みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

エオリンハープの暗譜かなう。。

2011年10月30日 | ピアノレッスン
レッスンを止めて以来、ピアノの記事は書いていなかったけれど、
バイオリンの傍らで、細々と弾いてはいるのでした。

古傷の左手小指をかばう必要があり、右手だけのエチュードが中心を細々と・・・。
今まで途方もない時間をピアノにかけてしまい、さび付かせるのはあまりにもったいないし、
せっかくのグランドピアノを弾かないのも、あまりにもったいないし。

このたび、3ヶ月ほどの時間をかけて、ようやくエオリアンハープの暗譜がかなう。
左手小指を全部、薬指に替えた指使いだけど・・・。
譜面を見て弾くことは、不可能なので、始めから暗譜することにした。
再挑戦だったけど、けっこう時間かかったなあ・・・。
それにしても、このうっとりする夢のような音楽を、我が手で奏でる喜びの大きいこと!
さあ、どこまでテンポアップできるかな???

エチュードの1,2番は、もう最初に取り組んでから、何年になるか知らないけれど、日々、弾いていると、「これは自己ベスト更新だ!」と感じるテイクが、たまにやってくる。
バイオリンに比べると、進み具合は、あまりに牛歩すぎるのだけど・・・。
弾き方のコツを教えてくれる先生につけば、もっと早く進むのかな?と思いつつ、左手が不自由な状況では、なかなかレッスン再開も果たせないなあ・・・。

調律してすっきりしたホフマンに惚れ直し、ピアノももっと弾きたいと思う。
ハンサムなホフマン。愛い奴!

エオリアン・ハープ♪ イングリット・フジコ・ヘミング より


表情豊かで、素晴らしい演奏!
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整える

2011年10月29日 | 近況
ホフマンの調律をする。
設置から半年とちょっと過ぎて、だいぶん狂ってきてたホフマンだったが、
歪みが取れて、すっきり整って、気持ちよくなる。
ピアノ、弾きたくなるなあ・・・。

整えると言えば、サッカー日本代表長谷部選手の「心を整える」
文章は、誠実な感じで好感が持てる。
この本で紹介されてた「朝起きたら、すぐベッドメーキングする」は、早速取り入れてみた。
なかなか有益!
少し、生活が気持ちよくなる。

できることからコツコツと。

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
クリエーター情報なし
幻冬舎


どうでもいいけれど、
魚クリスマス・・・。
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力量が試される

2011年10月28日 | 近況
日曜のお昼、ケータイが鳴り、急に職場に呼び出される。
システム障害勃発!
午後の予定はすべてキャンセルして(←別に、たいした予定もないけれど)、オフィスに直行。
終電まで、復旧にあたるも、結局、回復できず、翌日サービスダウンすることに・・・。
残念・・・。

なんとかトラブルが収束したと思ったら、木曜日、また別のシステム障害が勃発!
今度は何だ?
サポートセンターに確認すると、どうもディスクがおかしいらしく、このままでは、いつ完全に駄目になるか分からないとのこと。
いつ爆発するか分からない爆弾が仕掛けられているようなものではないか!
上からは、今度は「絶対にサービスを止めてはならぬ!」との厳命があり、夜を徹しての作業となる。
夜中の3時、データセンターで挙動異常のディスクを交換し、無事復旧。
翌朝の始業時、システムが何事もなく動いているのを見届け、ほっと一安心。
しかし、その後、別の顧客のずらせないタスクがあって、金曜の18時まで、ぶっ続け仕事することに・・・。
32時間連続の仕事は、久しぶりで、疲れた・・・。
人間って、ほんとうに睡眠が足りなくなると、瞬間的に意識が遠のいて、眠りそうになってしまうんですね・・・。

平時は怖くてできないことも、非常時には手段を選ばずとなるので、ものすごくいい勉強になったなあ!

あと、こういう非常時にこそ、その人の力量が試されると思う。
動転することなく落ちついて事に当たっていたチームのT氏、頼もしかった。
自分も、頼もしい男になりたいのだが・・・。
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アルペジオーネの秋

2011年10月26日 | 音楽
秋にはチェロの音色が似合う。
チェロと言えば、シューベルトのアルペジオーネ・ソナタ。(←すごい、勝手だけど・・・。)
アルペジオーネは、別名ギター・チェロとも呼ばれる、失われた楽器。
だからこそ、郷愁を誘うのかな?
秋に聴くアルペジオーネ・ソナタは、胸に響く。

アルペジオーネは、6弦でフレットあり。調弦はギターと同じ。ギターを縦置きにして、弓で弾く感じですね・・・。
http://arpeggione.web.fc2.com/

調性も、秋っぽいイ短調!
http://erato.uvt.nl/files/imglnks/usimg/f/f6/IMSLP16600-SchubertD821_Arpeggione_Sonata.pdf

Andreas Brantelid plays Schubert Arpeggione


ミッシャ・マイスキーのものはお気に入りです。
セレナーデ~マイスキー/シューベルト名曲集
クリエーター情報なし
ポリドール


バイオリンとギターのもよく聴いているのでした。
ん~、この先、順調に上達したら、10年後ぐらいに、弾けるようにならないかな・・・。
シューベルト・フォー・トゥー
クリエーター情報なし
ユニバーサル ミュージック クラシック


そらみみの野望・・・。
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心のよすがを持つ

2011年10月20日 | 雑記
日経の夕刊、読んでたら、素敵な文章に出会う。
これは、いい!
と言うことで、好きな文章でブログを飾るとしよう。

人は普段は社会に向けた表の顔で生きているが、それとは別のところに自分だけのよりどころをもつことが大事ではないだろうか。それはひそかに思う人の姿であってもいいし、自分が強く心ひかれる一枚の絵でも、一冊の本でもいい。ささいな何かで構わない。
 それは、他人にはわかってもらえないような純度の高いものであるほどいい。そういう何かを心の深いところに持って自分の人生に向き合うとき、人は始めて明日を生きる力を得られる。自分の外に頼れるものがない時代を生き延びるためには、そんな光のようなものをしっかりと持っていく必要があると私は思う。

幸せとは持続するものではなく、流れていく人生のそこかしこに点在するものだ。「あの人があのとき、あんなことを言ってくれた」という記憶の点をつないでできあがる星座のようなものが、幸福というものではないだろうか。
(川上未映子)

バイオリンは、他人にわかってもらえそうだから、よすがとするには今ひとつかな?
胸元から立ち上がる弦の音色は、心の深いところから沸き上がる、それこそ純度の高い喜びがあるのだけど・・・。
それよりは、知る人のほとんどいない○○○は、どうか?
リンドウのほころびかけた蕾なども、よすがに相応しいかも・・・。
仕事や家事、楽器の練習に追われ、わっせわっせとした張り詰めた日常も、それはそれで鈍い光を放ってる気はするし・・・。

皆さんの心の中に、素敵な星座が描かれてゆきますように。
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ピアノと花の華麗なる世界

2011年10月16日 | ライブ&コンサート
招待券を頂いたので、「ピアノと花の華麗なる世界」という催しへ行く。
横山幸雄&假屋崎省吾氏の共演です。

曲は、ショパンの有名所が中心の名曲コンサートで、物足りない感じもする。
横山氏が演奏する隣で假屋崎氏が、花を活けてゆくのだけど、ん~、なんだか、集中できないなあ・・・。

生け花とのコラボレーションという観点では、ブラームス15番ワルツやドリー組曲の子守歌(お二人の連弾)が、より愛らしさが感じられていい感じ。
スケ2や英雄ポロネーズは、今回の生け花からすると、ちょっとチグハグだったような・・・。

しかし、横山幸雄氏のピアノは、まさに王道で、余裕を醸し出して、心憎い・・・。
模範的なショパンで、素晴らしく、いつかこんなふうに弾けたらいいな!と思うけれど(←絶対無理)、
逆に、きれいにまとまって、心に届くものは少なかったような・・・。
心に響く音楽と芸術性の高い音楽は、別物・・・。

假屋崎省吾がピアノを弾くのは知らなかった・・・。
弾き姿は、間違いなく女性そのもの。

改めて、早く、手の傷が癒えて、ピアノも自由に弾けるようになりますように!
愛らしい曲を弾く時は、部屋に花があると、"運気が上がる"かな・・・。

@多治見市民文化会館
=====

帰りにいつもの鳩吹山へ。

今日の夕映えも素晴らしかった。

見飽きぬ青とオレンジのグラデーション


わんわん雲!
名古屋が襲われる!
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◎バイオリンレッスン 狩人の合唱へ

2011年10月14日 | ヴァイオリン
今夜はバイオリンレッスン。
レッスンを少し増やしたくて、先週に引き続きレッスン。
連休は親戚の不幸で九州に行ってたりで、思ったほど、練習時間は取れなかったのだけど・・・。

<基礎練習(セブシックOp1-1)>
◎No.1:今回はなぜだかドの音程に迷う・・・。音程がピタッとはまるとポイントでは、バイオリンが鳴る感覚があるのだそうだ・・・。
◎ト長調音階(タン・タタ・タタタタ・・・のリズム変奏):流れはよくなってきているけれど、しっかり鳴らすように。特に弓の先側の時
◎ト長調3度練習:とっかかりD線ソ→A線シの移弦、つながるように。山が二つにならないように。

<カイザーvol.1>
・6.(16分音符)の変奏:○ 今の段階では良しとのこと。先々の課題としては、指の動きをもっと使えると、なお良くなるとのこと。
・10.(スラー、スタッカート混合)の変奏:弓を使いすぎとのこと。くっきり弾くのと、アクセントを付けて弾くのとは違うとのこと。もっと歯切れ良く弾いてやろう!

<曲(スズキメソッドVol.2)>
「2.バッハ / ミュゼット」
合格!
4、8、12小節目のフレーズの最初の音をぶれないようにする。

「3.ウェーバー / 狩人の合唱」
この曲は、小さい頃、ピアノで妹と連弾した思い出の曲。
22小節目~:弓の元の方を使う。
狩人らしく、もっと太く弾いてやろう!

=====
バイオリンは伸び盛りで、濃いレッスンを受けられて、熟達の先生の演奏を間近で触れることができて、今が一番いい時かもしれないと思ったりする。
レッスン、大切にするべ。

上昇気流に乗れ!

次の一手は・・・。
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ひとり暮らし

2011年10月13日 | 近況

勉強するのが楽しくなってきた
秋の空 高く 澄み渡って丸い
輝いたままで 遠ざかる思い出に 敬礼をした
(井波陽子「ひとり暮らし」)

なんだか、今の季節にぴったり。
そして、確かに「ひとり暮らし」には「勉強」が似合うと思う。

ひとり暮らしの良いところは、何と言っても、誰に気兼ねすることなく、音を立てられること。
ピアノ、バイオリン、語学の音読・・・、なんでも、かんでも、いつでも、お気に召すままなのだ。
これは、素晴らしく恵まれている!ということに、はたと気付いた。

何と言っても"音"には不思議な力がある。
字面を追うだけでは、なかなか定着しないことも、音にして感じることで、不思議と身につくように思う。
受験の参考書も読むだけでは、全然頭に入らないことも、講習会で講師の声を音で感じることで、記憶に残る。
楽器も、上達の秘訣は思いっきり音を出すことだろうし。

同居人がいると、憚れて、自由自在の音出しは適わないはずで、
今のこの恵まれた環境、音を出せる(=勉強できる)環境を有効に活用せねば、罰が当たるというもの。
恐らくは「一人で、勉強せよ」という神の思し召しに違いない。
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◎バイオリンレッスン ユダスマカベウス合格

2011年10月08日 | ヴァイオリン
昨晩はレッスンだった。
すっかり秋ですね・・・。

<基礎練習(セブシックOp1-1)>
◎No.1:今回は良かったみたい。左手指の独立性が悪く、時折、左手3の時に、4の指を添えて弾いてしまう。
  ⇒音程が下がってしまう。ので注意!

◎ト長調音階(タン・タタ・タタタタ・・・のリズム変奏):2分音符の拍感覚で。だいぶん、良くなったとのこと。
  音が上滑りにならず、しっかり鳴らすように。
◎ト長調3度練習:これも、良いですね、とのこと。

<カイザーvol.1>
なかなか良く弾けてると、褒めて頂けた。
前回、課題だった1stPositonのE線4の指のドも、執念深く練習した甲斐あり、克服!
◎D線のソの音が不安定
次回は、
・6.(16分音符)の変奏:肘をなるべく動かさないように。手首をやわらかくして。
・10.(スラー、スタッカート混合)の変更:スタッカートは、人差し指で圧をかけて、しっかりとめる。

<曲(スズキメソッドVol.2)>
「1.ヘンデル / 合唱「ユダスマカベウス」より」(Chorus from "Judas Maccadaeus")
合格。花丸を頂く。先生との二重奏は、肝心なところで失敗してしまったけれど・・・。

「2.バッハ / ミュゼット」
丁寧に見ていただく
2小節目のファ:響きを上に放り上げるように。フレーズの中の頂上の音なのだから。
3小節目のラ:短めに、抑えて。フレーズの最後の音なのだから。
4小節目のラ:ブレないように、しっかりと、それでいて弓が速くなりすぎないように。
9小節目のシソ:音程注意
9~11小節目:8分音符、重くならないように
14~16小節目:スラーの先頭の音、やや、しっかり。後続の音は、気持ち抜く。
バイオリンをより音楽的に鳴らすための、秘伝を伝授されているようで、
有意義なレッスンだった。
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ジョブズ氏の訃報に思う

2011年10月07日 | 雑記
ジョブズ氏が逝ってしまった。
氏がいなければ、今のITの世界の風景は、随分違ったものになっていただろうし、
自分も、今の仕事をしていなかったかな・・・。

ここ20年ほどのIT企業の興隆・盛衰は、三国志にも負けず劣らずエキサイティングなもので、まさに巨星落つ。
感慨深いものがある。

このスタンフォード大学のスピーチは、とても感銘を受けたなあ。
人生をより良く生きるためのエッセンスが詰まっていると思う。

スティーブ・ジョブズ 日本語で学ぶ伝説のスピーチ(字幕)



Keep looking until you find it. Don't settle.

Stay Hungry. Stay Foolish.

君たちが持つ時間は限られている。人の人生に自分の時間を費やすことはありません。誰かが考えた結果に従って生きる必要もないのです。自分の内なる声が雑音に打ち消されないことです。そして、最も重要なことは自分自身の心と直感に素直に従い、勇気を持って行動することです。心や直感というのは、君たちが本当に望んでいる姿を知っているのです。だから、それ以外のことは、全て二の次でも構わないのです。


http://news.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html

http://sago.livedoor.biz/archives/50251034.html


自分を信じ、音楽を愛し、
そして、内なる声に従い、いい仕事を探そう!
いい人も!(笑)
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