みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

シャナヒー&アンニコル 花のように歌は舞う

2018年05月27日 | ライブ&コンサート
シャナヒー&アンニコルのライブを訪ねる。
3名のシャナヒーに(楽器はハープ、オルガン、フィドル、パーカッション、心ときめく楽器構成!)
アンニコルの歌姫さん4人が加わっての、贅沢な7名の音楽会。

長らく気になっていたので、ようやく!
本当に「花のように歌は舞う」、素敵な集いだった!

歌姫さんたちの個性的な歌声は、聞き惚れる。
中でも、寺田侑加さん(from u-full)の可憐でまろやかな歌声、藤木信希さん(from コトリ木)の厚みのある慈愛の感じらる歌声は、とても好き。
楽し気なフィドル、パーカッションのウドゥ?心臓の鼓動のような不思議な音も印象的だったっけ…。

北欧のメロディは、素朴で、やさしく、どこか懐かしい。
シャナヒーテイストの北欧音楽は、コテコテの民族音楽ではなくて、親しみやすい。
日本語歌詞も不自然でなくて、言葉と音楽に、真摯に向かい合われている、メンバーの皆さんの賜物なんだと思う。

後半の野外の庭での演奏は、かなり日差もあって、暑かっただろうに・・・。
でも、輪になって歌われてた皆さんは、楽しそうで、あれは良かった。
メンバーの皆さんのお人柄も、音楽、そのままに、素敵な方々だった。

また、足を運びたい!

そう言えば、シャナヒーは、宗次ホールにも時々来ているとのことなので、足を運べるといいな…。









@りんごの木@兵庫県福崎
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氷ノ山

2018年05月27日 | 
晴天の予報に誘われて、ライブついでに氷ノ山(ひょうのせん)を訪ねたのでした。
氷ノ山は、兵庫県、鳥取県県境の山。標高1,510m。二百名山、兵庫県の最高峰。関西では恐らく、メジャーな山のはず。


みどり・みどりな樹林帯の快適な登りだった。


どうして?


花は少なめ。
この地のスミレは、気持ち、線が細い気がする。




山頂が見えてきた!


個人的には、この写真が一番好きかな…。
年月を経た、幹皮の落ち着き、ぬくもりに心惹かれる、この頃。


こしき岩に登ってみようと思ったけど、断念。
でも、途中からは、絶景だった。


イワカガミ、少なかったけど。


山頂間近!


到着。一応、証拠写真


ハチ高原


山頂直下の、なんとかの沼?


=====
<アクセス>
江南@愛知~福定親水公園、300キロ(舞鶴若狭・北近畿豊岡道)。養父(やぶ)まで4時間、養父から30分。
※駐車場、朝5時に数台。下山後の11時は路駐も含めて、何十台か・・・。

=====
<ルート>
周回ルート!
5:15 親水公園
6:50 氷ノ越
8:00~8:15 氷ノ山山頂
9:30 東尾根避難小屋
9:50 東尾根登山口
10:20 親水公園

====
<メモ>
早朝だったので、山頂までは、1組3人とすれ違っただけ。山頂も1人だけ。
静かで、いいな!と思いきや、続々と、高校生の集団登山が上がってくる。
あの後、山頂はどうなっていたんだろか???

山頂の近くは、展望良好。but さすがに蒸気は多めで、日本海は眺められず・・・。
道が本当によく踏まれていて、地元の人たちから愛されている山ですね。

温泉は、とがやま温泉 天女の湯。いい湯ほどよい湯加減、長く浸かっていたかったのだけど・・・。
====
<個人的なメモ>
昼過ぎからのシャナヒー・ライブを控え、4時起きして、登る。
朝早くで、少なくとも、山頂に着くまでは、とても静か。
どうしても時間が気になってしまい、のんびりはできなかったけれど・・・。
コースタイム6時間は、予想通り1時間短縮できた。
標高差700メートルほどで、登山と言うよりは、ハイキング+αと言ったところか・・・。
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タレンタイム

2018年05月20日 | 映画
お気に入りのミュージシャン井波陽子さん大絶賛の映画が、近くで上映されるとのことで、観に行く。

マレーシア映画は、今までほとんど観たことはなくて、はてさて?だったけれど、
これは、思い出に残る、とても、いい映画だった。
特に音楽好き、ライブで音楽を楽しむことが好きな者にとっては。

まっすぐで、笑いもあって、作り手のやさしさ、真心のこもった作品だった。
こんなにいい映画が長い間、日本では、見過ごされていたとは…。

なんとなくトロピカルな調律のピアノの調べが、妙に心に響いてくる。
彼の、彼女の歌声も、あの二胡も心揺さぶられる。

いい台詞もちらほら。
「苦しい時に、人は一番輝く」
確かそんなような・・・。

本当に望んでいることは、やっておいた方がいいのだ。
時に、音楽は、力強い、大きな手助けになる気がする。
偏見や思い込みに捕らわれず、しなやかに生きたいものだな。

それにしても、大切な人を失うことの辛さを忘れる方法は、果たして、あるんだろか???

『タレンタイム~優しい歌』予告編 Angel ver.


@文化フォーラム春日井
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青柳いづみ子&上野星矢コンサート

2018年05月19日 | ライブ&コンサート
青柳いづみ子さんとフルート上野星矢氏のコンサートを訪ねた。
青柳いづみ子さんの冴え渡る文筆のファンとしては、生の演奏も聴いておきたいと思っていたので、ようやく実現!
楽しみだったのだけど・・・。

印象に残ったのは、新鋭・上野星矢さんのフルート。
ふくよかで、厚みのある音、フルートって、こんなに低音が豊かなんだなあと、感心。
シランクス、夢、アンコールの小舟・・・、素晴らしかった。
今日は涼やかな気候だったけれど、澄んだフルートの音色が、なんだかぴったり。

いづみ子さんのピアノはちょっと残念。かなり調子が悪かったはず。
高名なピアニストでも、こういうことがあるんだあと、舞台に住まう魔物の恐ろしさを思い知らされる。
ハラハラして、どうも演奏に集中できなかった。
(正確には、知っている曲はハラハラして、知らない曲は、眠くなり・・・。(笑)

プロのピアニストは、危ないと、止まるのではなくて、先にスキップするものなのだなあと、ちょっと勉強になった。
危うくなった時に、スキップして弾き始めるポイントを幾つか準備しておくものなのかな?

ナレーションの多い演奏会だったので、途中、いづみ子さんが語っていた、ドビュッシーは印象派ではない!の話も興味深かった。
ドビュッシーは絵画の印象派の画家たちよりも、マラルメ等、象徴派の詩人たちとの親交が深く、より影響を受けていた。
ドビュッシー自身、印象派と呼ばれるのが、嫌だった。
とのこと。

月の光の後に、何か別のドビュッシーを弾いてみたいと思っていたけれど、意中の曲には出会えなかった。
夢は、フルートであんなふうに吹かれたら、ピアノではなあ・・・。







@サラマンカホール@岐阜市
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◎Vnレッスン 三重音の克服?

2018年05月13日 | ヴァイオリン
発表会まで、2ヶ月ほどになってきた。
昨日のピアノ会に向けての練習で、バイオリンの方は、どうも追いついていなかったけれど、
準備して跳ねる練習だけは、頑張ったなあ・・・。
その効果かな?前半は良くなったと褒めてもらえる。

今回は、ヴェラチーニのジーグは、曲の相性が良さそうなので、余裕をもって、臨みたいものだ。
切羽詰まった発表会は、精神衛生上、非常によろしくなく、御免こうむりたいので。

=====
<メモ>
・弾きにくい三重和音
 ・どの音を基準にして押さえるか?よく考える
 (ちょっとした押さえ方の順番の工夫で、克服できるかも!)
 ・左手親指の付け根の空間があること
 ・弾き易い二重音をまず押さえられるようにする。その左手の形が崩れないようにして、3つ目の音も押さえる。

・移弦の後、脱力が失われてしまわれがち

・スタッカートは弓中で引く

・拍の頭の音、埋もれさせない
=====

朝方、ピアノを弾いた後のせいか?雨のせいか?バイオリンの鳴りがひどく悪く感じる。
やつれた音。
弾いているうちに、いい音になってきた。雨はより激しく降ってきたけれど・・・。

写真は、早起きして、雨が来る前に登ってきた権現山で。
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●ピアノ弾き合い会2018初夏

2018年05月12日 | ピアノ会
半年に一度のピアノ会だった。
弾いた曲は、ドビュッシーの月の光と、モーツァルトのピアノソナタ。
会場の尾西信金ホールのピアノはフルコンではなかったけれど、ホールの関係かな?音に包まれる感じが、素晴らしく心地良かった。
とくに、モーツァルトは、格別の弾き心地だった。
モーツァルト向きのホールなんだろうか???
この心地良さは、その昔、宗次ホールで弾いた時以来かもしれない。
ホールの音が心地よいと、ピアニストの気分が乗って、調子が良くなるのは、分かる気がする。
練習を重ねて、演奏の精度が上がれば、ホールで弾いたときの格別度も上がる???

とは言え、自分の演奏は相変わらず、傷が多く、人前演奏の難しさを思い知らされた。
特に最初に弾いた月の光は、酷かったなあ・・・。脆すぎ!
はっきり言えるのは、普段の練習で、弾きにくさを感じているところは、必ず失敗すると言うこと。
あと、この会は、自分にとっては、唯一の人前演奏の機会だけど(失敗も大目に見てもらえるありがたい会)、ここで失敗すればするほど、ここ以外の人前演奏は無理だと思えてくるというジレンマは、一体どうしてくれよう・・・。

K570ソナタの1楽章は、練習するほどに、好きになってきていて、この先も愛奏したい。
勝手な想像だけれども、優雅に舞う蝶、美しく咲き乱れる花々、にぎやかにブンブン飛び回る蜜蜂、キツツキのテーマが入り乱れていて、楽し気などこぞの森の物語みたいな曲なのだ。
友人からモーツァルトらしいと言ってもらえたのも、すごく励みになる。
恩師の的確なアドバイスの賜物だなあ・・・。
一区切りついたので、ようやく、麗しの2楽章にも本腰が入れられる!

ドビュッシーは、大きな声では言えないけれど、とてもエロチック。
これは、このところ、憑りつかれ中のアリプロの影響もあるかもしれない。

次は、返す刀で、バイオリンの発表会に臨まねば!明日もレッスンなので、さあ、練習!

=====
・ドビュッシー/月の光
・モーツァルト/ソナタK570 1楽章
・モーツァルト/ソナタK570 3楽章

@木曽川文化会館 尾西信金ホール@一宮
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蜷川実花UTAGE

2018年05月03日 | 絵・写真・美術館
帰りに、京都駅のえき美術館に寄り道する。
芸妓・舞妓さんの写真鑑賞のつもりが、意に反して、撮影大会になってしまった。
人物の写真撮影は苦手だけど、静物なら、楽しめるので。

色鮮やかで、妖艶で、惹きつけられる。
ほんと、「京都花街の夢」だった。


一番、惹きつけられた一枚


紗を通すと、一層、誘惑されてしまう。




最近、よく聴くアリプロの音楽に通じるものがあるなあ・・・。







ほんとうは、もっと、もっと、撮ったのだけど、この辺で自粛しておこう。

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そらにうたう vol.3

2018年05月03日 | ライブ&コンサート
この日の午後はすっかり天気も回復して、井波陽子さん、中田真由美さんのライブへ。

今回の井波さんは、コトリ木さん、田中良太氏も加わりトリオの構成。
幸福な午後の時間だった。
すがすがしい井波さんと、コトリ木さんの深くて柔らかい歌声は、とてもいい。
女海賊の船長的な井波さんのMCも、愉快。

親愛なる、春がやってきた歌(題名失念・・・。)、夜明け、片栗粉の歌、バンビーノ、ノルマンディー、手紙・・・。

井波さん・コトリ木さん自ら用意していただいたビスコッティと紅茶もありがたかった。
ライブ友さんと楽しく話させてもらえて、いい時間だった。
U-fullの寺田さんに数年ぶりに再会して、なんとおっとりした方だろう!

いろいろと、ありがたい時間で、感謝!





@入江運創店@高槻
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大山崎山荘美術館

2018年05月03日 | 絵・写真・美術館
高槻のライブに行く途中、寄り道して訪ねた。
庭園の鮮やかさを増した緑も、落ち着きのある調度も・・・、いい感じ。いいところ。

ウイリアム・モリス展は、有名な「いちご泥棒」などを、ふむふむと眺め、
アーツ・アンド・クラフツ運動が、柳 宗悦(やなぎ むねよし)の民藝運動へ繋がっていくのも興味深い。
予想外に、常設展のモネやシニャックが静かに眺められたのも、よかった。

しかし、一番、印象的だったのは、オルゴールの演奏(笑)
ドイツPolyphon社のMikadoと言うオルゴール。何故に日本語名?
心ときめかせる精妙な香具わしい音色。本当にメルヘンの世界だった。
ちょうど、読んでいた小説に出てきた表現がぴったり。
「たくさんの花が、吊り下げられたクリスタルの鈴となって音をたてているようであった。」
(ホフマン「黄金の壺」)


睡蓮の頃の池も、いいかもしれない。







長らく気になっていたので、ようやく宿題が一つ片付いた。
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池口岳

2018年05月01日 | 
南アルプス深南部の二百名山、池口岳を訪ねた。標高2,392m。
この山域で「岳」のつく山は少数。
さすが、「岳」だけあって、双耳峰の姿は凛々しく、登り甲斐のある山。
マイナーな山だけど、二百名山に数えられるのも分かる。
長いコースなので、1泊2日で歩く。
暑くもなく、寒くもなく、快適で、静かな山歩きができた。


登山口からしばらく登ると、スミレの花が其処かしこに


今の時節おなじみのミヤマカタバミも、スミレの花と競うがごとく、其処かしこに


「ナギ」の大崩落地帯を通過


今回は、テントを背負っての大荷物


2日目。今日は連休最後の晴天日
中央アルプス連嶺遠望


オブジェ的な美しさだと思う。


樹間から、南アルプス南部の主峰群
右から、聖、赤石、兎・・・。


山頂にて一応、記念撮影


北峰から少し行くと、深南部の山々が綺麗に見渡せる。
左、池口岳南峰、奥が中の尾根山?、右は鶏冠山


光岳


左、上河内岳。右、茶臼岳
上河内岳は、気品があって、素晴らしく秀麗。
好きな山。


オーレン


テント場は、一人貸し切り


ザラ薙~ジャンクション間
ようやく南アルプスがすっきり見える。
右、聖岳の王者なこと・・・。


どっちの薙だったっけ…。


左、池口岳に別れを告げる。


芽吹き

=====
<アクセス>
江南@愛知~池口岳避難小屋(駐車場) 160キロ3時間
※駐車場は避難小屋横と、登山口手前で数台分。自分は12時で3台目だった。

=====
<ルート>
1日目
12:10 登山口
14:00 牛首
15:20 クロ薙
17:15 ザラ薙のテント場

2日目
4:30 ザラ薙のテント場
6:30 山頂着(北峰)
7:30 山頂出発
9:10~9:45 ザラ薙(テント撤収)
11:20 クロ薙
12:20 牛首
13:40 登山口

====
<メモ>
予想どおり、静かな山だった。
1日目は、すれ違ったのは4人。2日目も、すれ違ったのは3人。
テント場も山頂も、自分ひとりで貸し切り!

クロ薙、ザラ薙は南面が大崩落していて、おかげで南面の展望良好。
山頂まで樹林帯なので、すっきりとした展望は得られにくいけれども、ところどころ、南アルプス、中央アルプスが眺められて、嬉しい。
山頂から、南峰方面に、ほんの少し行ったところから、深南部の展望良好。
富士山は確認できず。

雪は、ジャンクションのあたりから、ところどころ。
特に危険なところはなくて、アイゼンなしでも問題なし。
朝のうちは、雪も締まっていたので、踏み抜くこともなかった。

ジャンクションの少し前からは、けっこうハードな登りだった。
南峰は、途中の鞍部まで行ってみたけれども、道が悪くて、断念。

温泉は、かぐらの湯。立派な道の駅の施設。ちょっと寄り道する形になるけれども。
====
<個人的なメモ>
天気が良ければ、九州遠征と思っていたけれども、予定日は天候悪化で、急遽、諸所キャンセル。行先変更して臨む。
しかし、キャンセル料が・・・!(仕方ない・・・。)
2日間で行けて、登りにくく、静かそうな山と言うことで、池口岳へ。
一昨年の光岳で、山小屋で居合わせた方から、池口岳は普通に登れるとの情報もあったので。

暑くなくて快適だったので、水は2.5リットルだけで、十分だった。
コースは長い。日帰りでの往復はかなりハードと思われる。テントにして正解だったと思う。
激烈な筋肉痛にも見舞われずにすんだので。

鼻風邪を押して、腰の爆弾(ヘルニア)がくすぶる中、10キロの荷物を背負っての山行きは、自分としては、ちょっと危険な賭けだったけど、無事帰還できて、我ながら、良くやった!
重い荷物を背負ったのに、下りてきてからの方が、腰の調子がいいのが不思議!
コメント (2)
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