みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

秋の音楽会

2012年09月30日 | ライブ&コンサート
9月某日
嵐をおして、お気に入りの井波さんとマルカートのライブを聴きに行く。

北海道から来てもらえたマルカートさん
そのアコーディオンは、時にせつなく、時にユーモラス。
北海道の広い空と、アコーディオンと、お茶目なマルカートさんの人柄が、一つになって、やわらかな音の世界が繰り広げられるのだった。
マルカートさんは、ほんと、北海道が大好きなんだなあと思う。
あと、マルカートさん独特の歌唱は、伸び縮み自在のアコーディオンの音の形と、見事に調和している!

一方、気風のいい浪花娘の井波さん
やはり、潔く、清々しい感じが、とても好きなのだ。
何より、オリジナル曲のコード進行、うつろいゆく音のグラーデーションが、たまらなくいいと、改めて思う。
「手紙」は名曲中の名曲で、世界中に広まってもいいぐらいに名曲で、なんで、こんなに、綺麗な色合いの音楽が生まれたんだろう?と思う。
敢えて表現すれば、青と黄金の不思議なグラデーション???
「ダンス」も、なんて楽しいんだろう。パーカッション田中良太氏との息もバッチリ合って、惚れ惚れする。
このところ勉強が好きになったのも、実に、井波さんの「一人暮らし」の影響が大なようにも思う。
保育園の歌の先生をされながら、ますます実り豊かになっていく井波さんだ。

ほんとうに、唯一無二の音楽の世界を切り拓く、お二人だと思う。

@KUSHITARO@摂津富田
=====
(番外編)
しかし、その後・・・、
帰りの道中は、悪い予感が的中して、新幹線が立ち往生してしまう。
普段は30分ちょっとの京都~名古屋間が、3時間もかかってしまう。
・・・。

でも、そのおかげか?家に戻る頃には、嵐も去って、雲の間からは名月が顔を覗かせていた。
街も清められた感じ。
いい休日だった。


マルカートさん
http://www3.plala.or.jp/marcato_/Site/F6497239-33E1-4BF8-B791-B913F0DD5706.html

井波陽子ウェブサイト・クオレライフ
http://cuorelife.net/

手紙

魂を持つ言葉を拾い集めて・・・。
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要性格改善?

2012年09月27日 | ヴァイオリン
この日の夜は、バイオリンのレッスンだった。
練習しても、煮詰まってて、どうにもこうにも感じが出ないときは、
レッスンでの指摘がけっこう楽しみ。
今回もなかなかに有意義だった。

独学では、恐らく100年もがいても気付けないことを、指摘してもらえて、スッス~と前進できるので、
レッスンって、ありがたい!と改めて思う。

あと、いい演奏にするための秘訣って、人生訓にも通じるような・・・。

・流れに身を任せ、惰性で弾くのではなく、敢えて止めることで、折り目正しく、キリッとしてくる。
・生真面目にカッチリ弾くだけではなく、敢えて緩めてやることで、生き生きとしてくる。
・しっかり弾くところは、しっかり弾くことで、遊びの部分が生きてくる。

うまく楽器を奏でることは、人生を豊かに生きることにも通じるなあと、心密かに得心する。

「人生こそが最高の芸術ではないか」に賛成でもあるし。
http://www.hiroshitasaka.jp/cgi-bin/tayori_files/fw_tayori.cgi?200

演奏には、奏者の性格が色濃く反映されると思うので、
楽器の精進は、自分の性格を直すことにも、通じる?
バイオリンを精進すれば、いいオトコに変身できるかも?
(↑そらみみ君は相変わらず、お目出度い奴だなあ・・・。)
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コキアがやってきた。

2012年09月25日 | 花・植物
花を探しに、園芸店に行く。
そうしたら、彼女のふわふわ・もくもくぶりが一目で気に入って、早速連れて帰った。

残念ながら余命、数ヶ月の命のようだけれども、
最期は紅に染まって、逝くらしい。
そして、たくさんの食べられる種を残して。

いまは、柔らかなライムグリーンだけど、どんな風に染まっていくかな?
花壇が楽しみになってきた今日この頃。

コキア(別名ホウキギ、ほうき草)
http://yasashi.info/ko_00014.htm

コキア集 ←癒されます! いつか、コキアたちに逢いに行きたい。
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基礎練で気をつけたいこと

2012年09月23日 | ヴァイオリン
9月某日、レッスン。
発表会後も有意義なレッスンが続いている。
曲は、ベートーベンのト調のメヌエットが合格。
このメヌエットは、小さな曲だけれども、技術的にはいろんな要素が入っていて、優雅、かつ楽しい。
やっぱり、名曲だなあと思う。(秋の発表会の一番の候補曲だなあ)
おしまいに、先生と二重奏もできて、ご褒美をもらえた感じ。

次、ポッケリーニのメヌエットに進む。
スズキメソッド2巻のラストまで来た!
この2年間のバイオリンは、自分の人生で、唯一の快進撃のように思う。
(実際はどうか分からないけれど・・・、)
40すぎても、こういうことは起きるんだな・・・。

基礎練の日頃気をつけたいポイントをメモっときます。

=====
<ロングトーン音階練習>
音階練習は、兎にも角にも正しい音程!を取ることに、気が取られがちだけれども、他にも気をつけるべき点はいろいろある。

◎左手は、先読みして、準備可能な場合は、弾いている最中に、次の音を準備する。
◎移弦直後の音、頭がかすれがち。しっかり鳴らす。
◎弓の元と先をしっかり。
(弓の中央は、誰でもいい音が出る。)
 弓の元と先でもいい音が出れば、豊かさや重厚感が表現できる。
◎音程が定まるようにする練習のヒント
 音程が安定しないところは、行ったり来たり(テープの逆回しの要領で)を繰り返すことで、 手に、正しい音程のフォームを覚え込ませる。
=====
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あなたへ

2012年09月17日 | 映画
9月某日。映画に行った。
「あなたへ」を観に行った。
高倉健の背中を見ておこうと思って。

不自然な展開で、よく分からない点もあったのだけど、
邦画らしい淡々とした展開で、自分としては、好きな映画だったなあ。

登場人物は、皆、配偶者を失った境遇。
過去に囚われず、前を見て、自分の時間を大切にして、生きてゆこうというメッセージが込められていたと思う。
「季節はずれの風鈴は寂しい」のだ。秋が来たら風鈴はしまわないと。

そして、高倉健のように、歳を重ねても、
偉ぶることなく、謙虚に、生きてゆきたいなあと、改めて思う。
虚心坦懐に。

そうそう、あと田中裕子も良かったなあ。

あなたへ
http://www.anatae.jp/

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気になったこと
・薄香(うすか・うすこう)
・井手洋子
・旅と放浪の違いは?
・星めぐりの歌 -宮沢賢治×MICHIYO HONDA-

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このみちや
いくたりゆきし
われはけふゆく
(山頭火)
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3年生の抱負

2012年09月15日 | ヴァイオリン
ノルマにしていたバイオリンレッスン記も、投稿しなくなってしまい、久しいけれど、
後々、振り返った時のために、この夏のバイオリンの様子を残しておくとします。

発表会後のレッスン曲は、ベートーベンのト長調メヌエット。
初心者用の定番曲ですね。
レッスン前は、まあまあいい曲と思っていたけれど、
先生の模範演奏を目の当たりにした後は、とてもいい曲!と思い一新となる。
まさに目から鱗。
なんて優雅で、活き活きとした曲なんだろう!
さなぎから蝶へに変貌するような認識の劇的な変化は、音楽レッスンの醍醐味???
それ以来、日々、模範演奏に近づけるよう、精進!なのでした。

あとは、ポジション移動と3rdポジションの練習。
ト長調での音階、アルペジオ、ロングロングアゴーを丁寧に、精密にさらう。
雑にならないように、
音程と音作りに細心の注意を払うようにして。

& 遊び弾きで、週末は、この先、取り組むだろうポッケリーニのメヌエットと
そして、ビバルディのイ短調コンチェルトを密かにさらう。
やっぱり、練習から離れて、意中の曲を自由に弾いてる時が、一番楽しい。

この8月にバイオリン歴も丸2年が過ぎ、3年生に突入。
この3曲がそれなりに弾けるようになれば、バイオリン道の一里塚を越した? or 一合目を登り切った?ことになるかのかな?
憧れのドッペルコンチェルトに向けて、3年目も頑張るのだ。
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ハイジとクララ

2012年09月13日 | 雑記
朝、駅に向かう途中、にこやかでカントリー?風なOLが歩いてくる。
と思ったら、同僚かな?青年ビジネスマンが現れて、
「なんだかハイジだよね。」
お二人さん、なんだか、いい雰囲気。

ふむふむ。確かに。
一瞬、心に花が咲く感じ。
ああ、今日は、いい日かもしれない・・・。と思う。

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昼、グーグルでちょっと調べごとをする。
そしたら、トップ画面は、大勢の子供たちとお母さんとピアノの弾く画像で、

何だ?何だ?

何気にクリックすると、そうか!
クララ・シューマンの生誕193周年なんだそうだ。
1と9と3の付く日に、193周年と言うのは、なんとも心憎い!

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夜、家に帰って、夕食を作りながら、ぼんやり一日のことを考えていたら、
「アルプスの少女ハイジ」の偶然に気づく。
「!」
偶然にしては出来過ぎな気がする。

たまたまクララ・シューマンの記念日に、街で「ハイジ」な女性が現れて(←自分では感じなかったけれど・・・)、「ハイジ」という言葉を耳にするなんて!

これは何かの予兆なんだろうか???
「アルプスの少女ハイジ」に、何か鍵が隠されているのか???
或いは、この預言を頼りにして、自分は「アルプス」に旅立つべきなのか???
アルプスの奥深くで、自分は人生の本当の意味を知るのか???

などと、空想世界を彷徨っても、詮なきことなので、
さあてと、勉強するか・・・。


追記
何千年か後、人類の叡智が進歩して、素数出現の法則性が分かる頃、このような偶然の発生についても、何らかの知見が得られるに違いない。

長生きしたいなあ。


http://www.tym.ed.jp/sc337/course/kadai15/matome/sosu.htm


追記2
「クララ(Clara)」は、キリスト教の聖人で、「明るい」「光」の意味があるとのこと。
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