みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

ホフマニアダ(ホフマンの物語)

2019年06月30日 | 映画
ドイツ幻想文学の巨匠、E.T.A.ホフマン。
くるみ割り人形、コッペリア、ホフマン物語・・・、クラシック音楽好きとしては、気になる作家だし、
「黄金の壺」は、ちょうど昨年読んだところだったので、観てみる。

音楽の才能もあり、モーツァルトを愛するあまり、名前をアマデウスにしてまったホフマン・・・、
青柳いづみこさんの本でも取り上げられていたっけ。

とても映像が綺麗。
黄金の壺の幻想的が、映像になると、なるほど、こうなるんだなと、興味深い。
夢の国アトランティスの様子も、ゼルペンティーナ(蛇)の魅力的な姿も、いい感じ。
醜い登場人物が多いのには参ったけれど。

本編の前に放映された「マイリトルゴート」(見里朝希監督)(フェルト人形アニメーション)もインパクトあり。
こっちの方が、正直、怖かった・・・。

https://hoffmaniada.net/


『ホフマニアダ ホフマンの物語』日本版予告編


黄金の壺 (岩波文庫)
神品 芳夫
岩波書店


音楽と文学の対位法 (中公文庫)
青柳 いづみこ
中央公論新社


@シネマテーク@名古屋今池
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宗次ランチタイムコンサートVol.11906

2019年06月29日 | ライブ&コンサート
声楽のミニコンサートを訪ねた。
宗次ホールのランチタイムコンサートで、1時間だけ。

招待券?の期限が切れる間際で、ほとんど思いつきで訪ねたので、
外れても仕方ないなあ・・・と思っていたけれども、当たりだった。
予想外に良かった。
技術的なことは、チンプンカンプンだけれども、歌われたソプラノさんの声が好みの感じ。
誠実に歌われて、いい物が詰まったような素敵な声の方だった。
声楽は、器楽よりも、ずっと個性(人柄)が出るジャンルだと思う。
(写真から、ある程度、推測できる気もする・・・。)

いわゆる、気軽に聴ける名曲コンサートだったけど、今日、はじめて曲名を知った曲もあった。
声楽に関しては、自分は、入門レベルであることを認識。
でも、その分、これから、出会いも多いはず!
好みの声楽家さんを開拓するのも、楽しそうだな・・・。







ソプラノ:室井綾子(むろいあやこ)
ピアノ:五島史誉(ごしまふみよ)

=====
今回、会場に着いたら、満席で、キャンセル待ちの番号札を渡されて、やきもきする。
ぎりぎり入れたから良かったけれど、危ないところだった。
宗次のランチタイムコンサートが、こんなにも盛況だったとは・・・。
自由席でも、予約をしていく方がよいですね。

=====
番外編
コンサートの後、近くの「ステーキ&ハンバーグ匠 TAKUMI」でランチする。
各種、お肉、魚のランチが、サラダ+カレー+フルーツのバイキング付きで1000円前後。
ちょっと奥まったところだからかな?大混雑してることもなく、宗次ホール近くで、野菜をしっかりとれるランチとしては、最強だと思う。

=====
番外編 その2
写真は早朝訪ねた、伊木山で、今年初の萩。
自然界では、秋が始まっている?

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日の目を見ない消火訓練

2019年06月23日 | 近況
町内会の防災訓練だった。
今年は、30年に一度の班長を仰せつかっているので、今まで、町内会の活動には、ほとんど関心がなかったのだけど、いろいろと経験できるいい機会なので、できる限り、イベントに参加することにしている。

自分は、消火栓から放水する訓練に参加。
丸く畳められた消火ホースをボーリングの球を投げるのに近いイメージで、転がして、伸ばすのは、楽しかった!

でも、よく考えたら、自宅は、消防署から数十メートルしか、離れていないので、自分が放水する前に、プロの消防士が、速攻で放水して火消ししてくれると思われ、
恐らく、今日の訓練が、日の目を見ることは、なさそう・・・。
(AEDの心肺蘇生の方が、良かったなあ!)

そもそも、消防署のすぐ傍なのだから、火災保険を安くしてくれないかな?とも思う。
(車の保険は、各社が、いろいろ競い合っているけれど、火災保険は???)

この春から、町内会費の徴収、広報の配布、ゴミ当番の割り振り、等々、雑用に時間を奪われて、なんだかな・・・、だけれども、何事も経験! 前向きに行きたいところだな。

関係ないけれども、消防士はかっこいいなあ・・・。

コメント (2)
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鷲ヶ岳

2019年06月17日 | 
この日は、奥美濃の鷲ヶ岳へ。
鷲ヶ岳は、御岳山と白山のちょうど中間にある標高1,671mの山。
名古屋圏では、山よりも、スキー場の方で、よく知られてるはず。
一応、日本三百名山で気になっていたので、登ることにする。


桑ガ谷林道がダートになりだして、林道終点までの距離も、たいしたこともなさそうなので、
手前に停めることにする。


とても爽やかで、天気は良好!
気持ちいい!




いっぷく平
藤原頼保顕彰堂


白山方面は、残念、雲の中


一応、記念写真
案外、すんなり山頂到着
展望盤はあったけれど、山名標識なく、どこの山か分からないな・・・。


山頂は笹が切り開かれて、展望良好だったけれど、
この日は、御嶽山だけ。
条件がよければ、乗鞍、北ア、白山なども見えただろうに・・・。


山頂直下は、階段に次ぐ、階段・・・。
奥は白鳥の町


階段の間の土砂が流れて、ただの障害物と化している階段も多かった。
せっかく大変な労力で設置したのに・・・。


ただし、階段には、リズムがあるので、なんとなく撮ってしまう。


かなり上まで、林道工事中




花は少なめ





山頂直下の急な階段の連続がつらくて、足に来る。
ハードル状態になっていて、歩きにくい。距離は短いのに、足への負担大で、トレーニングに好適?
山頂からの展望もいいので、桑ガ谷林道が良ければ、時々訪ねてもいいかな・・・。

鷲見の姓が、ここの鷲ヶ岳から来ているのは、勉強になった!

=====
<アクセス>
愛知江南~桑ガ谷林道の少し入ったところまで 80キロ
行きは、通勤の大渋滞にはまり、2時間半(要反省!)。
帰りは1時間半。
高鷲インターから下りて、すぐなので、アプローチはいいですね。

=====
<ルート>
9:30 桑ガ谷林道入って少しのところの車停車地点
10:00 林道終点駐車場
10:50いっぷく平
11:40~12:25 山頂
13:30 林道終点駐車場
14:00 車停車地点

====
<メモ>
・桑ガ谷林道は、半分舗装、半分ダート、あまりよくないけれど、走って走れないことはない。
 脇に入る道が、幾つもあって、迷いそうだった。
・林道終点の駐車場は平日なのでガラガラ。1台だけ。10台は止められそう
・花、少ない
・山頂は笹が切り開かれて360度の展望。ただ、そんなに広くないので、休日は混むのかな・・・。
・山頂直下の階段が、嫌な感じ・・・。

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前橋汀子&中部フィル ブラームス1番

2019年06月16日 | ライブ&コンサート
地元の中部フィルと前橋汀子さんの演奏会へ行く。
とても良かった!
前橋汀子さん、とても若くて、溌剌とされてて、びっくり。本当に華のある方だなあ。
1943年生まれなので、 75歳? とてもそんな風には見えない。

ブラームスの1番も素晴らしかった。
感動した! 終楽章は泣けてきて、困った・・・。(笑)
荘厳な夜明けを迎えるような、あの感じが、大好き。
クラシック音楽のシンフォニーで一番好かもしれない。

そう言えば、随分、曲が短く感じたのだった。
アマオケで弾いてる時も短く感じるのだけど、どういうわけか、聴くのも短く感じられるようになってきた気がする。???

ベートーヴェンのヴァイオリンコンチェルトも、バイオリンコンチェルトの中では、一番好きな曲なので、
自分としては、これ以上は考えられない、ベストすぎるプログラムだった。
天気が今一つで山を断念し、演奏会にしてよかった。
(先生、こんなにいいプログラムで、出演されるなら、早く教えて下さい!)

いつか、どちらの曲もオーケストラで弾く(←ちゃんと弾く)のが夢。
このところ、長いトンネル状態のバイオリンだけど、練習、頑張ろう!

=====
追伸
とは言え、前日に急に行くことにしたので、入手できた席があまり良くなくて、ビオラの正面で聴くことになる。
ビオラの音がよく分かって、楽しめたけれど(ビオラパートに参加した気分)、前橋さんは指揮者に隠れがち。

あと、後の席にマナーの悪い老年の男性グループが、偉そうにしゃべり散らしていて、演奏中、ビニールをかさかささせるし、ガチャンと物を落として、びっくりさせられるしで・・・。
こういうマナーの悪い観客が、最近増えてないかな???
通ぶった老人、迷惑を与えていることに鈍感な老人は大嫌い。








前橋汀子さんは、このCDのジャケットと同じ、赤いドレスでした。
すっかり、ファンになってしまった。

特別演奏会(芸文コンサートホール) 秋山のドイツ3大B名曲コンサート
@愛知県芸術劇場コンサートホール
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行く末が案じられる・・・。

2019年06月15日 | 雑記
旧知の友人とランチしがてら、時事放談する。
お互い同じIT業界に身を置いているので、ファーウェイ制裁の今後、グーグルの覇権の今後、車のCASE、サブスクリプションビジネスなどもろもろに話が及ぶ。
些末な政治の話題には、関心は持てないけれど、大局的に、国と言うか、人類の行く末は、案じられるので。(笑)

ファーウェイ
個人的には、ファーウェイは逆境に打ち勝って、グーグル、アップルに対抗する勢力になって欲しいと思う。
中国の一党独裁政は怖いけれど、グーグルの支配も、もっと怖い。
情報通信のインフラが、米国に牛耳られていることが怖い。
(>日本の電機メーカーにもっと頑張ってもらいたかった・・・。)
いつか、切実に、ただより高いものはない!と思う日がやって来るのでは?
今、中国に向かっている刃が、いつ別の国に向けられることか・・・。
恐ろしや・・・。

えげつないこと
国際政治の場では、いつの時代もそうだけど、えげつないことがまかり通る。
安全保障の錦の御旗があれば、米国は、アンドロイドに加えて、他、Windowsなども利用禁止の制裁ができる?
OSは情報通信・ITのインフラ、生命戦。制裁合戦がエスカレートしないことを祈るばかり。
第二次大戦前夜、石油禁輸の制裁に端を発して、どこぞの国は、米国に戦いを挑んだなあ・・・。

策士?
トランプの凄いことは、物議を醸す言動を繰り返し続けて、何をやっても、もう誰も驚かないだろう、と言う雰囲気を作り上げたこと。
「ああ、またか・・・。」と思わせて、良識を麻痺させてしまっている。
過激な言動は、マスコミの攪乱?
マスコミは、トランプの狙い通り、いいようにやられているのかもしれない。
アメリカ合衆国大統領ともなれば、そのぐらいの策があって欲しいと思う。

任期の安心感
アメリカの凄いところは、トランプが大統領になっても、思ったほど、混乱していないこと。
時々、とんでもない大統領が現れて、とんでもないことになっても、最長8年の任期が終われば、修正ができる安心感がある。
(それに引き換え、中国やロシアは・・・。)

独裁政治は民主政治に勝る
よく言われる、
 ・中国の共産党一党独裁=悪
 ・西側の民主政治=善
の図式は、疑ってかかった方がいい?
歴史を紐解けば、国家が一番発展する政治体制は、優れた指導者に率いられた独裁政治。
60点狙いの民主政治は、独裁政治に敵わない?
政治は独裁、経済は自由経済という中国は、すごいチャレンジをしている。

=====
彼とは、20年来、こんな話を続けているので、政治に関心を持つのは、歳のせいではありません。
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ZABADAK Acoustic Trio Tour 2019

2019年06月11日 | ライブ&コンサート
この日はザバダックのライブへ。
ザバダック、最高!だった。
ジャンルも時代も何のその。辺境の音楽にして、縦横無尽。
吉良さんのロックの魂は永遠なのだ。

今回、風部として、初めて笛を吹いたのだけど、うむむ・・・。
練習不足で、とちってしまうし・・・。
ポーランドの最後のところは、自分のソプラノリコーダーの腕では歯が立たないので、沈黙してしまうし・・・。
次回は、ソプラニーノでチャレンジ!
(弱小?な名古屋の風部に、少しでも貢献できるように)


写真は、小峰さんのTwitterから頂きました。

出演:ZABADAK 小峰公子(Vo., Acc. )
 鬼怒無月(Gt., Cho. )
 オラン(Acc., Cho. )

@得三@今池

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ボタニカルデザイン展

2019年06月09日 | 絵・写真・美術館
この日は、三重県総合博物館MieMuのボタニカルデザイン展へ。

様々な植物が、どうして、今ある形になっているのか?
花好きとしては、とても興味深かった。
何気ない形に、いろんな意味込められているんだなあ・・・。

新しい発見も多かった。
白菜、青梗菜、水菜、蕪が、人類が農耕を始めるまでは、実は同じ種類の植物で、少し昔に分かれたばかりだったなんて・・・!
これでは、栄養が偏ってしまう・・・。

当日、たまたま、学芸員さんのギャラリートークを聴くことができて、
やはり、実際に解説してもらえると、分かりやすいなあ!
好きを仕事にされている学芸員さんが、羨ましい。

MieMuの建物も、とてもいい感じだったし。
誘ってもらえた、知り合いに感謝!


なぜだが、この日撮った写真が1日分、全て、きれいさっぱりSDカードに保存されていなかった!
何があったんだろ???

@三重県総合博物館
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2019夏ピアノ会

2019年06月08日 | ピアノ会
この日は、半年に一度のピアノ会でした。
主催者としては、無事終了して、ほっと一安心。
土地勘のない初めての会場、野性の勘頼みの会食のお店の選択、調子の悪いスマホ、地図が古くて使い物にならないナビ・・・と、不安な点が多かったけれど、何事もなく、会が終えられて、胸をなでおろす。

今回も10名ほどの皆さんに集まって頂いて、和やかな会だった。
難曲に挑戦されてる方の演奏を聴いていていると、自分も逃げてばかりではいけないな・・・、と前向きな気持ちに・・・。
(でも時間が・・・。)

会場の「山のホール」は、名古屋市内から車で15分ほどなのに、びっくりするぐらい自然豊かで、山の中の雰囲気。空気の匂いが山なのだ。山好きの自分としては素晴らしい環境だった。
期待のベーゼンドルファーは、意外とベーゼンドルファーぽくない感じがしたけれど、(ヤマハな感じの音)、それでも、素晴らしく音の鳴りがよく、綺麗な音だった。
弾き心地も申し分なし。
(実は、休憩タイムに、リラックスして練習弾きしてた時、ピアニシモも弾き易くて、素晴らしいピアノだなあと実感。(本番は、緊張してて、よく分かってなかった(笑))

・メンデルスゾーン/岸辺にて
・ナザレー/オデオン
・ショパン/エオリアンハープ

自身の演奏は、どの曲も、やっぱり凡ミス、音の弾き間違いに多々見舞われますね。
特にオデオン。
でも、大崩壊がなかったので、良しとしよう。








番外編 ランチは会場近くのベル・スールさんで頂いたのだけど、とても健康的で、満足度が高かった!
さすが、秋篠宮殿下が訪ねられたことがあるカフェだなあと感心。

@山のホール@日進市
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