みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

匙投げのボロネーズ

2015年05月30日 | ピアノ会
この日は、半年ぶりのピアノ会でした。
ピアノ仲間と共に、スタインウェイのフルコンを囲んで、久しぶりに人前演奏する。

仲間が奏でるピアノの音色は、ほんとうに、美しかった。
砂金をまぶしたような、煌めきのある高音。優しく幽かに糸を引くような余韻の音色・・・。
本当に、この上なく、いいピアノだ!

腕達者の皆さんの演奏に触れ、いろんな曲を聞いて、大いに刺激になるし、
ピアノ談義も楽しかったし・・・。

とは言え、自身の演奏は、史上稀に見る最悪な失敗に終わってしまった。
最後に挑戦した、英雄ポロネーズは、3ページ目(全体の1/4も進んでいない)で、弾き続けられなくなってしまい、途中棄権。
リタイヤ。
言えば、匙を投げざるを得ない状態。
出張で、1週間、ピアノを弾けなかったけれど、まぁなんとかなるかな???と言う
根拠不明、持ち前の甘い期待は、完膚なきまでに打ち砕かれてしまった。
風薫る5月は、匙投げのボロネーズに終わってしまった。

これは、これで、いい経験になったのだが・・・。

今回の会よりも何倍も緊張するであろう8月の発表会に、果たして、英雄ポロネーズで臨んでいいのかどうか?
練習できる時間は、週末の僅かの時間だけだし・・・。
どうしたものか・・・。

でも、失敗は成功の源!
まあ、何とかなるかな?(←懲りてないないなあ・・・。)

=====
・ショパン/マズルカOp.68-3
・ギロック/スターライトワルツ
・ショパン/エオリアンハープ
(・途中棄権ショパン/英雄ポロネーズ)
=====

@扶桑町文化会館
コメント (6)
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◎発表会に向けて~ラフのカヴァティーナ

2015年05月23日 | ヴァイオリン
前回のバイオリンの練習メモは、昨年末だったので、
かれこれ5ヶ月も、レッスンメモを更新できていなかったのだな・・・。
なんてこどだ!
忙殺で、1週間が1日のように過ぎていく・・・。我が人生、七分の一。
時の過ぎることの速いこと・・・。

その後、ビバルディのコンチェルトイ短調3-6の3楽章を3月に温情合格(さすが天才ビバルディのコンチェルトだけあって、夢中になって練習!)
ボームの無窮動(これも、とても楽しかった!)も4月末で、温情合格を頂き、
5月からは、発表会に向けての練習スタート!

曲をどうするかは、かなり悩ましかったのだけど、ラフのカヴァティーナにする。
穏やかでとてもロマンティックな曲。
しかし、自分の好みの選曲だと、いつも似た傾向の曲になってしまうなあ・・・。

後半は重音がもりだくさん、ハイトーンも最高記録のAまで出てきて、未知の領域!
少ない練習時間で、さぁ一体どこまで弾けるようになることやら・・・。

バイオリンのいいことは、ピアノと違って、持ち運びができること。
出張先でも、カラオケボックスで練習できるので、きっと、なんとかなるはず。
やってやろうじゃないか!


Raff - "Cavatina"; I. Perlman, violin

パールマンの演奏、どうしてこんなに惹きつけられるんだろう・・・。

Raff Cavatina for violin and piano

少しでも、こんな演奏に近づけるといいのだけど・・・。

ちなみに、発表会の他の候補曲は・・・。

パラディスのシチリアーノ
M.T. Von Paradis - Siciliene; Itzhak Perlman, violin


モーツァルトのホ短調ソナタの2楽章
モーツァルト/ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 第21番 第2楽章,K.304,K6.300c


来年くらいには???
コメント (2)
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カフェミモ春爛漫茶会vol15千秋楽

2015年05月09日 | ライブ&コンサート
この日はカフェミモvol15の千秋楽へ。
遊佐未森さんカフェミモは、ここ数年間、毎年必ず足を運んでいるお楽しみのライブ。
とてもよかった。

心地良く、清々しく流れてゆく、特上のPOPS。
ほんとうに、風が透き通っていく感じ。とても心に優しい音楽でした。

今回、最初から最後までサポートで入られていたTicomoon 吉野友加さんのハープの素敵なこと!
香り高く、慎み深く、芯の詰まった、蜜のような音。
瑞々しく、ゆうらりとした遊佐さんの歌声に、素晴らしい味わいを添えていたと思う。

一番印象深かったのは「ハモニカ海岸」の序奏かな・・・・。
光り輝く岬の夜明けを思わせる、あの序奏には、ハープがぴったり!

あと、最後に歌われた「桜君を思う」
今年は、忙しくて、桜をゆっくり眺める時間もなかったのだけど、この曲を聴いて、一月遅れの音の花見を楽しむことができた!
遊佐未森さんの声には、桜の花びらが、よく似合う。

それと、U2?のハードなナンバーのカバーにも挑戦して、はっちゃけてるところ、冒険心あふれているところも、遊佐未森さんの真骨頂だと思った。

このところ、きわめて時間貧乏な日々を送っているけれども、
だからこそ、一層、なつかしい歌声が胸に沁み渡った。
それこそ、生き返った感じ。

また来年のカフェミモが巡ってきますように!


開演直前、さぁ楽しみだ。
円形ホールの「ちくさ座」は最後列でも舞台が近い!




ライブ限定発売のピアノアルバム
カフェミモ物販隊長の楠さんが言われていたように、確かに、眠りにつく前に聴くと良さそう。
ジャケットも和む。
将来、こういう家に住んでみたい。

@千種文化小劇場(ちくさ座)
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宇連山

2015年05月06日 | 日記
昨日は、かねてから気になっていた三河の山、宇連山(うれやま)を訪ねる。
面白い岩場ルートがあるとの噂だったので。
本当は遠くの山に遠征したかったけれども、連休中もずっと仕事で休めなかったので、やむなく、近くの山に行くことにする。

期待していた西尾根の岩場ルートは、前半は確かに見晴が良く、気分爽快だったけれども、高度感は、今一つ・・・。
良かった展望も、登るにつれて、樹林に沈んでしまう。
山頂も、東面に開けたところもあるが、樹林の中で、やや残念。

先週の高尾山よりも、もちろん人は少なくて、落ち着いて、歩ける。
いろんな野鳥のさえずり、心安らぐせせらぎの音、気持ちのいいそよ風・・・。
まさに季節は風薫る五月で、自然の中を歩くのは、とても気持ちいい。

目立たないところに咲くホソバシャクナゲ、そして、かなり珍しいギンリョウソウも見掛けて、嬉しい。(ギンリョウは、「銀竜」と書くのだな。)
道もよく整備されていて、山歩きと言うよりも、ロングハイキングだったなあ。

たかだか900メートルの高さではあったけれども、意外と歩きごたえがある。
翌日、やや筋肉痛に見舞われてしまったし・・・。

東京の出張先は、どこのホテルも、そして職場も、階段禁止なので、筋肉の衰えも早い気がする。
このままでは夏の山が心配なので、スクワットなど、別のトレーニングに取り組まねば・・・。

とにかく、気になっていた山を一つ登ることができたので、今度はどこへ行こう!


途中、眺めた明神山。
なかなかに、格好いい姿。


ホソバシャクナゲ
慎み深く咲いてました。

=====
<他メモ>
・登り 愛知県民の森駐車場~山頂(西尾根ルート) 3時間
・下り 山頂~愛知県民の森駐車場(下石の滝経由ルート) 2時間
・江南~愛知県民の森駐車場、2時間弱
 三遠南信自動車道の鳳来峡IC経由でも、下道でも、あまり変わらない・・・。
・駐車場はたっぷり、ただし朝7時までは閉鎖

@愛知県新城市 929メートル
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