みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

休暇小屋でしばし休憩

2006年05月28日 | 音楽
昨晩は遊佐未森のライブだった。
文字通り、楽しい休暇小屋だった。
アルペジオや潮騒の音や、素敵なものがたくさん詰まった休暇小屋だった。
明るいポップの曲、素直に心癒される静かな歌声、たどたどさと妖しさが不思議に同居した不思議なささやき声があったり、ズンズン押せ押せのハードなナンバーまで、まさに充実。

シンプルなピアノ弾き語りも好きだけど、今回のようなバンドバージョンの遊佐未森もやっぱりいいなぁと思う。後半、ハードなナンバーの押せ押せで盛り上がるは、バンドバージョンならではだ。
このところずっと不安な仕事に追い立てられているからか?いつも以上に、歌声が沁みこんでくるように感じる。
アンコールの最後の歌が、休暇小屋のアルバムでも、特に好きな1曲で、遊佐さんは、これからも、いろんないい歌を紡ぎ出してくれるんだろうなという確かな予感が広がる。
遊佐さんの生の歌声で聴く新ルバム「休暇小屋」の曲は、まだ聴いてから2週間ぐらいだけど、どの曲も親しみやすく、もう何年も前から聴いているような不思議な錯覚があるなぁ。

あと、ピアノが活躍する曲が、どんどん増えているのも、ピアノ好きとしては、なかなかに嬉しい。楽譜集が出ないかな?
それと、会場のダイヤモンドホール、後ろの席はまだ余裕があって、満席でないのが、ファンとしては、残念で心配。この先名古屋公演が無くなってしまいませんように。

今回、ファンクラブに入っているのに、チケットを買いそびれて、一般でチケットを購入。ミキサーの近くの10列目ぐらいの後ろの席だった。そのせいかボーカルと声のバランスがとても良く感じられた。前列だと、遊佐さんはよく見えても、音のバランスが今一だったりすることもあるから、少し、塞翁が馬。

とにかく楽しい一時だった。

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オフィス

2006年05月25日 | PC
相変わらず、仕事に追われている。午前様が2週間続いている・・・。
最悪、自宅で仕事だなぁ・・・。

少し前のWordだと、ファイルが開けなかったり、編集内容が消えたり挙動不審・・・。WordとExcelの新しいのが欲しい。

それで、たまたま、アマゾンを見ていたら、特別優待アップグレードのOffice Personalがあったから、即、購入。(マイクロソフト社のページはここ

今月いっぱいまでのようで、お見逃しなく。
ただし、古いオフィスを持ってる必要はあるのだけど・・・。
値の張るWordとExcelがこの値段なら、安いと思った。

ほんとうは、マイクロソフト社にお金を払いたくない気持ちもあったからOpen officeでしのげるかな?と思って、試してみたけれど、Wordのレイアウト崩れは、実用に耐えなかったので、断念。

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花のワルツに魅了され

2006年05月21日 | バレエ
バレエを観た。
ロシアバレエフェスティバル'06という催しで、「国立ロシアバレエモスクワ」(一行40人)と地元のバレエ団とのジョイントの公演。小さい子供の踊りもほほえましいのだけど、一流のバレリーナの踊りは、やっぱり凄いなぁ。魅了されてしまう。

一番印象に残ったのは、くるみ割り人形の「花のワルツ」だろうか。命を吹き込まれた花弁がやわらかく舞っていた。大好きになった。
同じく、くるみ割り人形のグラン・パ・ド・ドゥも観られて満足。この曲は、やっぱりピアノでも弾きたい・・・。「白鳥の湖」の4羽の白鳥の踊りも、実際、目で見るのは初めてで、きびきびと見事に動きが揃っていて、気持ちいい。猛烈に高く跳ぶダンサーがいて、会場はどよめき(彼の名は?)、「海賊」のお決まり?のグルグルで会場は沸く。

フィナーレの全員登場で思ったのは、色とりどりのきれいな衣装の中で、圧倒的に映えるのは「真紅」と「黒」か。

あと、今回、双眼鏡を持っていったのは正解で、踊り手の表情まで、よく見える。皆さん素敵な表情をされてる。S席の後の方の席だったけど、8倍の倍率で、ダンサーが一人ちょうど収まるぐらい。ホームセンターで手に入れた1000円ちょっとの双眼鏡だけど、大活躍。

ただ、一つだけ不満が・・・。音が・・・。電気の音は、突き刺さる。電気じゃないオーケストラの音で、バレエを楽しみたいなぁ。

この催し、全国、いろんなところを回るんですね。

(バレエの記事は1年ぶりだなぁ・・・。)

in ロシアバレエフェスティバル'06 江南市民文化会館
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いそがしく・・・。

2006年05月20日 | 近況
連休明けから、猛烈に仕事が忙しい・・・。
オブジェクト指向という怪物に苦しめられて、今週も日付が回ってから帰宅する日が続く。昨日にいたっては、事故で終電が止ってしまい、家に着いたら深夜2時近く。

4時間、5時間と残業する生活は、恐れていた事態だったけど、また、そういう生活に戻ってみると、意外と普通にやっていけるものだなぁ・・・。仕事に追われてやってくるのは、忘我の境地で、この感覚は、修行僧のさとりの境地とは、わりと似通っているのではないか?と思ったりもする。

結局、今週、ピアノを弾いたのは、1回で、それもチェルニーを数回弾いただけ。黄信号点灯。

気がつけば、春のお花は姿消し、はつなつのシランが揺れる季節だなぁ・・・。
君は闇の中でも咲いているのかな?
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余花(よか) ~ 花を惜しんで・・・。

2006年05月14日 | 俳句・短歌
余花の宿 吉野に多き物語
(大分市 高柳和弘)

せめてもの余花みる旅でありにけり
(今治市 日野正寛)

ここよりはなだらかとなる余花の尾根
(松江市 佐藤幹雄)

先人が見上げし桜 我も見る
(富士宮市 鍋田和利)

山道の先は落花の中にあり
(小田原市 相田久子)

風の尾のどこまで伸びて花吹雪
(秦野氏 浜岡健次)

吉野山 静かに余花の終りけり
(東村山市 荒木春雪子)

押しあふて又 卯の花の咲きこぼれ
(正岡子規)

散る花のあれば残花のあることを
(汀子)

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
兼題は「余花」(よか)
山奥や北の国で遅れて咲く花とのこと。春の季語だそうだ。いい句が多かった。

・「物語」の句。「物語」の一言でいろんな想像が広がる。上手いと思った。
・「せめてもの」の句。「せめて」は好きな言葉だ。「せめて」の裏に、どんな想いがあるのだろう・・・。
・「ここよりは」の句。山登りが好きなので、このシチュエーションはよく分かる。尾根に出るまでは急な坂。選者の評にもあったように、人生にも置き換えてみることもできる。余花の尾根に出られる日がやって来るんだろうか・・・。
・「山道」の句。これも山が好きだから。素直にいいなぁ。こういう光景。
・「風の尾」の句。花吹雪の流れる先を、風の尾っぽだなんて、上手い比喩だ。
・「吉野山」の句。静かに花の季節が終わる様子。「けり」の言い切りが、すっきりしてて気持いい。
・「押しあふて」の句。花が咲きこぼれる様子を、「押しあふて」とはなかなか表現できない。「又」が意味深。
・「散る花」の句。好き。ついつい散る花にばかり目が行くけど、後に残る花にも思いを馳せよう。

あと、番組の添削コーナーによれば、「爽やか」は秋の季語なんですね。今の季節は「心地よき」を使いましょうとのことだった。何気なく使う言葉にも、いろいろ経緯があるんだなぁ。
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●レッスン アンダルーサへ

2006年05月13日 | ピアノレッスン
今日はレッスン。
連休明けから、猛烈に忙しくなり、深夜帰宅が続く。今日も家で書類を作りつつ、気晴らしにピアノを弾いていた。弾かない日もあったけど、深夜に、15分、30分、ちょびちょび練習。ピアノを練習してる時間は、仕事のことを忘れられる救いの時間だったなぁ。

・ハノン 58番(オクターブ保持練習)
×。オクターブを保持しながら、中の指で打鍵する練習。後半がハノンとしては例外的に、少し曲のようになっていて、覚えないと弾けなくて・・・。もう1回。先生に、疲れるから無理しないでね、と言われていたけど、全然疲れない。この動きは得意のようだ。(←そんなに甘くはないよ、そらみみ君。単に、速く弾いてないから、疲れないだけだよ。)

・チェルニー40-29(3度の平行音階練習)
×。強弱がついてなくて、フォルテのところが、フォルテの音が出なくて、もう1回。×でも、平行音階は、先回よりも見違えるように揃ってひけるようになって、嬉しい。速いパッセージを逞しい音でゴリゴリ弾けるように。

・グラナドス「アンダルーサ」(スペイン舞曲集より)
最後まで弾いた。初めて持っていったにしては、緊張せずに弾けた・・・。もちろん、つまづきながらだけど。単純な譜読み間違いを指摘されて、あとは自由に弾いてね、という感じで・・・。(先生、もっと、教えて欲しいな。)

アンダルーサはここのグラナドスのところで聞けます。ここの演奏と、熊本マリさんの演奏が手本です。

この曲、練習してて、気持ちよすぎ。スペインの荒野を一人さすらい歩く気分。日本に居ながらにして、スペインの旅なのだ。後半のAndanteはムリーリョの教会の鐘の音が聞こえてくるよう・・・。
あと、スペインと言えば、ロドリーゴのアランフェス協奏曲もいつか弾きたい。

写真は「すずらん・みどり御殿」
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春過ぎて

2006年05月11日 | 俳句・短歌
春過ぎて透き通りゆく二人かな
(そらみみ)

たんぽぽの綿毛?綿帽子?、日々少しずつ、透明になってゆく。
いつか、最後の綿毛が空に飛び出すのを見届けてみたいと思う。
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カビ対策?

2006年05月09日 | 雑記
連休明け初日。
いつもと違う気分で、新鮮な気分で仕事に向う。
連休後半5連休のリフレッシュ効果だなぁ。

しかし、暑い。仕事場でもエアコンが入る。
それで、やられた。
カビ臭いエアコンの風に。
ここ最近覚えの無い、かなり本格的な頭痛。
まずいなぁと思いつつ、会社を出て、30分くらいしたら自然に治る。
自分の嗅覚は、わりとすぐ順応して、においを感じなくなる傾向にあるのだけど、何時間もして、慣れなかったカビ臭は相当なものだったんだろう。

カビに汚染されたエアコンに立ち向かうために、マスクが有効かな?と思った。
インフルエンザの季節ではないので、店頭には花粉症用のマスクばかりだ。
果たして、花粉症用のマスクはカビに効果があるのだろうか?
 ・花粉は20~30ミクロン
 ・カビの胞子は3~6ミクロン
オーダーが一つ違う・・・。

今度、実験しよう。
(実験しなくていい、清浄な空気の下で仕事がしたい)

(写真は白糸草(しらいとそう)
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遊佐未森さん、いろいろ

2006年05月05日 | 音楽
大好きなアーティスト、遊佐未森さんについて。
自分は、ファンクラブ(ソラミミ倶楽部)の会員なので、たまには販促活動を。

ここの「地球にリスペクト!」で、遊佐さんのインタビュー記事が読めます。
環境という切り口でのインタビューですが、改めて、遊佐さんの温かい音楽の背景には、自然との触れ合い、調和があるんだなぁと思う。最近、花の写真を撮るのが面白いのも、遊佐さんの音楽の影響なのかな?四十路を迎えているなんて、ちょっと信じられない。可愛らしい方。

あと、ここのインターネットラジオ「RADIO RED HOT」で、いつでも遊佐さんのインタビューが聞けますね。のんびり、のほほんとした人柄が伝わってくる。
もうすぐ5/10に、新アルバム「休暇小屋」の楽曲も、一部聴ける。このアルバムのピアノは全て、遊佐さんが自分で弾かれてるんだ・・・。

5月末より、コンサートツアーで、これも楽しみ、楽しみ。

昨年のコンサートツアーのDVD「ボンボニエール」も、これは注文しないと・・・。

World is your oyster.

(写真は、馬酔木の葉、「手裏剣あせび」)
(連休後半、ちょっと花の撮影に出掛けます)
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●レッスン スケルツォ2番の11回目

2006年05月04日 | ピアノレッスン
昨日はレッスン。とても気持のよい天気だった。

・ハノン 57番(オクターブによる分散アルペジオ練習)
○。今回は#系の調。ボロボロに音を外してしまうけれど、よく弾き込んであるねと褒められた。そういう褒め方もあるんだなぁ・・・。
先回は少しは脱力が得とくできたかな?と喜んでいたが、今回はかなり疲れて、まだ道は遠そう。音を外さないように注意すればするほど、力が入って疲れる。脱力云々の前に、まず練習して動きを覚えるべし!か?

・チェルニー40-29(3度の平行音階練習)
×。初回だから、まだゆっくりでしか弾けなかった。3度の平行音階は、高い音域で、ついつい音がばらけ気味。「譜面どおりに何回も弾くよりは、リズム変奏で弾くほうが効果があるから、頑張ってね。」この曲、#4つのホ長調だけど、ホ長調の右手・下降音階は、ターンの後の指が3番なのか4番なのか?迷ってしまい覚えにくい・・・。

・ショパン「スケルツォ2番」
最後まで弾いた。途中止まりかけたけど、なんとか最後まで行き着いた。
 ・第2主題の左手の音量↓
 ・中間部、タン・タラ・ラララランの「ララララン」の3連符が潰れ気味。
 ・中間部のはじめの部分のテンポ感
 ・コーダは、もっと熱く激して!
もう半年以上、この曲をやっていて、煮詰まっている感じ。部分部分、弾けないところ、正確性に欠けるところ、課題は盛りだくさん。部分部分の練習は継続するとして、次回は別の曲をもってゆくことにする。

その他。発表会のギロックのシャンペン・トッカータ(4人8手連弾)は1台目のセカンドにパート変更。相方の女の子が小さくて客席から見えなくなる、というのがパート変更の理由。その女の子は、小中高大とずっと同じ学校だった30年来のつきあいの旧友の姪御さん。変な縁だなぁ。

(写真は、おだまき飛行隊)
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