みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

晩秋の鎌ガ岳

2011年11月26日 | 
この日は、鈴鹿の鎌ガ岳に登る。
珍しくソロではなくて、仲の良い仲間と登る。

秋晴れで、空はひろびろ。
心も広々。
山頂でも、2時間ほど、のんびりする。
ソロだと、せっかく登った山頂も、さっさと引き上げてしまうことが多いけど・・・。
気の合う仲間との山も楽しいものだ。

登りもゆっくり、下りもゆっくりで、2時間、2時間。
暑くもなく、寒くもなく、
自然の中で、身体を動かすのは気持ちがいい。


紅葉は少なめだったけど・・・。




雲母峰
「きららみね」と読む。
そらみみ:「女の子の名前にいいね。」
友人:「でも、ちょっと、大きすぎる名前だなあ。」

雲母峰は、後で調べたら標高888メートル。
なんて、縁起のいい!


山頂は花崗岩。
奥は鎌尾根。


アルペンムードがいいのだ。


岳峠(だけとうげ)へ。


鎌ガ岳は、鈴鹿山脈随一の鋭峰で、けっこう急斜面だったりする。

いい山だった。

コメント (4)
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カルテット

2011年11月13日 | ライブ&コンサート
先生の先生が演奏されるとのことで、弦楽四重奏を聴きに行く。

予想していたよりも、ずっと良くて、とても感激する。
難しいところは分からないけれど、
弦の芸術の豊かさ、崇高さ、奥深さのようなものに触れた感じ。

特に、フーガにやられた。
打ちのめされた。
美しい音のつぶてに貫かれまくって、呆然。
息を飲む素晴らしさだった。

今まで、弦楽四重奏は難しそうで、近づきがたいイメージがあったけれど、
こんなに面白いんだなあと、認識を新たにする。
ハイドン、モーツァルト、ベートーベン
メロディーは馴染みやすいし、1楽章は皆、ソナタ形式だから、意外と分かりいい。
ピアノと違って、弦は自由自在に表情豊かに、表現できるわけで・・・。

バイオリンを始めて1年。
この1年で、けっこう登ったと思う。多分、2~300メートルの小高い丘ぐらいには。(←本当かな???)
遠くのアルプスの山並みも少し見えて来た。
まだ、雪を頂いた険しい峰は遙かに遠いけど、
登れば登るほど、また、いろんな風景が見えてくるには違いなく、
見えなかった遠くの山も現れてくるだろう。

バイオリンの練習、がんばろ。

しかし、疲れたなあ・・・。
気が高ぶってしまったから、今夜は眠れないかも・・・。

=====
岡山潔弦楽四重奏団
ハイドン/弦楽四重奏曲 ヘ短調Op.20-5 Hob.Ⅲ-35
モーツァルト/弦楽四重奏曲 ニ短調 K.173
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.18-6

岡山潔(ヴァイオリン)
服部芳子(ヴァイオリン)
佐々木亮(ヴィオラ)
河野文昭(チェロ)

@宗次ホール
=====

前日、300メートルの山からの夕焼け空もなかなかでした。
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◎バイオリンレッスン バイオリン・マジック・・・。

2011年11月04日 | ヴァイオリン
この日はバイオリンレッスンでした。

<基礎練習(セブシックOp1-1)>
◎No.1:浮かないように、しっかり圧をかけて、確かな音で。一応、今回でNo.1は終了。
◎ト長調音階(タン・タタ・タタタタ・・・のリズム変奏):指摘なし。
◎ト長調3度練習:指摘なし。

<カイザーvol.1>
・10と11(スラー、スタッカート混合)の変奏:だらしない感じにならないように。
しっかり止めるスタッカートで。ゆっくりでいいから。

<曲(スズキメソッドVol.2)>
「3.ウェーバー / 狩人の合唱」
今回、1回目。毅然としたスタッカート、一瞬止めて、置いて。太い音で。

「4.ロングロングアゴー」
次回はこれも。
1巻で出てきたロングロングアゴーの変奏バージョン。
もともと面白くなさそうな曲のイメージがある曲だけれど、先生の模範演奏に間近で触れると、装い新たに、生き生きとした表情豊かな曲に生まれ変わる。
見違えるというか・・・。
ピアノでは、どんな名ピアニストが弾いても、こうは行かないと思うけど、改めてバイオリンマジックだなあと思う。
もとい。
変奏部のD線開放弦は短めで。

=====
12/10(土)にピアノ会開催が決定。
それに向けて、「加羽沢美濃/想い出の風景」や、以前弾いたリュリのガボット、ゴセックのガボットもさらう。
ピアノ会なのにピアノを弾く時間が・・・。
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秋の音楽会

2011年11月03日 | ライブ&コンサート
この日は、楽しみにしていた井波さんとマルカートさんの秋の音楽会へ。

ピアノ弾き語りの井波さん
爽やかで、透き通って、張りのある歌声。
相変らず真っ直ぐに進んでる感じ。
それにしても、なんという気っ風の良さ。
「ハハハハッ」の笑い声も堂に入ってて・・・。

アコーディオン弾き語りのマルカートさん
のびやか、まろやかな歌声。
アコーディオンのせい?とてもお茶目で、
北海道の土地柄のせい?素朴な感じで、すてきな方だ。
なんという幸せそうな歌い姿!

いい音楽会だった。
普段は忘れてる幸せの具体的な形を見たような・・・。
寿命が伸びたような・・・。

特に印象的だったのは、
井波さんのMCの話、「お客様は共鳴板」、
そして、感極まっての井波さんのうれし涙。

この日歌われた宮本亜門訳の「わたしのお気に入り」の歌詞がとてもいいので、紹介します。
バラの花びらに転がるしずく
ちっちゃな子猫のピンとしたおひげ
あたたかい手袋に茶色の包み
それが私の好きなもの

丘を走るミルク色の子馬
できたてのリンゴパイ アップルシュトゥルーデル
クリームいっぱいのウインナコーヒー
それが私の好きなもの

まつげに落ちてきた雪のかけら
白いドレスにサテンのリボン
春に溶けていく白銀の世界
それが私の好きなもの

犬にかまれて はちに刺されて 泣きたくなっても
好きなものを思い出せば 嫌な気分とはグッバイ
(宮本亜門)



@Cafe Make @大阪 芦原橋
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