みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

御池岳(おいけだけ)の休日

2015年11月22日 | 
鈴鹿山脈の最高峰、御池岳(おいけだけ)に行ってきました。


天候は今一つ


上の方は、とても開けていて、

父曰く、昔は人の背丈ほどの笹が生い茂っていたが、
恐らく、シカがみんな食べてしまったとのこと。


コケの絨毯が見事だった。


鈴鹿山脈の最高地点


ボタンブチで。
若者は、スリルを求めたがるのだな。


勝手に御池のコキア


いざ、出立


秋過ぎて、冬来ていない、白妙の雪もまだ・・・。ちちろん衣も干すわけはいかない。


なぜだか、松の木が一本。
日本庭園みたいだった。

御池岳は、日本百名山どころか、日本三百名山にも、数えられていない山だけれども、
とてもいい山だった。
見晴しがいいのに、アルプスのような、厳しい気配は微塵もなくて、
独特の温かさ、やさしさの感じられる山だった。

季節のいい頃、恐らく5月下旬頃の、さみどりの草原は、
瑞々しく、さぞかし美しいだろうと思う。

鞍掛峠からの道も良く、ハイキングよりも、もう少し山っぽくて、
好きな山が、また一つ。

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クラゲ

2015年11月21日 | 
水族館に行ってきたのですが・・・、
クラゲの漂う様子が、すっかりお気に入りになってしまう!
水の中を変幻自在に形を変えて、ゆったり漂い、色を変えてゆくクラゲたち・・・。
ただただ魅入るしかなかった。









今まで、水族館は、どちらかと言うと、苦手な場所だったけれども、
苦手なものを一つ克服した気がする。

@京都水族館
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練習するのが楽しくなってきた

2015年11月17日 | ピアノレッスン
このところ、ピアノの練習が楽しくなってきているのだ。

それも、ひとえに、今習っている先生のレッスンの賜物だと思う。
レッスンの度に、なるほど!と感心させられる指摘が多く、目から鱗が落ちるような気付きが多い。
楽譜の裏に隠された、今まで見えていなかった真実、からくりに気付かされると言うか・・・。
それは、だいたいは、その曲を、より、その曲らしくするエッセンスのようなもの。

どうしても弾けないパッセージ攻略法の秘策を授けてもらえたりもする。
ショパンの難曲も、ひょっとしたら、行けるかもしれない!と、思えてきて、いきおい、練習に熱が入る。

今のレッスンで、ほんとうに、いいなあ!と感じること。
・男の先生で無駄な雑談タイムがないこと
・2台ピアノなので、すぐ横で、模範演奏をしてもらえて、アドバイスに説得力があること
・科学的、合理的な奏法をアドバイスしてもらえること
・音大でも教えられてるだけあって、指摘が本当に的確だと思えること

師の導き次第で、モチベーションは随分と違ってくるなあと思う。

=====
このところよく練習している曲
・バルトーク/ルーマニア民族舞曲
・ショパン/エチュード1番
・ショパン/英雄ポロネーズ
・ギロック/ソナチネ
・ブラームス/ワルツ
・ショパン/エチュード14番
・井波陽子/静かな午後

いろいろ同時並行で進めているのだけど、同時並行のいいところは、どれかが不調でも、どれかは前進が感じられて、救われること。
バイオリンとの掛け持ちも、同じですね。
ピアノが不調でも、バイオリンが好調だったり、またその逆だったりで。

何か、1つでも、進歩が感じられると、気分的に、随分救われる。
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ジゼル

2015年11月14日 | バレエ
久しぶりにバレエ鑑賞する。
控え目に表現しても、かなり良かった。
終演後も、もっと、もっと見ていたかったなあ・・・。

ソロも、息のあったデュエットも、舞台に織り成される群舞も好き。
ダンサーの皆さんの立居振る舞いが、本当に優雅で・・・。

陽気な田舎の第1幕、可憐な空色の衣装のジゼル。
神秘的な亡霊たちの第2幕、夜の森の中、妖しく空中に浮かびあがって、動いていく様子が、印象的だった。(照明もよく考えられている)
妖精の白の群舞も、見応えがあるなあ。
そうそう、チェロとクラリネットとハープの三重奏も、美しかった。

本当はチャイコフスキーの王道がいいな!と思いつつ、ちょっと妥協したジゼルだったのだけど、
期待を、ものすごく良い方向に裏切られて、素晴らしかった。
1幕と2幕が対照的で、中身が濃いのかな?

本編とは全く関係ないけれど、カーテンコールのあいさつの後、ヒロインの後ずさりが仕草が、とてもチャーミング。
妖精たちに踊り殺される死に方というのは、悪くないかもしれない???
後で知ったけれど、ここのバレエ団は、真央ちゃんが在籍していたんですね。


(写真は越智インターナショナルバレエのページから頂きました。)


越智インターナショナルバレエ、セントラル愛知交響楽団
@愛知芸術文化劇場 
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◎ドッペルコンチェルト(2nd)卒業

2015年11月06日 | ヴァイオリン
もともとは楽器練習記録のブログなのに、このところバイオリンのこと、書けてなかったなあ・・・。

この日は、鈴木教本4巻の最後の曲、ドッペルコンチェルト1楽章(2nd)が、合格。
2年前にやった1stパートのレッスンの経験もあり、何より、とても好きな曲なので、スピード合格だった。

9月の1ヶ月は、先生の産休で休みだったけれど、10月からは、レッスン再開。
ほんとうに、よく教えて頂ける先生なので、
無事、出産されて、再び、レッスンが受けられるようになって、
ほんとうに、よかったと思う。

バイオリンを習い始めて5年。
最初の頃は、ひょっとしたら、ぐんぐん上達できるかも?と思ったりもしていたけれど、
やはり、そんなに甘くはなかったと思う。
とは言え、5年前を思えば、隔世の感がある。
はるばるきぬる旅をしぞ思ふで、ここまで、よくぞ、やってきたなあと思う。

レッスンの最後で先生と合奏して、たまたま、落ちずに、最後まで通ったので、記念にアップします。
ほんとうに、まだまだで、不安定なところが多いけれど・・・。
でも、将来のこと、例えば5年先を考えると、とても楽しみ。

バイオリンを始める前の最終目標曲と思っていた曲に、こうして、手が届くようになってきて、
感慨無量なところはありますね。

バッハ 2つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV1043 第1楽章


自分の演奏はともかく、先生のバイオリンはとても好きですね。
折り目正しく、豊かで決然としたところが好き。

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秋の音楽会

2015年11月01日 | ライブ&コンサート
今年も、お気に入りのピアノ弾き語りの井波陽子さんと、アコーディオンのマルカートさんの秋の音楽会へ。
ここ数年、この時期、必ず、足を運んでいるイベントです。

やっぱり、行って良かった。
好きな音楽を生で楽しめて、ほんとうに、ありがたいと思う。

静かな決意を秘めた「夜明け」
静謐で、コトリ木さんとの美しいハーモニーが綾なす「ゴンドラ」
大洋を水しぶきを上げて快走する「ノルマンディー」
天使の夢が降りてくる「手紙」・・・。

縦横無尽なピアノに乗って、翼ある音楽!なのだ。
井波さんのホームグラウンドだからかな? 絶好調なMCも楽しかった。



はるばる北海道からやってこられたマルカートさんは、人懐こい満面の笑顔で、
パリの街角や、ほのぼのとした北海道の空の感じも、好き。

そして何より、今回一番の収穫は、ついに、井波さんの曲の楽譜が発売となったこと。
「静かな午後」
もちろん、持って帰る。
早速、弾いてみる。
これから何かが始まる予感を湛えている。
大好きな音楽を、自ら奏でるのは、やっぱり、いいものだ。



このところ、最後の締めは、手紙ですね。
この曲を始めて聴いた時の感動は昔と変わらず。
「魂を持つ言葉を拾い集め・・・、花束に・・・。」
なんていい曲なんだろう!



@くしたろう@高槻
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