みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

●レッスン 力を試されるバッハ

2010年11月29日 | ピアノレッスン
この日はレッスン。
ピアノ会が近いので、クラーマーは休みにして、会の予定曲を弾くことにする。

バッハ「小プレリュード」 BWV933,934,935
半年ぶりに、急遽、練習。復元を試みたのだけど・・・。

「とにかく止まらずに弾く、大怪我(数小節空白地帯のような・・・)なしで弾く」という、ささやかな願いも、案の定、達成できず。
バッハは、小さなミス、迷いが、即、大怪我になってしまい、恐ろしい・・・。

バッハのもじゃもじゃした音の連なりで、頭はすぐ混乱状態に・・・。
ますます苦手意識・・・。暗譜するしかないか・・・。

バッハって、音楽の能力の底力を試される、と思うのは自分だけ?

あと、「羊は安らかに草を食み」、カッチーニの「アヴェマリア」も一応、弾いたのだけど・・・。
先生の励まし言葉も、なんだか信用できず・・・。

はてさて、どうなることか・・・。

そういえば、前回のレッスン記はさぼってしまったなあ・・・。
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◎初レッスン、充実

2010年11月26日 | ヴァイオリン
夜、バイオリンのレッスンへ。
先日、レッスンをお願いした先生のところで、個人レッスンとしては最初のレッスン。
ここ数ヶ月、誰にも聞けず、疑問に思っていたことが、いろいろあったので、
ふむふむと頷くこと、しきり。

<音あわせ>
・一旦低くしてから、少しずつ上げていく。
・頻繁にUpDownさせない。
・弓は圧力をかけないで。
・今借りている楽器は、糸巻きが樹脂なので、合わせにくいこと。ゆるみがち。木製の方が合わせやすい。
・音程の微調整。弦をひっぱったる→下がる。上駒と糸巻きの間を押さえる→上がる。

<姿勢>
どうしても、弦の部分をのぞき込むので、身体が右に傾きがち。まっすぐに立つこと。

<左手>
・指の腹で押さえる方がいい音が出る。肉厚の部分で押さえる。
・音階の時、E線の1番を押さえながら、A線の4番を同時に押さえるように。
・1,2,3,4番の指が自然に並ぶように。1番だけが手前に飛び出さないように。
・小指だけ不必要に丸めて、ネックの下にしまい込んでしまいがち。
 →直しておかないと、将来、早いパッセージを弾くとき大変!

<弱音の時の弓の使い方>
・根本は張りのある強い音が出るので使わない。
・真ん中部分、ネック側を、弓を傾けて、

<クレッシェンド>
・弓の引幅、圧力を増やしてゆく

<曲>
・音楽に寄す
・クリスマスのうた(SUZUKI METHOD vol.1)

やっぱり、レッスンはこうでなくっちゃ!と思う。
収穫の多いレッスンだった。
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進まない・・・。

2010年11月25日 | 近況
先日、今年の5月に契約した家の引き渡しがようやく終わる。
小さな中古の家だけれども、一応は、自分のものとなる。
(大きなのローンと抵当権のことを考えると、実際は、銀行から借りた借家ですね。)
足かけ、6ヶ月。
融資してくれる銀行を見つけるのに3ヶ月、売主が引越し先を見つけ出て行ってくれるのに3ヶ月・・・。
なかなか、うまく運ばないものですね・・・。
7月に購入したグランドピアノも、倉庫で眠り続けてて、ああ、なんて、もったいない。

そして、中がかなり汚れているので、リフォームを業者に依頼してみると、
なんだか年内の工事は無理な気配で・・・。

あぁ、また待たされるのか・・・。

物事には何事も、勢いが大切だと思うのだけど、今回の家計画は、勢いがついたかと思うと、失速してばかり。
こううまく事が運ばないと、一人暮らしは止めろ!との神のお告げであるか???

でも、気を取り直して、新居での生活をじっくり考えるチャンスだと思うことにする。
リフォームの設計は、この先の自分の生活の設計なのだ。
(↑なんだか仕事みたいだ・・・。)
家って、ほとんど、家族と同じぐらい、自分に影響をもたらすわけで・・・。

今回の家計画は、グランドピアノを置くスペースが欲しい、生活を楽しみたい、ということもあるけれども、
思わしくない婚活の状況を考えてのこともある。
いい歳をして、夢を実現できていない、親元でぐずぐずしてしてる男では、駄目だと悟ったから。

リフォームの足止めが長く続きませんように・・・。
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ソング・トラベル ~秋日和編~

2010年11月24日 | ライブ&コンサート
なんて色彩豊かな音の世界なんだろう!
本日の名古屋ブルーノート、遊佐さんライブ。

いろんな音色の衣を纏った遊佐さんの音の世界、良かったなあ。

リコーダーは、素朴でなつかしく
ソプラノサックスは、限りなく澄んだ青い空。
クラリネットは、メロウで人なつっこく
フルートは、やわらかなリネンの手触り。
アイリッシュ・ハープは夜空に輝く星々で・・・。

豊かな音の世界に、心地よく遊んだのでした。

そうそう、目と言うか耳が離せなかったのは、
音と音の合間、隙間を縫うように、吹き継がれてゆくサックスの妙技。
やるなあ!うまいもんだ!

しかし、それ以上に惹き付けられたのはアイリッシュ・ハープで、
ああ、なんていい音色なんだろう!
キラッと輝いて、おっとりして、ゆかしいのだ。
すっかり惚れてしまった。

とバックのことばかりを書いてしまったけれど、
もちろん、肝心かなめの遊佐さんの歌声、トークも、ゆったり、ゆるりとしてて、とても心地よい。
あぁ、寛いだ、寛いだ。

クロでは、やっぱり目頭が熱くなり、自分はまだ、血の通った、情のある人間なんだなと、安心する。
悪魔に心を売り渡してはいないのだ!

この20年、お気に入りのアーティストの音楽が、深まってゆくのに立ち会えることは、とても幸運なことだと思う。
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比叡山 延暦寺へ

2010年11月14日 | 
そろそろ紅葉も良さそうなので、大阪からの帰り道、寄ることにする。
京都側の麓の一乗寺から、雲母(きらら)坂を上り、比叡山の中心地、東塔・根本中堂へ。
帰りは、琵琶湖側の坂本へ。
昔の僧侶と同じように、文明の利器に頼らず、歩くことにする。

登りのきらら坂は、思いの外、長く感じる。2時間半。
ようやく峠を越え、現れてきた根本中堂の迫力、存在感に目を見張る。
堂内には静謐な空気が漂い、
闇に浮かび上がる不滅の法灯(開山以来1200年、灯され続けてるそうです)を見ていると、
なんなんだろう?
静かな感動があるなあ。

京都の大寺院はいろいろ訪ねてきたけれども、延暦寺は特別な気配あるような・・・。

でも、恐らくは山道を歩いたことでの心地よい疲労感、高揚感の賜物と見た。

「お手軽な方法では、お手軽な結果しか得られない」わけで、
延暦寺を感動を持って訪ねるためには、ケーブルカーなどは使わず、多くの僧侶が辿ったのと同じ山道を歩かれることをお勧めします。

http://www.mapion.co.jp/m/35.0668133333333_135.842418611111_6/


紅葉も見頃でした。

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登山メモ
・きらら坂・・・道のえぐれ方が尋常ではなかったのだけど、あれは、多くの僧侶が通って、削れたからなんだろうか???謎???
・坂本への下山は、京阪坂本駅まで、1時間ほど。行程としては坂本から登る方が早いと思うけれど、雰囲気のない道。電信柱がずっと立ってて、山道としては興ざめ。なので、時間はかかるけれども、きらら坂がお勧め。
途中、見晴らしが開けて、大原の里が眺められるのもいいです。
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秋の音楽会vol.7

2010年11月13日 | ライブ&コンサート
この時期恒例の歌姫のライブへ。
井波さんのピアノ弾き語り、マルカートさんのアコーディオン弾き語りです。

良かったなあ!
お二人から発せられる幸せの光を浴びて、ポカポカに。

日々忘れがちな"幸せ"だけれども、そうだった。本物の"幸せ"とは、こういうものだよな。
生きてて良かった。
同じ時代に生きてて良かった。

井波さんの清々しさ、気っぷの良さ
マルカートさんの伸びやかな感じ、おらかさ
それぞれに、とても魅力的。

「シェナンドー」に涙して、
「ノルマンディー」のグリッサンドは胸のすく思い。
久しぶりの「手紙」は、空から優しい光が射し込んでおりました。

そう、井波さんの話で印象的だったのが、
「一日を生きることは、自分という小宇宙の一日を創造すること」
「良い食器は、良い相づちに通ず」
といった話で、深く頷く。
井波さんは、本当に大切なことが分かってられる。

これからもご活躍をお祈りします。

井波さんの当日のブログ
http://fiorina.jugem.jp/?day=20101114
(1列目だったので、自分の後ろ姿が写ってるなあ・・・。)

@フィドル倶楽部@大阪四ツ橋
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レッスンの楽しみ

2010年11月12日 | ヴァイオリン
ここ2週間ほど、バイオリンの先生探しをしていたのでした。
そして、晴れて、良さそうな先生との出会いを果たし、レッスンをお願いすることにする。

これで、横道に迷いこむ心配なく、太い道を歩いていけるなあ!

少し弾いて頂いた先生の演奏の素晴らしかったこと!
柔らかく、折り目正しく、香り高く・・・。
ピアノでドの音を1つ弾いただけでは、初心者もプロのピアニストでも、ほとんど違いがないのだろうけれど、バイオリンの場合、雲泥の差がある。
それこそ丸太ん棒と観音様が彫られた銘木ぐらいの違いが・・・。

なんと奥の深い楽器・・・。

レッスンで、先生のお手本の音色に、すぐ傍で触れられるのも、楽しみ。
(問題は、ついつい聴き惚れてしまい、奏法の観察が疎かになることか・・・。)
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○バイオリン・グループレッスンその9 1ヶ月ぶりに

2010年11月07日 | ヴァイオリン
この日は久々に地元オケのグループレッスンに。
このところ、休日出勤やら、なんやらでずっと行けてなかったで、ほぼ1ヶ月ぶり。
行ってみたら、曲がとても進んでいてびっくり。

<今日のメニュー>
おさらいで、今までの曲を全部弾いて、新しい曲へ。
(きよしこのよる、もろびとこぞりて、いぬのおまわりさん、港、お正月、早春賦)

技術的には、スラーの練習が入ってきた。
あとは、とにかく、弦をたっぷり使って、のびのび弾こう。
「もろびとこぞりて」と「早春賦」は、かなり好きな曲なので、練習し甲斐があるなあ。

しかし、この先も休日に予定が入ることが多くて、このグループレッスンでは、急速に幽霊部員と言うか、不良生徒化しそう・・・。
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●レッスン ショパン・エチュード10-2の5回目

2010年11月01日 | ピアノレッスン
夜、ピアノレッスン。
けっこう冷えてきて、自転車で行くのは、そろそろ限界かな・・・。

・クラーマー=ビューロー60-5 Allegro con spirito
左手小指にダメージがあるので、今回は休み。

・クラーマー=ビューロー60-7 Moderato
×××。再び、不甲斐ない出来・・・。
曲が身体に馴染んでこない。なか弾けるようにならず、惨め。

相性が悪い?
だいたいこのぐらい練習すれば、このぐらいになると言う経験則が、当てはまらない・・・。
左手小指をかばって、変な指遣いになりがちなのも災いしてるなあ。

とにかく左手のフレージングをしっかり意識すべし。

・ショパン「エチュードOp.10-2」
先生は、良くなっていると言ってくれるのだけど、自分ではよく分からず。
相変わらず、止まってばかりで、つまらないミスを連発してるし・・・。

苦手なところを、右手だけ、右手旋律だけ取り出して、繰り返し練習するも、一朝一夕には行かない・・・。
最難関は25~27小節目の下降部分。

-------
12/4(土)にピアノ会になるので、そちらの曲をどうしようか?考える。
最近の曲をあと1ヶ月で人前演奏レベルに持って行くのは多分、無理。
昔弾いた曲、バッハの羊、小プレリュード、カッチーニのアベ・マリア・・・、
修復作業、頑張ろう。
「羊は安らかに草を食み」は、ほんと、心が安らかになる。いい曲。
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