みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

おばあちゃんの音楽堂~ハルモニオデオン

2010年03月25日 | 言葉のトリビア
その1.ハルモニ
ある本(在日朝鮮人家族が出てくる本)を読んでいたら、「ハルモニ」という言葉が目に留まりました。
ハルモニ?
自分の語彙にはない言葉です。
早速、調べてみたら、朝鮮の言葉で「おばあちゃん」の意味なんですね・・・。

遊佐未森さんファンとしては、もちろん「ハルモニオデオン」のアルバムが頭にあり、不思議な偶然だなあ!と思うのでした。

もちろんハルモニは、調和(harmony:ハーモニー)に縁があるわけで、調和の象徴でもある朝鮮のおばあちゃんたちは、幸いなり!

国境・民族を越えての同音異義(homonymy:ホモニム)、ただの偶然なのか?根っこのところでは、両者を繋ぐ何かがあるのか?興味深い・・・。
(harmonyとhomonymyが近いのも興味深い・・・。)

その2:オデオン
と思っていたら、昨日、お客さんに案内されたランチのお店が「オデオン」でした。
なんという偶然!

「オデオン」はフランス語で「古代ギリシャ・ローマの音楽堂」とのこと。

なるほど。「ハルモニオデオン」には「おばあちゃんの音楽堂」の掛詞もあるんですね・・・。

ハルモニオデオンが世に出て20年。
この20年間、音沙汰がなかったのに、ここ数日で、両方の言葉に縁のある出来事が続いて、びっくり!
ハルモニオデオンに秘められた謎、20年の歳月を経て、解き明かされると言うか・・・。

~ハルモニオデオンより~
どうか心の中を静かにしてお聴き下さい。
メロディーは遺伝子を伝って旅をする生命体です。
きっと皆さんの心の中に在るメロディーです。

Youtubeにハルモニオデオンがありました!
樹々の優しさあふれる、とてもハーモニーな曲♪ですね。

ハルモニオデオン

Sony Music Direct

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(追記)
アマゾンを見ていたら、このアルバムの発売日が1989年10月8日となっていて、自分の誕生日であることに気づきました。(もちろん年は違いますが)
偶然とは言え、何という、運命の心憎い演出か!と思わずにはいられません。
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2 コメント

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Harumoni Odeon (Yukarin)
2010-04-02 08:41:47
'メロディーは遺伝子を伝って旅をする生命体です'って、
素晴らしい表現ですね!
遊佐さんの歌声、心が洗われました。
返信する
Harmonic music in the Odeon (そらみみ)
2010-04-04 09:22:20
この感覚、分かりますか?
"言葉も人の心を伝って旅する生命体"な感じがしてきませんか?

この言葉は、アルバムのブックレットに載っている小説からの引用でした。
遊佐さんの歌声が似合う麗らかな春になりましたね!
返信する

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