みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

美味しいものを食べた時

2007年10月29日 | 食べる
ふう~。なんとか月曜終了。
湯船に浸かりながら、なんとはなしに一日を振り返る。

・お昼のランチの新規開拓の店は、今一だったなぁ・・・。
・今月付けで退職する同僚からの餞別?(の逆)のメイプル・パイは、非常に美味だったなぁ・・・。サクッ、パラッとした繊細な食感、メイプルの香りがいい感じ。同系列のうなぎパイも、このパイに比べると粗野に思えてくるなぁ。マールブランシェ、良いなぁ。

などなど他愛のないことばかり。まったく、食い意地の張ったおっさんである・・・。

そう言えば、少し前に読んだ「卵の緒」のとてもいけてる君子さんの台詞に、こんなのがあったけ。

「すごーくおいしいものを食べた時に、人間は二つのことが頭に浮かぶようにできているの。一つは、ああ、なんておいしいの。生きててよかった。もう一つは、ああ、なんておいしいの。あの人にも食べさせたい。で、ここで食べさせたいと思う人こそ、今自分が一番好きな人なのよ」

自分のように好きな人がわからないようなぼんやり人間には、まったくもって、なるほどである。自分の場合は?ん~、誰なんだろう?あの人かな?などと脈絡なく、思いは巡る。こうやって、ぼんやりできるということ自体、自分は一応は健全なんだろうな、と思ったりもする。

しかしだ、社会人たるもの、食い意地の張ったことばかりでなく、あの仕事は、もっとああやって持ってゆくべきだったなぁとか、あの件は、あのストーリーで進めたほうが良かったとか、ちゃんと一日の仕事の棚卸しをしないとなぁ・・・。

前任者が去り、わからないことばかりの仕事で、これからしばらく綱渡りが続くのだけど、綱、切れませんように!

さぁてと、ピアノ練習しよう。
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●レッスン 「リベルタンゴ」へ

2007年10月27日 | ピアノレッスン
一週間前の土曜はレッスンでした。
所用立て込み、レッスン記、残せていなかったのだけど、このブログは、一応ピアノがメインで、報告をさぼってばかりでは、まずいので、ピアノの状況もメモります。

・モーツァルト(吉松隆編曲)「アヴェ・ヴェルム・コルプス」
先回、報告をしなかったので、今回は2回目。
意外と覚えるのに苦労したけど、終始、厳かに、ゆっくりとした曲調で、つまづかずに弾けるようになった。
後半の盛り上げたい部分の左手、うるさいとの指摘。自分でも、少なからず感じていたけど、やっぱりそうか・・・。(模範演奏の田部さんのものでは、けっこう音量が出てるのにうるさい感じになってなくて、どうしてなのかな???)
もともとの声楽の曲でもあるし、全般的にスラー、音がつながるように、意識して!

・ピアソラ(山本京子編曲)「リベルタンゴ」
やっぱり、むっちゃカッコいい。リベルタンゴ。いろいろ迷ったけど、発表会はこの曲でいこう。
とりあえず今回は、全9ページ中、7ページくらいまで、よたよた躓きながらだけど。ペダルは、要注意。この曲のもつ歯切れのよさを、もやもやしてしまわないように。
練習中、ついついエキサイトして、ヒートアップ、雑になってしまいがちなので、今しばらくは、しんぼうして、ゆっくり丁寧に、丁寧に。


今日は、終日、ピアノ三昧。
思い出し弾き練習に興じておりました。
幻想即興曲~革命~スケ2。
幻想即興曲は、ショパンの中では、比較的弾きやすいというのは頷けますね。
革命、しばらく弾かないうちに、左手がものすごく疲れてしまって、演奏不能。ふう~。
スケ2、数ヶ月ぶりで、かなり忘れてしまっていたけど、けっこう復活してきた。しかし、いつか、バシッと弾ける日はやってくるのだろうか?

そらみみの教訓その1:ゆっくり覚えた曲は、忘れるのもゆっくり

左手小指の怪我はほぼ完治。右手親指の靭帯は、スケ2の大アルペジオで痛みが残ってる。
怪我してから、もうすぐ一年、完治はいつになるんだろうか???
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ボロン

2007年10月26日 | ライブ&コンサート
いいライブに巡り会えると、嗚呼、生きてて良かったなぁと思う。
10/21(日)の夜に出掛けた「鎮守の森のケルトたち」のライブで出会ったボロン、たいへん素晴らしかった。

ボロンの音楽のイメージ、インドだなぁと思った。
森羅万象を包み込んで静かに流れて行くガンジス川。

苦しくとも寂しくとも未来に向かって歩いていく。
静かに、確かな足取りで歩いていく。
次第に希望が沸いていくる。
光が差してくる。
勇気が沸いてくる。

惹き込まれて、身動きできないような感動があった。魂に響いてくる。
そんな音楽体験だった。

世界には、自分の知らない素晴らしいものが、たくさん存在する。
ライブ、できる限り足を運ぼう。


鎮守の森のケルト達 inトライバルアーツ
出演:ボロン 澤田真弓 山田晋吾とマキノリョータ
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恵那山の休日

2007年10月24日 | 
10/21(日)はとても天気が良さそうだったので、近くの恵那山(2191m)に出掛けたのでした。(この辺
自宅の江南から登山口の広河原までは、中央高速を走って1時間半ほど。朝6時に出て、16時に帰宅。(やや慌しかったかな・・・。)
期待の紅葉は今ひとつだったのだけど、(もともと紅葉する木が少ないのか、時期が悪いのか?)、まさしく雲ひとつない青空が広がる中、展望にも恵まれ、快適な山歩きとなったのでした。


笹の葉~音の葉、などと口ずさみたくなる・・・。


南アルプスにも雪が来ていた。右奥は北岳と間ノ岳。


まさおなる空に燃え立つ紅葉かな
(そらみみ)


八ヶ岳~南アルプスのパノラマを愛でつつ登る。
今回辿った広河原ルートは、アプローチも容易、行程も短く、展望にも恵まれた、よいルート。
途中、御岳~乗鞍~穂高連峰~中央アルプス~八ヶ岳~南アルプス~富士山の展望が楽しめて、ご機嫌、ご機嫌。


白樺も多かったなぁ。
登山道はたいへんよく整備されていて登りやすい。


山襞の重なりが好きなのだ。


緑の炎立つ、苔の世界


三週連続の富士山遠望達成であった!(右奥)
左より荒川岳~赤石岳~聖岳~上河内岳のビック4の壁に阻まれ、さすがの富士山も・・・。
自分が足跡を残した山々を眺めるのは感慨深い。


君は誰?万物に美は宿ると思う。


おまけ~山紅葉

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金峰山~瑞牆山の秋

2007年10月20日 | 
今週は業務多忙につき、ブログの更新ままならずでした・・・。
先週末の13,14は、奥秩父は金峰山(きんぷさん、2599m)、瑞牆山(みずかきやま、2230m)に登山。(この辺
まずまず天気にも恵まれて、いい山旅でした。
下山後、かなりひどい筋肉痛に襲われはしたものの、体力的にはけっこう楽ちん。週2回4キロほど走りこんだ効果ありだったと思う。筋肉のしなやかな様子を感じつつ、山道をてくてく歩くのは、とても気持ちいい。10年前に戻った感じ。
紅葉もちょうどいい具合で、写真も楽しく、景色といい、おいしい空気といい、やっぱり山はいい。

花崗岩の巨大な岩塊、快適な稜線歩き、苔蒸した静かな樹林帯、沢沿いの渓谷、と変化に飛んでいて、なるほど、両山とも深田百名山に選ばれるのも頷ける。
今回、途中、ブログ知り合いの樹さんと運よく遭遇できたのも嬉しかった。



登山口から、針のような裏瑞牆の岩塊が気になって・・・。いい感じに光が入ってくれた


登山口付近の廻り目平(まわりめだいら)より。赤、黄、緑、青の彩りは、やっぱりいいなぁ。


登山口からは渓谷沿いいの道。渓谷もまた佳きかな。


一本だけ岩からにょっきり伸びる白樺の枯れ木が不思議。


金峰山山頂にて、静かに夜が明けた。
手前は甲武信岳(こぶしだけ)か?いい名前!
お日様の左手に微妙に幻日、現る。幻日初体験。


金峰山山頂より、朝日岳方面。緑の斜面に、紅葉の木々の斑模様が、絵みたいで、ただただ美しい。


金峰山山頂の五丈岩。奥は南アルプス連峰。その手前は茅ヶ岳(かやがたけ)?岩のてっぺんには上り忘れてしまった・・・。


お約束の富士山。雲海が凄くて、てっぺんだけ。


とても巨大だったはずの五丈だけど、写真をじっと見ていると、ミニチュアのように見えてきて、なんだかガリバー旅行記?


快適な稜線の道を降りてゆく。
展望に恵まれ、富士山、南、中央アルプス、御岳、乗鞍、八ヶ岳、北アルプス、妙高方面、浅間山、日光の山々、奥秩父の連山、ぐるりぐるりと山また山だった。


五丈岩、ビッグ!


このぐらい足が長いといいんだけどね・・・。そらみみ君。


雲間に沈みゆく瑞牆山(みずかきやま)
この後、登るのだけど、ガスの中でした・・・。残念。


苔蒸した山道にて、ハート三姉妹。


岩々の瑞牆山にて。
岩登り中の人、分かりますか?

名古屋から登山口(野辺山高原の奥)までは、JRの中央線、野辺山の高原鉄道、バスを乗り継いで5時間あまり。途中、車窓から眺める清里や野辺山の高原風景も、気持ちよく、「汽車が山道を行くとき~。みずいろの窓によりかかりて~。我一人~。嬉しきことを思はん~」と「旅上」を口ずさみたくなる。
今回、下調べが十分でなくて、温泉に入れなかったこと、ほうとう鍋を食せなかったことは、次回の課題かな。

明日、3週連続の富士山遠望に挑戦?
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乗鞍岳散策その2

2007年10月10日 | 
引き続き、10/7(日)の乗鞍の写真館、開催いたしまする。


肩の小屋~乗鞍岳稜線の曲線美、優美なり。



木曽の御嶽山が顔を出してる。
「拙者を忘れてもらっては困るぜよ。」


山頂での鳥居、端正な造形美。
彼方に、加賀の白山が浮かんでいた。


左から、甲斐駒~北岳~間ノ岳~農鳥
北岳の左肩に富士山がちらり、お分かりですか?
富士山が見えると、嬉しいだなぁ。これが。


天高く、空も高く、雲も高く


あわれ、チングルマの夢のあと。
初夏の頃、チングルマの群落、さぞかし見事だろうな・・・。



万年雪では、スキーヤー達が歓声をあげておりますぞ。


ナナカマドの実も、とてもきれいだね~。


彩り鮮やか


紫と緑のしみじみとした彩り、すこぶる、いい感じ。


君の名は?
そういえば、天然ベリーも、美味しかったんだ。


君の名は?
たしか・・・。しろ・・・。う~ん。


静かな岩小屋


ここ、カップルが多かったなぁ。皆さま、お幸せに。


下山後、ほうのき平のコスモス園、パラグライダー、のんびりこ。
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秋の乗鞍岳散策

2007年10月08日 | 
やっぱり、山はいいなあ。
昨日、乗鞍岳へ登山と言うかハイキングに出かけたのです。
天気に恵まれ、紅葉の感じもよくて、再び、山は良いなぁと感じいっておりました。

いろいろ綴りたいことはあるのですが、まずは、写真を数点、アップします。

2700mの畳平までバスが通じ、ここ愛知県江南からだと高速を走れば2時間半でホウノキ平のバス乗り場に着いてしまう。乗鞍は本当にとても行きやすいアルプスですね。

山は、紅葉の秋山が一番のお勧めのように思いますね。


緑のハイマツに赤のナナカマドが映えるのです。


空の青がうまく出てないけれど、青・赤・黄・・・。鮮やかな色彩美。

トップの写真は、槍、穂高連峰。前景の斜面、紅葉の盛りでした。
自分が辿った山々を眺めるのは感慨深いのです。

(以下、後日追記)
コースタイム
5:00 江南発
7:30 ほうのき平バス停着
8:00 ほうのき平バス停発
8:45 畳平
9:30 肩の小屋
10:15~11:00 山頂
11:35 肩の小屋
12:10~12:30 肩の小屋口
13:20~13:50 位ヶ原手前にて
14:30 肩の小屋口
15:45 畳平(途中大黒岳により道)
16:45 ほうのき平バス停

メモ
畳平と乗鞍山頂間は、団体登山やらで、ごった返していて、山道もいたるところで渋滞。本来の山の楽しみは味わえない。この間は、山のお決まりの「こんにちは」の挨拶もなし・・・。
畳平と乗鞍山頂の往復だけだと、紅葉もそれほど楽しめない。
一歩、位ヶ原方面に道草をすると、アルプスの趣、紅葉、楽しめて、お勧めですね。(2~3時間+αです)
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忙しくなってきた・・・。

2007年10月06日 | 近況
10月に入り、職場が変わり、またしても忙しくなってしまいました。
歳のせいか、帰宅が11時を過ぎると、ブログの更新をする気力が沸かず、
寝てしまう毎日でした。

10/1(月)夜、名古屋ブルーノートで瀬木貴将さんのライブ。
もちろんお目当ては、ゲストの遊佐未森さん。
感想を書こうと思いつつ、書けずじまいですね・・・。
個人的には、座った席(ピアノの右手後方)の関係で、遊佐さんとの接近距離の自己ベストを更新!が嬉しかったかな・・・。


10/2(火)昔、携わったシステムのトラブルで、急に呼び出されて終電。疲れた~。

10/3(水)~5(金)打ち合わせにつぐ打ち合せで、システムがなかなか頭に入らんなぁ・・・。どうするべ???

10/6(土)本日、久しぶりにピアノのレッスン
モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」(吉松隆編曲)
痛めた左手小指なしの指使いで、弾けるようになってきたので、みてもらう。課題はフィンガーベダルなのです。

そんな一週間。
いろいろブログに綴っておきたいこと、あるのだけど、記事にできるかな???
明日は、天気良さそうなので、3000mの紅葉狩りに、行ってこようっと。
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