みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

蜜のあわれ

2016年04月26日 | 映画
仕事帰り、道草して映画を観に行く。
多分、1年ぶりの映画鑑賞。

かなり変な映画。
久しぶりに見る愛憎劇は、遠くの別世界を眺める感じで、どうもなじめないような・・・。
でも、主演の二階堂ふみさん演じる金魚は、可愛らしく、とても魅力的だった。
悪くない。
「人を好くということは愉しいことでございます」か・・・。

しかし、どうして「蜜のあわれ」なんだろうか?
何が蜜だったんだろう???

普段は、仕事と家事と趣味の世界にかかりきりなので、
たまには、違う世界を垣間見てみるのも、悪くない。
心にさざ波が立つ。

そう言えば、古き良き昭和にはクラリネットの音色が似合ってたなあ・・・。

映画『蜜のあわれ』予告編


canaco - dance with me (short ver. 『蜜のあわれ』公式イメージソング)

何気に、この映画のイメージソング、好きだった。

コメント (2)
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ドヴォルザーク弦セレ

2016年04月24日 | ライブ&コンサート
この日は、地元の弦楽合奏のコンサートを聴きに行く。
プログラムのドヴォルザークの弦楽セレナーデは、とても好きな曲だけど、
なかなか生で聴く機会がなく・・・、いい機会だったので。

早めに会場に着いたので、かなり前の席に座れた。
弦の響きを堪能。
間近だったからか?各パートがクリアに立体的に聴こえた気がする。
今回の会場は、舞台?が、とても距離が近いから???
オケの先生が参加されていたので、より親しみが湧いたかも???

もともとは弦楽合奏を楽しみにして行ったコンサートだったのだけれども、
意に反して、共演の本田美香さん(ソプラノ)の歌声に、すっかり魅了されてしまった。
とても清々しくて、明るくて、いい歌声!
素晴らしい歌い手さんですね。
是非、また聴いてみたいと思った。

@長久手市文化の家 森のホール
 長久手フォレスト合奏団 ~ボヘミアの森へ~



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ピアノレッスンのメモ

2016年04月23日 | ピアノレッスン
この日のレッスンも、なかなか有意義なレッスンだったので、メモっておく。
将来、レッスンが受けられなくなった時のヒントになるように。

・快速フレーズの突然のアクセント指定
うまく入らない時は、少し前からクレッシェンドのつもりで弾けば、入りやすい
(ルーマニアンダンス)

・つまるところ、キャラクターの弾き分け
和音で聴かせるところ、旋律を聴かせるところ
その表現に適切な、手の使い方(腕、手首、手の形、傾き)
(革命)

・指先だけでのコントロールは失敗率が高いので、腕や肘のコントロールを考える。
(終止のところなど)
(春の歌)

・アルペジオ、つぶれないように
 特に、焦ると、音がつぶれがち
(春の歌)

・テンポのキャラクターも考える
 自然なテンポの揺れ
 前進(16分音符)、ゆったりめ(8分音符)を意識
(春の歌)

・ポジション移動
高速のパッセージを、速く確実に弾くためには
軸の意識⇒ポジション移動は素早く⇒ポジション移動したら手の形は崩さない
ポジション移動を早くする練習、ポジション移動の音を二重打鍵など
(革命)

ソフトペダルを踏むと、全体、音がくぐもってしまう。旋律も。
 ⇒旋律は、強調して弾いてやる。
(春の歌)

(そらみみ私感)
オーケストラや弦と違って、ピアノは音色のバリエーションが、とても制限されている
⇒極端なぐらい、思い切って、変化をつけていいかも???
(聴き手が飽きてしまわないように)

最近、思うのだけど、
いろいろな配慮を盛り込んで演奏するのは、聴き手のためではなくて、
それ以上に、弾き手が、より楽しく、いい気分で弾けるようにするためだと言うこと。
表現の幅が広がると、一層、弾くのが楽しくなる。

(写真)天王山@美濃市 秋の頃は、さぞかし素晴らしだろうな・・・。
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屋久島(後編)~白谷雲水峡

2016年04月17日 | 
この日は、昼まで雨だと、諦めていたのだけど、
朝、起きてみたら、きれいに晴れ渡っていた!
それで、午前中だけだけど、白谷雲水峡へ行くことにする。

もののけ姫の舞台?ともいわれる、苔むした、森の世界。







三本足杉


個人的には、奉行杉が圧巻だった。
なんとなく、人の顔を思わせる。




大雨の後の森は、まさに緑滴る、だった。






渓谷も綺麗。


登山バスで山を下り、


昼のフェリーで鹿児島港へ、出向


ご機嫌
その後、この写真をとってくれた方、福島から来ていた登山家と、意気投合して、山談義が弾んだ!


ブォ~ン!!


また来るね!


トッピー登場


桜島がみえてきた!


錦江湾の奥に、韓国岳と高千穂。
屋久島からフェリーで4時間。鹿児島に帰ってきた!
フェリーはいい! 旅!っていう感じになる。

その後鹿児島空港では、この日は、日本中を強風が吹き荒れていた影響で、
フライトが遅れて、帰れるんだろうか?と、内心ひやひや。

なんとか、中部国際空港からの終電に間に合い、無事、帰宅。
あと10分フライトが遅れたら、セントレアで、足止めだった・・・。
危ない、危ない・・・。
飛行機の旅には、なかなか慣れない・・・。

とにかく、天気に恵まれ、長らく気になっていた九州最高峰にも登れて、
また一つ前進!
いい旅だった。

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屋久島(前編)~宮之浦岳へ

2016年04月16日 | 
屋久島は、宮之浦岳を登ってきました!
宮之浦岳は九州最高峰の山。
名古屋からだと、本当に行きにくい山なのですが・・・。


前日、鹿児島空港着陸間近、眼前には、韓国岳と高千穂が、お出迎え。
さすがは、百名山と二百名山に選ばれた両山。
それぞれに風格あるなあ!

翌日、登山決行の土曜日は、予報では15時から雨、日曜は昼まで雨だったので、
本当は2日かけて歩くはずだったコースを、一気に1日で歩くことにする。
(雨、嫌いなので。)
淀川登山口~宮之浦岳~縄文杉~荒川登山口
荒川抜けです。
朝5時から歩いても、コースタイムだと、18時の最終バスに間に合わないし、
果たして、無事、山を下りられるのか? 雨にやられないか? 不安を抱えて、出発。
(なので、写真は少な目)


宮之浦岳間近。
屋久島の山は、面白い岩が随所に。


山頂に、奇岩が点在。不思議。


今までに、見たことがない景観・・・。


朝9時には、山頂到着!
日本百名山91座目!


行く手に現れた、永田岳。
無骨で、風格のある山! 本当は、寄って行きたいけれど・・・。
奥には、口永良部島が。


栗生(くりお)、翁、安房(あんぼう)等の山々・・・。
さすが、洋上アルプス!


花は馬酔木ぐらいだったなあ・・・。
あと、シャクナゲがたくさん。シャクナゲの花が咲く頃は、とても綺麗だろうな・・・。


永田岳を見送る・・・。


さよなら、宮之浦岳。


オベリスク的な岩が、印象深い・・・。


とにかく、道が素晴らしく良かった。
高速道路みたく、ぐんぐん歩く。


とにかく、岩、岩、岩
岩の景観が見事だ!


そして、野生の猿君たちに遭遇。
君、カメラ慣れしてるね(笑)


と思ったら、今度は、野生のシカと遭遇。
君も、カメラ慣れしてるね(笑)


この、オレンジの樹肌の木がね・・・。なんだか艶めかしいのです。


そして、お昼には、もう一つの目的地、縄文杉に到着!


確かに、とても風格がある。
でも、樹を守るために、近づけないのが残念。
太さは、人が10人が手を繋いで、ようやく届くぐらいだそうですが・・・。

樹齢2000~7000年。
現存する生命で最長寿???
屋久杉は、とにかく、成長が遅いのだそうです。
育つのが遅い樹ほど、長生きする。
(ピアノ的には、苦労して、弾けるようになるまで時間がかかった曲ほど、忘れにくいのと同じ?)


お約束のウィルソン株。
杉の古木のうろの中からです。
誰が、このハート・アングルを発見したのかな???


ラストの2時間半ほどは、トロッコの軌道後を、延々と歩く。
(縄文杉往復のパーティーの人たちが、快速で歩いて来るので、山越えの自分は、何回かあおられる・・・。)


変な写真を撮っているから、遅いのか…。


マムシ草

それで、結局、雨にも遭わず、ジャスト4時半に荒川登山口に到着。
歩行距離、約24キロ。歩数46000歩。
とにかく、よく歩いた!

======
(その他)
タクシーの運ちゃんの話では
とにかく、春は、若い女性が多く、
紅葉の頃は、中高年が多いのだそうです。

3,4月は縄文杉見学の人は、せいぜい300~400人/日なのが、
5月は3~4倍になって、とても混むので、お勧めできないとのこと。

この日は、実は、熊本の地震が発生していたのですが、屋久島は、全く揺れなかった。
九州新幹線が止まった影響で、タクシーや宿にキャンセルがあったとのことで、
島は、ちょっと空いていたかな・・・。


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偉大な芸術家の思い出

2016年04月09日 | ライブ&コンサート
本当に、時間がどんどん過ぎてしまい、季節もどんどん進んでしまい、
後手後手の手記になってしまったけれども、この日は、地元の演奏家のピアノトリオを聴きに行ったので、思い出して綴っておくとする。

演目のチャイコフスキー「偉大な芸術家の思い出」、
生で聴くのは初めてで、面白くなかったらどうしよう?と思っていたけれども、
どうして、どうして、とてもとても聴きごたえがあった。
バイオリンを習っているのに、相変らず、難しいことは分からないけれども・・・。

さすがはチャイコスキー、親しみやすい、美メロですね。
特に、二楽章の前半の、これでもか!と変奏が繰り出されるところ、引きこまれた。
近くで、生で聴くのは、好きになる早道のような気がする。
数あるチャイコフスキーの名曲の中でも、三指に入るぐらい、好きかも???

奏者のバイオリニストは、発表会でお世話になったことのある先生でもあったので、より親しみ深く、聴けた気もする。
クラシックの生演奏にも、ぼちぼち足を運んで、「好き」を増やせるといいな・・・。
(作文:2016/4/23)

@HITOMIホール@名古屋千種
TrioARiAコンサート チャイコフスキーの薫り



Tchaikovsky Kissin, Bell, Maisky (Verbier 2009)
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