承して函館から根室までやってくるものですが、郵便車は急行「八甲田」に連結されて隅田川から、荷物車は急行荷物列車で隅田川から遥々やってくるものだそうです。ただ、上りについては急行「ニセコ」にマニが連結されないことから、他の荷物列車などで函館・隅田川を目指したものと思われます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/b5/a24bb5a01c52a6ff62bbc3a28ce8468d.jpg)
金町のHさんから提供を受けた画像から1枚だけご紹介いたします。
編成順序から上りの混444レのようで、最後尾にコキ10000が1両だけフルコンで連結されています。
しかも冷蔵コンテナが積載されており、高速冷蔵輸送創生期に新時代の「冷蔵コンテナ」を思いっきりPRしているようなデザインが、時代を感じさせます。
今回は文面が多くなり過ぎましたので、次回に貴重な写真をまとめてご紹介させていただこうと思います。とにかく、時代が時代なので、連結されているものが希少過ぎ!ちょっと時間をいただきます。
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