みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

Life is like a piano.

2016年06月27日 | 言葉のトリビア
ぼちぼちと、NHKの英語のプログラムも聴いているのですが、
なかなかに興味深い、例文と言うか、箴言に出会ったので、ご紹介。

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人生はピアノのようだ。
何を得るかは、どう演奏するかによる。
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Life is like a piano. What you get out of it depends on how you play.
(Tom Lehrer)
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大賛成。
練習を続けて、深く、豊かに奏でられれば、喜びも、いっそう、深く、豊かになる。
自分の場合、いい師を得られたことも大きいのだけど・・・。
ちなみに、トム・レーラーはアメリカの数学者・ミュージシャンとのこと。

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人生は自転車に乗っているようなものだ。
バランスをとるには動き続けなければならない。
(アインシュタイン)
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Life is like riding a bicycle.
To keep your balance, you must keep moving.
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これも、大賛成。
この事実に気付くのが、もっと早ければ・・・。
早くに、この言葉を知っていたらなあ・・・。

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ちなみに、Life is like a piano.で検索してたら、こんなのも出てきた。
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Life is like a piano. the white keys represent happiness and the black show sadness.
But as you go through life's journey, remember that the black keys also create music.
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我が意を得たり。
黒鍵と言うよりも、長調と短調で同じことを、常々感じていたので。

http://www.musicnotes.com/blog/2014/09/23/piano-quotes/
http://philosiblog.com/2013/04/09/life-is-like-a-piano-what-you-get-out-of-it-depends-on-how-you-play-it/
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小岩井農場から

2015年01月24日 | 言葉のトリビア
時々、す~と、胸に沁み込むような詩に出会うことがある。
新聞の文化欄に載っていた、宮沢賢治「小岩井農場」の一節

=====
もうけつしてさびしくはない
なんべんさびしくないと云ったところで
またさびしくなるのはきまつてゐる
けれどもこれでいいのだ
すべてさびしさと悲傷とを焚いて
ひとは透明な軌道をすすむ
=====

「すべてさびしさと悲傷とを焚いて ひとは透明な軌道をすすむ」が
特に印象に残る。
さびしさと悲しみを燃やして、明日を照らすのだ。
銀河鉄道も、透明な軌道を走ったのだろうか?

省みて、自分。
このところ、忙しくて切羽詰まった日々をなんとか乗り切るだけで精一杯な感じで、さびしさを感じる余裕もない。。。
これでいいのか?
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カルミナとカルメン

2013年06月17日 | 言葉のトリビア
カルミナ四重奏団を聴いて以来、「カルミナ」の意味が気になっていたのですが、
調べてみたら、ちょっと興味深い発見があったので、メモっておきます。

「カルミナ」はラテン語で「歌」の複数形なんですね。

ちなみに単数形は「カルメン」。

ふむむ・・・。
まさか、カルミナとカルメンが兄弟の言葉だったとは・・・。
そう言われてみると、カルメンの劇的な音楽との共通点があるような???
(ただの思い込みだろうけど・・・。)

言葉って、面白いですね。
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なるべく「省略」にしよう

2011年07月21日 | 言葉のトリビア
言葉のトリビア、その2。

仕事の打合せで資料をはしょって説明する時、
「ここは割愛します。」
などとやることが多いのだけど・・・、

改めて思う。
「割愛」って、なんと縁起の悪い言葉であることか!
それこそ呪いがかかってしまいそう・・・。

辞書によれば、
「惜しいと思うものを、思いっきって捨てたり、手放したりすること」
「愛着の気持ちを断ち切ること。恩愛や煩悩を捨て去ること」
なのだそうだ・・・。

そのくらいの辛い気持ちがある時だけ、使うようにしよう。
「割愛」でなくて「省略」で言い換えられる時は「省略」で。

この心がけで、我が運勢、好転するといいのだけど・・・。


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発表会の秘密

2011年07月20日 | 言葉のトリビア
突然、発表会の秘密に気付いた。

happy you会、あなたを幸せにする会なのだ。
(yが1つ足りないけれど・・・。)

今週末の発表会、うまく行くかな・・・。
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諳んじる

2011年02月24日 | 言葉のトリビア
本を読んでいたら、「諳」の字に出会う。
言葉が"音"になると書いて、そらんじる。
覚えて、諳んじられるようになるための鍵は、「音」だと言うこと。
なんとも興味深い!

古の我らが先人たちの知恵が、一字に凝縮されている。
改めて、字は先人たちの叡智の賜物なのだ、と思う。
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神話の世界の調和

2010年03月28日 | 言葉のトリビア
前々回、ハルモニオデオンの記事を書いたのだけど、"おばあちゃん"ではない方の、「ハルモニ」の続きです。

「ハルモニ」のハーモニーは、ギリシャ神話の女神「ハルモニア」に由来するんですね。
それで、ハルモニアのことが気になって、調べてみると・・・。

ハルモニアはアフロディテ(ビーナス)の娘にして「調和(harmony:ハーモニー)」の象徴・・・。
でも、温和な人柄とは裏腹に、とても波乱に満ちた人生?だったんですね。

http://www.h6.dion.ne.jp/~em-em/page326.html

最後は、夫、カドモスの蛇に変えられてしまう運命に従い、自らも、蛇になることを選ぶ。"愛し合う夫婦の強い絆を描いた美しいエピソード"とのこと。

この話を知って、一層、「調和」の言葉に深みが出てくるような・・・。

そして、調和を語る上で忘れられないのが、KOKIAの「調和」で、こちらは、また違った調和の姿。
長調でも短調でも、その行き着くところは一つかもしれない?と思ったり・・・。

この曲、魅入られて、異界に連れ去れるような怖さがあります・・・。神がかり的と言うか・・・。
(聴き過ぎると蛇に変身させられてしまうかも!)


rurekuteshieka wokitonakayada onirokokonoshi wata tai tsuwazadekazushi teshisokunamae tahatookumeshihi nirimonoko

この森にひしめく音は絶え間なくそして静かで、ざわついた私の心に穏やかに返してくれる。


pearl~The Best Collection~
KOKIA,Glenn Frey,Don Henley,澤近泰輔,中西亮輔,妹尾武,華原大輔,塩入俊哉,五十嵐“IGAO”淳一,林有三,KOKIAn’s
ビクターエンタテインメント

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おばあちゃんの音楽堂~ハルモニオデオン

2010年03月25日 | 言葉のトリビア
その1.ハルモニ
ある本(在日朝鮮人家族が出てくる本)を読んでいたら、「ハルモニ」という言葉が目に留まりました。
ハルモニ?
自分の語彙にはない言葉です。
早速、調べてみたら、朝鮮の言葉で「おばあちゃん」の意味なんですね・・・。

遊佐未森さんファンとしては、もちろん「ハルモニオデオン」のアルバムが頭にあり、不思議な偶然だなあ!と思うのでした。

もちろんハルモニは、調和(harmony:ハーモニー)に縁があるわけで、調和の象徴でもある朝鮮のおばあちゃんたちは、幸いなり!

国境・民族を越えての同音異義(homonymy:ホモニム)、ただの偶然なのか?根っこのところでは、両者を繋ぐ何かがあるのか?興味深い・・・。
(harmonyとhomonymyが近いのも興味深い・・・。)

その2:オデオン
と思っていたら、昨日、お客さんに案内されたランチのお店が「オデオン」でした。
なんという偶然!

「オデオン」はフランス語で「古代ギリシャ・ローマの音楽堂」とのこと。

なるほど。「ハルモニオデオン」には「おばあちゃんの音楽堂」の掛詞もあるんですね・・・。

ハルモニオデオンが世に出て20年。
この20年間、音沙汰がなかったのに、ここ数日で、両方の言葉に縁のある出来事が続いて、びっくり!
ハルモニオデオンに秘められた謎、20年の歳月を経て、解き明かされると言うか・・・。

~ハルモニオデオンより~
どうか心の中を静かにしてお聴き下さい。
メロディーは遺伝子を伝って旅をする生命体です。
きっと皆さんの心の中に在るメロディーです。

Youtubeにハルモニオデオンがありました!
樹々の優しさあふれる、とてもハーモニーな曲♪ですね。

ハルモニオデオン

Sony Music Direct

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(追記)
アマゾンを見ていたら、このアルバムの発売日が1989年10月8日となっていて、自分の誕生日であることに気づきました。(もちろん年は違いますが)
偶然とは言え、何という、運命の心憎い演出か!と思わずにはいられません。
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長音符の省略

2010年01月13日 | 言葉のトリビア
仕事してたら、
「長音符の省略について」
というタイトルのメールが同僚から送られてきました。

音符? 長音符? 短音符? ???
 
なんで音楽のメールなんだろう???
彼、ピアノでも始めたんだろうか???

それで、よく読むと、「ファイアーウォール」vs「ファイアウォール」で表記はどっちが正しいか?の話でした。
ITの世界に身を置いているのに、恥ずかしいことに、よく分かってなくて・・・。少し前、同僚とどっちなんだろうね?って話してたのでした。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E9%9F%B3%E7%AC%A6

このWikiの中の、下の方、
> 工学分野での長音符の省略
> JIS規格において原語(英語)の語尾の長音符号を省く場合の原則
のあたりに、長音符省略ルールが書かれてます。
横棒(ー)のことを「長音符」と呼ぶんですね。
結局、このJIS規格によれば、「ファイアウォール」が適切とのことです。
(こんなところまでJIS規格があるとは・・・。恐るべしJIS規格!新発見です。)

仕事上は、迷ったら、短い方に、簡潔・シンプル側に倒す、ということはセオリーなのですが、言葉についても、あてはまるのか・・・。
賢くなった!

「音符」と言われて、てっきり音楽のことかな?と早とちりした自分は、まだまだ修行が足りません。
結局、音楽の話ではなくて、期待されてた方、ごめんなさい(笑)
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な言葉

2010年01月09日 | 言葉のトリビア
これ、面白いなと思った。
最近、ブログやメールで目にした、こんな表現
 「音楽なひとの生活」
 「雪景色なお正月」
流行ってるのかな?
文法としてはNGな気がする。(NGのような気がする)
でも、許せる。
違和感はあるけれど、少し粋な感じ。
音楽で表すなら、少し不協和音、ジャス?

「的」を入れると固くなるし、面倒くさいから省いたんだろうか?
若者言葉、女性言葉?
まあ、いっか。
言葉も生き物、文法も柔らかくと言うことで・・・。
こういう柔らかい言葉使いが許される若い人たち、女性たちが羨ましい・・・。

新聞社でも使われているわけで、そらみみの勝手な勘違いかもしれません。

(写真)人間国宝:前 史雄「黄昏る」(沈金だそうです・・・。)(仕事の雑誌より)
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