みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

道東山旅を終え

2010年09月28日 | 
北海道、道東の山旅から帰還。
今回、大いに登り、食べた旅だったけれど、山は本当に悪天候に苦しめられた・・・。
丸4日滞在した中で、きれいに晴れたのは1日だけ・・・。この時期の北海道は良くないかも???
と、天気の不平を言ってはバチが当たりますね。
恐れていたヒグマとのご対面もなく、怪我もなく戻って来られたことを感謝しないと。

道東の主だった山、羅臼岳(らうすだけ)、斜里岳(しゃりだけ)、雌阿寒岳(めあかんだけ)、そして藻琴山(もことやま)を訪ねる。
それぞれ、個性豊かで、思い出深い山でした。

一番登りたかった羅臼岳は、ガスの中、猛烈な強風に登頂を断念。頂上までもう少しのところだったのに・・・。とても残念。斜里岳は、旧道の沢コースがとても険しく、阿寒のなんとスケールの大きいこと!

と、山のことばかり書いてしまったけれど、摩周湖のブルー、オンネトーの見事なエメラルドグリーン、知床半島からの夕映えは一生の思い出になる見事な光景で、アイヌの神様に感謝!

北海道は、広々として、心も広くなる!
また行こう!いつの日か羅臼岳へリベンジ!

それぞれの日付に写真で綴るとします。
一応、それぞれの山はこの辺にあります。
羅臼岳  ・斜里岳  ・雌阿寒岳  ・藻琴山
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その5、藻琴山~摩周湖観光

2010年09月27日 | 
最終日。
このは終日、快晴らしい。
フライトが昼過ぎで、時間のかかる山には行かれないので、
朝ご飯前に、川湯温泉の宿からすぐの藻琴山へ散歩に。
(藻琴山は、登り下りで2時間のやさしい山です。)



登山口付近の展望台でご来光!
ご来光を拝むのは、なんだか久しぶり・・・。
駐車場に人影無く、自分一人だった。
(観光客は、誰も早起きしないんだ・・・。)


右手前から、斜里岳、海別岳、遠音別岳、そして羅臼岳。
なつかしい山たち・・・。


屈斜路湖の大雲海の奥、阿寒の山々が・・・。
自分の足跡を残した山を眺めるのは、感慨深い。


くっきり写ってくれないけれど、羅臼岳、アップ!
さよなら、羅臼岳!
また会う日まで。


藻琴山からの下り、牧場にて。


摩周湖にも立ち寄る。
さざ波立つブルーの湖面が美しい!
右手前、摩周岳、左奥は斜里岳。


美幌峠にて。屈斜路湖と左奥は斜里岳。
さらば、斜里岳!


美幌峠は、風光明媚な峠。
ここからダッシュで女満別空港へ。(1時間後、無事チェックイン)
風景を楽しみすぎて、時間との闘いになってしまった・・・。(笑)
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その4、雌阿寒岳にて雨のち晴

2010年09月26日 | 
この日、予報では、台風が北海道から遠ざかり、晴れるとのこと。
晴れるなら登るしかない!
体は少し疲れてきてはいたけれど、3日連続の登山を決行。
せっかくの北海道。1日くらいは、山で晴れさせて下さい!

しかし、登山口に着くと、小雨。
駄目かも???
でも、30分ほど待ち、降りが弱くなってきたので、出発!


しかし、登るにつれ、ガスは深く、またしても猛烈な強風が吹き荒れてくる。
ほどんどの登山者が8合目付近で引き返していたけど、午後、きっと晴れるとの信念の元に登る。


が、山肌は凍りついてて、


エビのしっぽも成長してて、とにかく寒い!!


ガスで何も見えない中、気付いたら頂上だった・・・。
視界ゼロ。
晴れる気配なし・・・。残念・・・。でも、待つこと1時間。


周りが明るくなって、あっ、空だ!


みるみるうちに、ガスが吹き飛んでいって、
周りが見えてくる。
おおっ!こんな景色が広がっていたんだ!
阿寒富士!


阿寒湖も見えてきた。
手前は荒涼たる火山の風景・・・。


阿寒富士のガスもすっかり取れた!


阿寒湖の奥、雄阿寒岳も見えて来た。
ありがたや!


エビのしっぽも光を浴びて、綺麗だ!


しばし風景を楽しみ、下山開始。
雌阿寒岳を振り返る。


すっかり青空が広がる。
雌阿寒は噴煙上がる活火山。


オンネトーも見えて来た!


とても神秘的なエメラルドグリーンで・・・。
(うまく写ってないけれど・・・。)


そして、登山口に無事到着。


宿に向かう途中の望岳台にて。
太陽は雄阿寒岳に沈む。
左奥が、雌阿寒岳、そして阿寒富士。

劇的な天気の回復に、大感激!の山行となる。

しかし、宿でアイヌの神に、捧げ物(忘れ物)をしたこと付く。
かなり値の張った山用のダウンジャケットを・・・。
あのダウンのおかげで、極寒の山頂で1時間、持ちこたえることができたのに・・・。
むむむ・・・。
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その3、斜里岳に難儀する。

2010年09月25日 | 
この日も天気は曇り。残念。
この日、本当は休息日の予定だったけれども、
台風接近の予報を受けて、台風が来る前に、次の山、斜里岳に登ることに。

まあ、この山は標高差800メートルくらいで、わりと楽に登れるはずと思いきや・・・、


沢沿い登山道を進む。
鉄分豊富なようで、沢が赤い。珍しい。


道は、沢の右岸、左岸を縫うようにつけられていて、
沢を何度も石飛びして渡る。
膝が弱い自分には、ぴょんぴょん飛んでいくのは、かなり辛い・・・。

ドボン!と落ちそうで、
(実際1回、つるっと滑ってしまって・・・、危ないところだった・・・。)


夏は最高かも?


随所に滝があって


滝の横を、よじ登る。


だいぶん、登ってきたけれど、


結局、山頂はガスの中で展望なし。残念。
それでも、1つの頂を極めたことは、とても達成感があって、
よくやった!>そらみみ君

下山は、沢沿いの旧道に辟易したので、新道を下りる。
旧道は熟達者向きだろうか?

山の神様には悪いけれども、その険しさには、悪意すら感じたのでした。
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その2、羅臼岳へ。そして夕映えの海を

2010年09月24日 | 
早朝、登山口に向かう。
天気は曇り。


途中、雲を纏う羅臼岳が望まれ、
なんとか晴れてくれるかも?と淡い期待をするも・・・。


登るにつれて、ガスは濃くなり、風も強くなり、


羅臼平を越えた稜線は、雹が積もり、海からのすさまじい風が吹き荒れる。
吹き飛ばされて、まっすぐ歩けない・・・。
山頂直下の岩場を進むのは、かなり危険で、もう少しのところ、登頂を断念。
引き返そう!


植物たちも雹に埋もれてたっけ・・・。
積もった雹って、初体験だったなあ・・・。


山道を下りる。
心配した熊の気配もまるでなし。


昼過ぎには下山。登山口の岩尾別温泉の露天風呂にて。
緑の木々を見上げて湯に浸かる。疲れた体には極楽!
この温泉、脱衣場もなく、無料。男子が占領してた。


昼からは、観光客となり、車を走らす。
其処彼処で、エゾ鹿は安らかに草を食み、


知床五湖も一応、足を伸ばす。
知床の山々は雲の中で残念。
晴れていれば、きっと素晴らしい景観が広がるはず。


ウトロに戻る途中、日も落ちてきた。


そして、オホーツクの海に夕陽は沈み・・・。
ウトロ近くのプユニ岬にて。


沈んだ後、光、移ろいゆく空。


たなびく雲、オレンジに染まる。


オホーツク海の残照。静かな夕映え。
この景色を見るために、来たのかもしれない。

2日目は、羅臼岳の登頂は果たせず、残念だったたけれども、
夕焼けの美しさが、深く刻まれた。
(あと、宿の料理も目を見張るものがあった!)

温泉に浸かり、いい日、終わる。
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2010北海道・道東・山旅その1

2010年09月23日 | 
この日は、女満別空港からウトロへ移動。
曇っていたけれど、時折、空も見える。


この日は、山の名前を知らなかったけれど、5日目に上ることになる藻琴山。
雲がきれいなのは、風の強さの裏返しなのだ!


斜里岳。
このときは、恐ろしい山とは、つゆ知らず・・・。
対面できたことが、ただただ嬉しい。


宿に掛けてあったステキなレリーフ。
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●レッスン ショパン・エチュード10-2の2回目

2010年09月20日 | ピアノレッスン
夜、レッスン。
ようやく涼しくなって、自転車で、夜風を切ってレッスンへ。風が気持ちいいなあ!

しかし・・・、
再び、小指は、まれにピリピリと痛みがあるのが感じられて、あ~あ、治ってないじゃないか・・・。ヴァイオリン練習の影響もあるのか、左手全般、不穏な感じ・・・。

・クラーマー=ビューロー60-5 Vivace
×。
速く、強く!とのこと。
健康な手なら、普段からそういう風に練習するのになあ・・・。

・ショパン「エチュードOp.10-2」
今回は左手を入れて(なるべく小指を使わず、てきとうに音間引きして)弾く。

・右手、3→5の下降のところ、3を残すように、音がパラつかないように!
・重心を外側に、12の和音が入るとき、重心が内側にいかないように!
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○バイオリン・グループレッスン7 進歩&停滞

2010年09月19日 | ヴァイオリン
この日の朝は、ヴァイオリンレッスン。
4人だけ。
いつもの先生がお休みで、違う方が先生役を担当。

<今日の練習>
・チュウリップ ・かえるのうた ・ちょうちょ ・やぎさんゆうびん
・きらきら星変奏曲 ・こぎつね ・むすんでひらいて ・霞か雲か  ・ぞうさん

<奏法メモ>
・音階の上りは開放弦、下りは4番で。
・開放弦は、音が大きい。

<思うところ>
・グループレッスンって、各人の習熟度がバラバラだから、教える方も難しく、教えられる方も満足度が得られにくいような・・・。

・音楽に高級・低級の別をつけたくないけれど、蝶々やカエルの歌は、積極的に弾いてみたいとは思えない、幼児向きの曲。そういう曲を、曲想や表現をつけて、味付けするのは、難しい・・・。とても。

・このところ、ある程度、弾けるようになりつつ、ちょっと伸び悩み気味・・・。
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口笛を練習する訳

2010年09月18日 | 雑記
怖いのだ。
北海道のヒグマが。
数日後、登ることにしている知床の山は、ヒグマの生息密度が、とても高い地域。
山歩きの最中、彼らに遭遇して、襲われたらどうしよう?と、すでにビクビクしてしまって・・・。
根は弱虫なんだなあ・・・。

もっとも、実際は、そんなに心配する必要はないのだ。
過去40年間、登山の最中にヒグマに襲われて命を落とした事故は起きてない。
ヒグマに襲われるのは、山菜採りや、釣りの最中が多くて、要は、ヒグマから、縄張りを荒らす憎い奴!自分の食べ物を奪う敵!と恨みを買う時。
なので、そんなに恐れる必要はないのだけど・・・。
でも、やっぱり怖い。

そう言えば、先週GPS衛星の「みちびき」が打ち上げられたけれど、北海道に生息するヒグマにGPSをつけて、クマ接近情報を登山者に知らせるサービスがあれば、絶対使うと思う。
前方50メートルに凶暴な雄熊接近中とか、すぐ分かればなあ・・・。

と将来の夢を語っても、事態は改善せず・・・、
おのれに出来ることは、
 ・鈴を賑やかに鳴らし
 ・口笛を吹くか(←特訓中!)、歌でも歌い
 ・前方に目を凝らす
ぐらいかな・・・。

あと、知床到着の日には、熊スプレーの噴射練習をせねば・・・。
最悪、襲われそうになったら、数メートル先まで、引き付けて噴射するのだけど、そういう超非常事態の時に、冷静さを失わず闘えるか?>そらみみ君
更に、最悪の最悪の白兵戦に備えて、ピッケルを持っていくか? ん~、悩む・・・。
(死んだふりよりも、闘う方が生存確率は高いようです)

嗚呼、審判の山旅は近づきぬ・・・。

-------

ヒグマとのトラブルを防ぐ対処法
http://www.shiretoko.or.jp/bear/index.htm

ヒグマと事件
http://homepage1.nifty.com/~n_izumi/higuma/jiken.html

羅臼岳 (ヒグマ遭遇)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-31556.html
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○バイオリン・グループレッスン6

2010年09月12日 | ヴァイオリン
毎週日曜の朝は、ヴァイオリンレッスンなので、
このところ、面白くないバイオリンレッスンの記事ばかりですね・・・。
ごめんなさい。

<今日の練習>
・音階ニ長調
・チュウリップ ・かえるのうた ・ちょうちょ ・やぎさんゆうびん
・音階イ長調
・きらきら星変奏曲 ・こぎつね ・むすんでひらいて ・霞か雲か  ・ぞうさん
・音階ハ長調

<奏法メモ>
・弦を端から端まで、いっぱいに使って、豊かな響きで弾こう!

<思うところ>
・相変わらず、1番の指の音、音程がとても合わせにくい・・・。
・相変わらず、勢いよく弾いてるときの移弦、弦が震えてしまって、難しい・・・。
・相変わらず、16分音符のタタタタ・タタタタを整えて弾くのが難しい・・・。

・練習曲が、もっと楽しめる曲が多かったらなあ・・・。
・今週は、練習時間があまりとれなくて、練習不足。今日はついていくのが大変だった・・・。
なのに、レッスン会場に楽譜を忘れて帰ってしまい・・・、なんてことだ!

・始めてから1ヶ月が経ち、ちょっと欲が出てきてる今日この頃。
効率的に上達するためには、やっぱり個人レッスンがいいかな?
(でも、ピアノの練習もある身で、本格的に練習する時間、捻出できるんだろか???)
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