みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

アウラ、美しき哉!

2012年12月23日 | ライブ&コンサート
アウラのクリスマスコンサートへ。
クラシック・アカペラの世界を切り拓くアウラ。
5人の歌姫の織りなす美しいハーモニーに身を浸す。
まるでギリシャ神話の森の中に迷い込んで、ニンフたちが歌遊びをしてる場面に遭遇しているような感じ。
みずみずしく、しなやかで、躍動感溢れてる。
素晴らしい!
気持ちもとても晴れやかに。

今回、2回目のコンサートで、メンバーの声の特徴も、よく分かってきた。
容姿と歌声の相関はやはりあるというのが結論でした。

華のある二人のソプラノ、原嶋さん、畠山さんに、
凛として、気品、深み、色艶、落ち着き、全てにおいて申し分ない菊池さん。
すばらしく性格の良さそうな、心和む歌声の佐藤さん。
実は、魅力的な歌唱力の持ち主、内野さん。

それぞれに魅力的な個性を持つ5名のメンバーの歌声が重なって、美しいアウラの響きが現れる。
ドリームチームだなあ。これは。

こういう美しさに立ち会うと、実感として分かるのだ。
人類の歩んでいる方向は間違っていないことが。(なんだか大げさだけど・・・。)

と言うことで、実に素晴らしいコンサートでした。

特に良かったのは、ガウデーテ、ひいらぎ飾ろう、そりすべり、花のワルツ。
ささやかな踊りや振付は、音楽をより活き活きと引き立てていた気がする。
今日のステージのDVDが欲しいなあ!
これからも、Auraを熱烈に肩入れすることを、心に誓う。





Aura official site
http://www.aura-official.com/
コメント (2)
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テンペスト考

2012年12月09日 | ピアノ
それで、早速、テンペストの3楽章をさらう。
冬の冴え冴えした空気に、テンペストは似合うと思う。

右手と左手が交互に来る音形は「エリーゼのために」に近い。
重なりが少ない分、意外と弾きやすいし・・・。

それにしても、なんて、切なくて美しい旋律・・・。
こういう音楽を作らしめた、ベートーヴェンの運命の過酷さ、不遇を思うとなあ・・・、
何というか、いたたまれなくて、涙を禁じえないですね。
ミューズの神の非情なこと・・・。

せめては、ベートーヴェンの時代に心を馳せ、心を重ね、ちゃんと弾いてやらないと・・・。
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テンペスト

2012年12月08日 | 近況
某日、ある方の結婚の話を耳にする。
もちろん、目出度いと思いつつ、テンペストが弾きたくなる。
今日は、テンペストに相応しい、北風が吹き荒れた一日だった。

テンペストに取り組んでみるとしよう。

テンペスト

このピアニストは、バレンボイム(Daniel Barenboim )ですよね?
とても丁寧で、深い精神性が感じられる演奏だと思う。
流されることなく、真正面で、男らしい。


月光も。
Daniel Barenboim - Moonlight sonata - 3�・mov Presto agitato (HQ)
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メサイア

2012年12月02日 | ライブ&コンサート
バイオリンのレッスンで、ヘンデルに目覚めたこともあって、聴きに行く。
ヘンデルの核心の曲も聴いておかねばと思い・・・。

素晴らしかった。
ヘンデルのおおらかさ、明るさは、やっぱりいいですね。
豊かな弦の響きに、典雅なチェンバロ、ほのぼのしたオルガン、高らかに鳴り響くラッパ、大人数の合唱、声楽の独唱・・・。
豊かな時間でした。

ソプラノの金原聡子さんの歌には、すっかり聴き惚れてしまった。

@愛知県芸術劇場コンサートホール
指揮/三石精一
管弦楽/名フィル
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