みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

新しい家族

2011年08月27日 | ヴァイオリン
私事ですが、本日、バイオリンを購入。
今日は下見で買うつもりはなかったけれど、ほとんど衝動買いで購入してしまう。

お店で試奏するも、始めて1年の自分の力量では、正直、まだバイオリンの価値はよく分からない・・・。
ほとんどの楽器は、正直、値段に見合う差はないように感じられる。
そんな中で決め手になったのは、音の深み、厚み、豊かな倍音、弾いてみて、ああ、心地いいなあ!という感触。
(ピアノの選定と近いですね)

もちろん手頃な値段ということも大きく(ピアノの何分の一かな・・・。)、
一台物のオールドのバイオリンは、これを逃したら、しばらく出会えないかも・・・の思いも過ぎり、即決。
もっと迷って決めるはずだったのに・・・。

今夜のレッスンで、少し先生に弾いて頂いて、明るい音色でよく鳴る楽器ですね!とのこと。
よかった!

彼の出生は明らかではないけれども、1920~30年代のフランスのどこかの工房の楽器だそうな。
確かに傷も多いなあ・・・。

幾多の遍歴を経て、そらみみ家に来たるか・・・。
一人、家族が増えた気分。
大切にしよう。

それにしても、いろんな旋律をバイオリンで歌うのは、なんて心地いいんだろう!
ついつい時間を忘れて、弾き続けてしまうのが困りものだな・・・。
道を踏み外さないようにせねば・・・。
コメント (4)
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◎バイオリンレッスン 楽しき農夫・ゴセックのガボットへ

2011年08月19日 | ヴァイオリン
発表会後、しばらく休んでいたのだけど(持病の左手小指の痛みのため)、数日前から、ぼちぼち再開。
休んでいたのは2週間ぐらいだったけど、音階などは、自分でも酷いなあと思うレベルに後戻りしてしまっていた・・・。あ~あ・・・。

<基礎練習(スズキメソッドVol.1、セブシックOp1-1)>
◎ト長調音階(リズム変奏):
 ・弓の先のUP・・・音が弱まらないように
 ・弓の先のDOWN・・・音が強まらないように
◎ト長調3度練習:1番(人差し指)の音程がどうしても上ずりがち!

<曲(スズキメソッドVol.1)>
「9.楽しき農夫」
その昔、バイエル(黄色本)の後ろに載ってて、盛んに弾いていた有名な曲です。
◎。弾き直して一発合格。よかったみたい。
ドラレドシソレシのところ、頭が混乱して、弾きにくい、かなり躓いたけれど・・・。
・アウフタクトと1拍目・・・芯のある音で
・メゾフォルテ部・・・音量は少なくても、フォルテ部と同じ雰囲気で(柔らかくならない)

「10.ゴセックのガヴォット」
その昔、「タイガーボードは火に強い」のCMに使われていた有名な曲です。
スズキメソッドVol.1の最後を飾る難曲です。
・スタッカート部・・・跳ばして弾く
・20小節目・・・16分音符、左手は指板を叩く感じ
・25小節目・・・移弦の次の音、弓は少なめに使う
・26小節目・・・4分音符のスタッカートなので、2小節目と同じ音価で。
・最終小節・・・ピチカートする位置、指板に入った所で。その方が、いい音で弾ける!

=====
先日の発表会で上手だった小2の女の子、
始めてまだ2年半なのに、ビバルディのコンチェルトを弾いていた彼女、
バイオリニストを目指して、1日の練習時間を1時間から3時間に増やすのだそうだ。
ん~、やっぱりそのくらい練習してるんだなあ・・・。
手が丈夫だったら、時間があったら、自分も果敢に挑戦するのに・・・。
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さよならテレビ

2011年08月16日 | 
まだテレビがないのだ。
半年前の引越しの頃、テレビボードを用意し、本体もいろいろ物色はしたのだけど、
発表会前で見る時間がないなあ・・・と思っているうちに、
エコポイントも終わってしまい、
終わった直後に買うのも悔しいし、
そんなこんなしてるうちに、節電万歳!の世の中になってしまい、
テレビがないのは、節電に大いに貢献しているなあ!などと感心してるうちに、
買う機会を逃してしまい、まあ、無くてもいっか・・・ということに・・・。

仕方がないので、ラジオを聴くことが多くなった。
それで、いい番組を発見。
NHK第1の土曜日8:05~8:45のラジオ文芸館。
http://www.nhk.or.jp/bungei/

用事のある日もあって、いつも聴くわけではないけれど、
朗読で読まれる作品は、どれも胸にじ~んと来る秀作揃い。
読むよりも、音になって聞くことで、より情景が鮮やかに浮かび上がり、言葉が生きてくる。
胸に焼き付くというか・・・。

最近印象深かったのは、
・重松清「いらかの波」
・角田光代「不幸の種」

何かを手放して空きを作ることが肝要。
そうすれば、きっと何かが訪れる。

リビング (中公文庫)
クリエーター情報なし
中央公論新社


さがしもの (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社


(写真はしばらく、妙高山シリーズとなります。)
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妙高山、辛かったけど・・・

2011年08月09日 | 
この日は妙高山へ登山する。
妙高山は、標高2454メートル。新潟県の山。
期待に反して、とにかく暑かった。
風が無く、午前中はかなりの日差しがある。
朝7時から夕方4時まで、汗でビショビショにりながら歩いた。
修行僧のように・・・。
(実際、歩いてる時は、無心になってる時が多く、修行に近いかも・・・。)

今回、燕温泉からの周遊ルートを辿ったけど、復路の新燕道は、ところどころ、かなりの悪路。
(ぬかるみ、飛び出した木の根、岩・・・。ペースが上がらない・・・。)
花も少なかったっけ・・・。

しかし!

山頂では、11時頃と遅い時間だったけど、ガスに飲み込まれることなく、隣の火打や焼山は姿を見せてくれたし、
水切れで、喉がカラカラになってた時、黄金清水の湧き水は、それこそ五臓六腑に染み渡る、素晴らしい美味しさだったし、
コースの最後、黄金の湯(無料の露天風呂!)も有り難くてて気持ちよかったし、
その後、食べたオレンジのシャーベットも、大げさだけど、空前絶後の美味しさだったし、(下山した所に、温泉と売店があるのは、ポイント高し!)
と言うことで、辛かったけど、結果よければ全てよし。
いい山旅だった。

帰って、百名山をカウントしたら64座目だった。
毎年2座登れば、還暦で完登か・・・。
出不精の自分には、いい目標になるなあ。
百名山目標の山登りは、悪く言われることもあるけれども、
全国津々浦々の秘湯、秘境も訪ねられるし、普段から健康や体力維持にも気を遣うことになるし、そういうプラスの点は、つべこべ言わず、頂いてしまおうっと。功利主義者なのだ。

先日、深田久弥「日本百名山」を20年ぶりに読み返してみたけれど、超一級の紀行文だなあと感服。山への憧憬、思慕・・・、しきりに頷いてしまう。

こしの中山(名香山)と呼ばれただけあって、妙高山は越後の名山である。越後富士とも称せられる。越後のみならず、私は日本の名山だと思っている。その均整の取れた山容の気品と言い、ドッシリと安定した量感と言い、のびやかな裾野の雄大さと言い、名山としての名に恥じない。
(深田久弥「日本百名山」より)
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涼しい音楽

2011年08月04日 | 音楽
ネットで道草してたら、グラスハープの演奏を見掛ける。
はじめは「グラスハープ」なる固有名詞も知らなかったので、
グラスと水だけで、なんて、凄いパフォーマンスなんだ!と、びっくり。

Amazing Glass Artist

ちょっとモーツァルトのコンチェルトが入ってないかな?
途中、音程がずっこけるところが心憎い。

どのグラスが、どの音か?奏者はどうやって見分けるんだろうか???
黒鍵と白鍵があって、黒鍵が2つと3つにまとまっているピアノは良心的だなあと思う。

そもそも、手でなぞるだけで、なんで、こんなふうに音が鳴るんだ???

SKODA SUPERB GLASS HARP (Škoda Superb Skleněná Harfa)

このチェコの車のCMも、見とれてしまう。
グラスに指をちゃぽん!と入れるところ、あと、
ラストのエンブレムをなぞって、ホヨ~ンとした音が鳴るところ、
上手い!
なんて効果的なアクセントなんだ!
悲しげな曲調もいいし。

Myピアノの故郷はチェコ。
普段、チェコの音と共に生活してわけで、チェコにはとても親近感があるのでした。
勝手に、素朴、質実で、いいものを作る国のイメージ・・・。
コメント (2)
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