みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

先生に再会

2007年12月28日 | 近況
本日は、仕事納めで15時に業務終了。
帰りに、伏見のヤマハに寄り、楽譜を物色。
ああでもない、こうでもないと楽譜選びに難儀していると、「そらみみさん!」と声を掛けられる。以前習っていた先生だった。数年前、一念発起してレッスンを再開した時にお世話になった先生。

当時は、まだブロードバンドが普及してなくて、ネットでピアノ仲間と交流することもなかった時代。そんな中、ピアノのうまく軌道に乗せて頂いた恩義のある先生だ。数年ぶりの再会ということ自体が嬉しく、ピアノを続けていることを素直に喜んで頂けたことも嬉しい。再会の神に感謝!

その後、難航していた楽譜選びも、うまく進んだ。先日注文したバーバーのアダージョの楽譜、はるばる海を渡ってやって来てくれた!も一緒に連れて帰り、明日から9連休は(仕事の方、ごめんなさい!)、ほとんど予定もないので、ピアノと共に冬篭りとなりそう。

ぽつぽつとピアノと共に冬篭り
(そらみみ)
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いいペースを掴むこと

2007年12月27日 | 近況
あれよあれよという間に年の瀬。明日は仕事納め。
ああ、なんとか、ここまでやって来たなぁと思う。
今年は夏までは、かなり、きつかった。きつかった分、感慨も深いんだろう。
新春早々、怪我をしてピアノが弾けなくなり、ノロウイルスやら風邪に祟られ、付き合っていた人に去られ、仕事はプロジェクトが炎上、3ヶ月間休みなく、終電か徹夜でヘロヘロになって働かされ、かなり参った。仕事を辞めようとさへ思った。
でも、その後は回復。仕事も落ち着いて、いいペースが掴めてきた感じ。

そのいいペース、具体的には、こんなふう。
・本・・・ブログではあんまり報告しなかったけど、2週間に1~2冊ペースで読書が進み、読書の秋でした。川上弘美、小川洋子、小池昌代、瀬尾まいこさん・・・。けっこう読んだ。女流作家の描く細やかな情感の世界、肌に合うみたい。
・走・・・週に2回、3キロを走る。きっかり走った。おかげで、ベルトの穴はそのままに、2~3Kg体重増加。足腰の贅肉が落ちて筋肉がついた。ひどい腰痛に襲われることもなく、山に行っても、筋肉痛に見舞われなくなった。ここ10年で足腰の状態はBest。よくやった。

・山・・・走ったおかげで、毎月、山に行けた!

・歯・・・少し前、あまりに歯が汚れてきたので、歯医者に検診に行く。「汚れてるわりに、歯磨きは、しっかりできている」と先生に不思議がられつつ、褒められた。歯医者で褒められたは、生まれて初めてのことだったし、歯磨きも今のペースを維持すれば、この先、美味しいものがたくさん食べられる!と言うお墨付きを頂いたわけで、すこぶる嬉しかった。

いい習慣こそは、人生を快適にする鍵。このペースを守って、進んでいけば、大丈夫なんだよ!と感じられることは、心の健康にも、とても良いのだと思う。
来年は、いいペースを、もっと増やしていくべし。
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忘年会~ソナタ

2007年12月26日 | ピアノ
職場の忘年会で急に質問コーナーが始まる。

Aさん「趣味は?」
そらみみ「山登りとピアノかな・・・」
Aさん「ピアノはソナタはやりました?」
そらみみ「・・・・」

ピアノの進み具合の尺度としては、普通は「バイエル」とか「ツェルニー何番」などが、一般的。でも「ソナタ」ってあまり耳にしない。
一口にソナタと言っても、ソナチネアルバムについてる易しめの「ソナタ」から、果ては、ショパンのソナタや、熱情ソナタのようなFランクまで、いろいろだよな・・・。
と書いてて、あっ、そうだ。「ソナチネアルバム」の次に「ソナタアルバム」があるんだなぁと、気づいた。よかった。悩みつつ「ソナタはやってないです」と答えたのは正解だった。

Aさん「好きな曲は?」
そらみみ「・・・・」

これも悩みますね。好きな曲は、いろいろあるとは言え、固有名詞を出したところで、きっと伝わらないだろう。また、自分レベルで、モーツァルトやショパンの名を持ち出すのは、おこがましいし・・・。

と言うことで、趣味の話をするのも、なかなか大変・・・。途中、何年か、ブランクの時期があるとはいえ、30年近くピアノを弾いているのに、自信が持てないんですね。ピアノって、つくづく難しい趣味だ。まあ、個人的に弾いてて楽しいから、よしとするか。

(素朴な疑問1)
ソナタアルバムって、いったい誰が選曲したんだろう?世界共通なんだろうか?or 日本だけのローカルルールなんだろうか?

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●レッスン リベルタンゴ5回目

2007年12月22日 | ピアノレッスン
寒い。今日は生憎の天気。凍えてしまって、指が動きにくい中、今年最後のレッスンだった。

・チェルニー40-33(6連符による右手音階練習)
×。合格を意識することで、却って、ミスが多発してしまった。合格したかったのだけど、年越しになってしまった。
家では普通に弾けているところが、先生の前だと急に弾けなくなる。困りものだ。曲違いで、毎回、同じ失敗をしてるなぁ・・・。スピードアップしても、ミスなく弾けるように頑張る。左右3度ずれの下降音階が苦手だなぁ。

・ピアソラ(山本京子編曲)「リベルタンゴ」
5回目。今日も完奏できず、つっかえてしまった。
素早くグリッサンドした後、頭の音、バシッと入れるのは難しい。クライマックスも、もっとアクセント効かせて、武骨にしてやろう。
模範演奏CDに近いテンポで弾いているはずだけど、先生は、もっと高速テンポをお望みで、う~ん、これ以上は・・・。

自分は終盤戦、曲の仕上げ段階の練習が、かなり苦手。8合目から先、必死に登ろうとしても、足元が崩れて、全然、高度が上がらない感じ。練習すればするほど、崩れて不安定になってゆく気がする。
はてさて、どうしたものかな・・・。
仕上げ工程の必勝マニュアルはないものかな?(ただし、熟成作戦を除いて)

リベルタンゴを練習しつつ、実は次の曲も譜読みも開始。
次は、ギロック「スターライト・ワルツ」に行こう。
ピアノ仲間の素敵な演奏で知って以来、いつかは!と思ってたけれど、新年を迎えるにも相応しい明るい曲。星降る夜、生き生きとしてて愛らしい女の子が一夜のダンスパーティに!といった感じの曲。
1週間前から始めたのだけど、けっこう感じを出すのが難しく(そりゃそうだ。おじさんだし・・・。)
最初の1ページぐらい、ようやく曲に命が宿って、頬っぺに赤味が差してきた感じ。練習してると、華やいだ気分になる。いい曲だなぁ。
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「夜は短し歩けよ乙女」は愉快

2007年12月20日 | 
夜は短し歩けよ乙女」、読了。
かなり愉快でした。
京都の街を舞台に、暴走癖のあるロマンチックエンジン搭載の男子学生と、筋金入りボ~とした黒髪乙女との物語。学園物ラブコメディー?とでも言うのでしょうか?

奇想天外で珍事の百貨店的ストーリーにかなり首を傾げながらも、いろんな故事麗句?がもじり倒された文章は、ここまでいくと、まさしく至芸の域と言うべきか・・・。
文章で味わうコミックという感じでありました。とにかく面白い。

『人をまつ身はつらいもの
 またれてあるはなほつらし
 されどまたれもまちもせず
 ひとりある身はなんとせう。』
 (竹久夢二)

に我が身を重ね、しんみりしつつ、

『古池や俺が飛び込む水の音』

のような阿呆な俳句?に頑張って笑いをこらえ、約2週間、楽しい電車通勤となりました。読後感も、すこぶるよろし。

恋に身を焦がす若者たちよ、「人事を尽くして天命を待つ」の人事とは、かくありなん。であるぞよ。改めて言うまでもなく、純粋に誰かを恋い慕うというのものは、よいものであるなぁ。
兎にも角にも、あ~、楽しかった。

追伸)
著者の森見登美彦氏の作品群、「モリミ」ワールドと呼ばれるんですね。
どうでもいいことだけど、我が愛する「ミモリ」さんと言語学?的に親戚関係である点、見逃すわけにはまいりませんね。
と思いつつ、久しぶりに遊佐さんのページを見たら・・・

しっ、しまった!

せっかくファンクラブに入っているのに、CafeMimoのチケットを取り忘れておるではないか・・・。遊佐ファンの風上にも置けない奴。
ん~、仕方ない、一般枠で3/8(土)の金沢かな?

夜は短し歩けよ乙女
森見 登美彦
角川書店

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ピアノ練習会~むむむ・・・。

2007年12月15日 | ピアノ
今日は自分が主催するピアノの練習会。
会場は、大口町のほほえみプラザ(この辺)。半年ぶりのスタインウェイ・フルコン、やっぱり、いい。ゴージャスで煌いていて、それでいて繊細。艶のある素晴らしい音。気持ちいい。

なんだけど、むむむ・・・。自分の曲は課題も多くて・・・。相変わらずの緊張真っ白症は本当に困ったものだ・・・。

集まって頂いた4名の方も、いろんな曲を披露して頂いて、持ち寄った曲について、あれこれ話しつつ、和やかで楽しい時間でした。弾いてみたい曲リストにも何曲か追加。お昼を頂いたペペサーレのランチもとても充実してて、大満足。

今回のセットリスト。
1.メリカント「ゆるやかなワルツ」
2.マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」
3.モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」(吉松隆編曲)
4.カッチーニ「アヴェ・マリア」(H.M.編曲)
5.ピアソラ「リベルタンゴ」(山本京子編曲)

また次回、緊張真っ白症と戦うべく、半年後 or 発表会前の予行練習で3月くらいかな?に、やろうと思ってますので、興味のある方は、声を掛けて下さい。

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晩秋、鳩吹山

2007年12月12日 | 
この日曜日の朝、近くの鳩吹山(はとぶきやま)へ。この辺
木曽川沿いに、人知れず紅葉のきれいなところがあると聞きつけたので。


さすがに紅葉の盛りは過ぎてたけど、まだ待っててくれてた木も少し。ありがとう。


ふるさとの山はやさしや落ち葉までも
(そらみみ)

↑ん~。まぁいいや、とりあえずは真似る。形から入るということで・・・。

紅葉狩りだけで帰るのは、山の神さまに申し訳ないので、鳩吹山に登ることにする。
300m足らずの山なので、軽いハイキングの感覚。
馬ノ背コースを上がり、カタクリコースを下る。
馬ノ背コースは途中、なかなかに高度感のある岩があって、面白い。


景勝?日本ラインの絶好の展望地。ん~、舟、来ないな・・・。

2時間たらずの、山歩き。
鳩吹山はコースも豊富で、面白い岩場コースがあったりで、地元民に親しまれてる山ですね。
今年の歩き納めかな?

我ながら、今年は紅葉狩り、欲張った気がする。
さあ、ブログ書いてる場合じゃなくて、ピアノの練習!練習!
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海外の楽譜を取り寄せる

2007年12月11日 | ピアノ
たまには、ピアノのお役立ち情報。
ここの楽譜オンラインショップ、di-arezzoは、とても豊富ですね。

今まで弾きたいなぁと思っていたピアノ編曲譜を、2曲、両方とも、ここで発見して、とても嬉しかった。このサイト、かなり充実してそう。

ちなみに見つけて嬉しかった曲は
・ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」の作曲者によるピアノ編曲版熊本マリさんが弾いてるのを聴いて、弾きたかったのだ。
・サミュエル・バーバー「弦楽のためのアダージョ」のピアノ編曲版榊原大氏が弾いてるのを聴いて、弾きたかったのだ。
(両方とも、とても暗くて、練習して鬱になりませんように・・・。)

ただし、ここで注文すると、海を越えての取り寄せになるので、配送料がけっこうかかる。そこで、このサイトで、必要な楽譜情報をコピっておいて、ここ、ヤマハの問い合わせページに、書き込んでおけば、間違いなく、本体料金だけで、取り寄せることができる。
敷居の高い海外の出版社の楽譜も、サクサク取り寄せられそう。とても便利。嬉しい。
随分、久しぶりにネット使いこなし術が、1ランクアップしたかな?
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倶留尊山(くろそやま)へ

2007年12月09日 | 
「クロソ」、ネーミングからして、気になる山でした。
とても険しく、邪悪なイメージすら、感じられる。昔、山友達から「クロソは凄い山だぞ。ビジョビジョ・ドボドボになって、凄い難儀する。険しいことこの上なし」と聞いたことがあり、それ以来、ずっと行ってみたかった。あと、すすきで有名な曽爾(そに)高原もすぐ近くと知り、俄然、登行意欲を刺激される。

で、先週、行ってきました。冬が来る前に。この辺。登山道を普通に歩く分には、ぜんぜん普通でした。ハイキング+αぐらい。でも、アクシデントに見舞われて、苦い思い出の残る山旅となりました。


西浦峠に向かう登山道は、今だかつて見たことがない、美しい杉林。
薄暗く。とても静かで、堂々とした杉の木が整然と並ぶ。時折、杉の木のきしむ音?寄り添いあった木がこすれる音?か分からないのだけど、奇妙な怪音が響く。手入れの行き届いた杉林が見事。ここは元、美杉村(みすぎむら)。なるほどなあ。


杉林の習作その2
西浦峠まで、杉林は途切れることなく続く。いったい、この杉の木をどうやって、切り出し、運び出すんだろう?


杉林の習作その3


あれっ?杉の木には、年輪がない・・・。


三ッ岩からの倶留尊山
三ッ岩は倶留尊山を望む最高のロケーション。
東面は切れ落ちた急斜面、西面はなだらかで、一見傾いてそう。
紅葉の頃は、さぞかしきれいだったと思う。
すっかり葉を落とした姿は、ダークグレイのふかふか毛皮の熊みたい。


ほら、まっすぐでしょ。


三ッ岩からの池の平
ふかふかの杉林の奥に、池の平はがのんびり。


光あれ


倶留尊山、山頂にて。
君の名は?花みづきを思わせる葉っぱだけど。


倶留尊山、山頂にて。
のんびり佇むご夫婦?


曽爾高原のすすき
一面、すすきが広がっていて、ちょっと例のない光景でした。
曽爾高原は関西では、けっこう有名な観光地のようです。
左端で、お兄さん、ぼおっとすすき野を眺めておられます。


遊歩道が痛々しいような、地上絵のような?


みどり座の怪人、現る!


東海自然歩道の苔むした石畳
大抵の人は、硬い石よりも、やわらかい落ち葉を選んで歩きます。
石よりも土や落ち葉の方が、足に優しいから。


池の平は、のんびり秋に染まっておりました。

今回は課題の多い山旅だったなあ・・・。

1.道に迷って、手を負傷
三ッ岩で、道に迷って、無理して前進したら、凄い急斜面で、あやうく落ちそうになった。木の根をつかんでセーフだったけど、左手がダメージを受けてしまう。車のギアチェンジが痛い。とほほ・・・。でも不思議と、ピアノ弾く時は痛くなくて、人体の構造って不思議。(今は、もう完治)

2.登山口発見も迷う
カーナビもない中で、あまり有名じゃない山の登山口に行き着くのは、けっこう大変ですね・・・。

おしまい。
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●レッスン リベルタンゴ4回目

2007年12月08日 | ピアノレッスン
昼下がり、レッスンに行く。
今日は、暖かくて上着なしOK。午前中、天気が良かったのに、寝坊してしまって、もったいない。

・チェルニー40-33(6連符による右手音階練習)
×。まぁ一発合格は無理だよな。音階は苦手なのです。回転した後、3と4の指、どっちだったけ?と迷ってばっかり。覚えにくい。
指摘事項は、強弱、diminendをしっかり守って、スピードアップ。親指をまたいだ後の、スラーが切れるのを注意。ぐらいでした。

・ピアソラ(山本京子編曲)「リベルタンゴ」
4回目。ぐんぐん弾けるようになってきてる。といっても、まだつっかえるけど。
気づいたら、グリッサンドのせいで、爪の中、ゴマ粒状の内出血してた。下降グリッサンドは親指でやるのは諦めて、中指で。
あとは、アクロバチックなところを、繰り返してさらって打率を向上させること。八合目から先、どこまで完成度を高められるかが、常に課題なのです。
とは言いつつも、クラシックと違って、堅苦しいこともなく、自分の思うにまかせて弾けるので、気が楽ですね。

ピアノの会が来週に迫り、そこで披露しようと思ってる曲(昔弾いた曲)も少しずつ、さらいつつの一週間でした。眠くてサボった日もあったけど、1日30分は練習できたかな。淡々と日々が過ぎていく。
コメント (8)
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