みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

ピアノの会にて 2006春

2006年04月30日 | ピアノ
今日は、仲間とスタインウェイのピアノを囲んでの会だった。
発表会のように、ひどく緊張することもなかったのだけど、緊張しないわりには、相変わらず、傷の多い演奏だったなぁ。止まってばかり・・・。まぁ、上手な演奏を披露するのではなく、ピアノを楽しむ場なので、よしとしよう。(最近、考えが甘くなってきてるような・・・。)

こういう会の場合、自分の番が何回か回ってくるので、弾く曲を数曲、用意することにしてる。こういう機会をうまく利用して、何回も繰り返し弾くことで、いつでも弾けるレパートリー曲を、少しずつ増やしていけたらと思う。

そらみみの弾いた曲
・メリカント「ゆるやかなワルツ」
・マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」
・ショパン「スケルツォ2番」
・モーツァルト「ピアノソナタK.331第1楽章」
・バッハ「シチリアーノ」

仲間の弾くのを聴いていると、また弾きたい曲が、むくむくと増えてしまうのが、嬉しい悩み。今日聴いた中では、ギロックの「スターライト・ワルツ」は、やはり、なんとしても弾きたいと思った。

とにかく、遠いところから集まってくれた皆さんに感謝!また、夏にも(次回は梅雨明け前ぐらいかな?)やる予定なので、これを読んでいて、興味のある方は、連絡をください。

(写真のはなみずきは、ランチを食べた「メープルリーフ」にて。このお店、店内にお山の写真がたくさん飾ってあって、山好きには堪えられない。)
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わかば

2006年04月29日 | 音楽
あらとうと青葉若葉の日の光
(芭蕉)

少し、みどりの日にちなんで。
青葉は夏6月、若葉は夏5月の季語。
溌剌とした明るいみどりの葉も好きだなぁ。
写真は、庭の「むべ」の葉。

今日の日経新聞の「私のリフレッシュ」のコーナーで、遊佐未森さんが出ていた。
遊佐さんのリフレッシュ法は太極拳なのだそうだ。
毎日、海を眺め、休みの日には友人宅の花を愛で、地元の市場の食材で料理して、季節感のある暮らしをするのも、リラックス法とのこと。

5/10の新アルバム「休暇小屋」の発売が待ち遠しい。
「別荘」ではなくて、「小屋」がいいなぁと思う。

仕事が忙しくなってきてのだけど、世間並みに連休となる。ありがたい。

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ニリンソウ ~4人家族~

2006年04月28日 | 花・植物
今月上旬に咲いていたニリンソウ。
結局、いい句が思いつかなかった・・・。

四人家族、自分が子供の頃は、平凡でごく一般的な家族の風景かと思っていたけど、この年になって、実は、とても難しいことだったのだと思い至る。
普通や平凡が難しい時代・・・。

いつか、上高地のニリンソウの群落も見てみたいと思う。
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しばざくら・びっしり

2006年04月27日 | 花・植物
好きなのだ。群生が。びっしり花で埋まっているのが。

少し前、近くを散歩していたら、畑の中に、しばざくらのびっしりを発見。
思わず、撮影開始。パシャパシャ、パシャパシャ。
(構図も何も無いので、撮るのが簡単でいいですね・・・。)









青、赤、白、桃の4色を、見詰めていると、改めて、あぁ春であるなぁと思った。
春の間はピアノブログはお休みで、花ブログに方針変更になってしまうなぁ・・・。
せめては、花の歌でも弾いてみようか・・・。
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チューリップ・三人官女

2006年04月25日 | 花・植物
チューリップ崩るるまでの数日を娼婦のやうに咲けよ一途に
(三澤吏佐子)

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

チューリップって現実離れしてると思う。
こんな存在がこの世にあっていいのかな?


三人官女


桃色と黄色の微妙なグラデーションを愛でていると、気がへんになりそう。

このチューリップ君の品種って、どなたかご存知の方、ご一報を!
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おだまき、咲き乱れて

2006年04月24日 | 花・植物
おだまきは好きな花だ。
可愛らしさ、やわらかさ、ひかえめな感じが、ほどよいのだ。

しかしだ、ゆめゆめ可憐な姿に惑わされること無かれ。
君は強い。
増える、増える。
空耳家の庭に大増殖中。このままでは、おだまきの里になってしまうなぁ・・・。
今年は、ほんとうに蕾がたくさんで、この先どうなるんだろう・・・。


白は珍しい。清楚な感じが一段と好印象。


君は、なよなよしているね。うつむきかげんだけど、何か考え事をしているの?


雨上がりの朝。もうすぐだね。



君には、蝶々草の名前をあげようか?

もともと、カナダオダマキ、ミヤマオダマキ、ヤマオダマキ・・・、何種類かあったのだけど、どれがどうなのか分からなくなってしまった。
ひょっとしたら、混ざって、空耳家固有の新種になってしまったかも?

ソラミミオダマキ?

まさか・・・。

(おうどん入り茶碗蒸の「おだまき」も、好物でした。)

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バイモユリ

2006年04月23日 | 花・植物
虫たちの未来も照らす貝母百合(ばいもゆり)
(そらみみ)

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
4月の上旬に庭で咲いていた貝母百合(ばいもゆり)。なにか句を添えようと思いつつ、こんな時期になってしまった。ごめん。

バイモユリは中国大陸からやってきた百合なんだそうです。
母なる貝とは、素敵な名前だなぁ。

ブログは、これからしばらく、花シリーズにしようと思います。
(母と貝が逆だったので、修正しています。)
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ざぜんそう・おひなさま

2006年04月22日 | 俳句・短歌



百咲いて 百の無言や 座禅草
(藤田湘子)

見つめ合うこともできずにお雛様
(北広島市 樋口範子)

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
・「座禅草」の句。座禅草(ざぜんそう)は小さなお堂で人が座禅を組むように見えることから、名付けられたのだそうだ。花言葉は、沈黙の愛。山の斜面の百の小さなお堂に百の静寂。百という数字がちょうどいい。中国だと千とか万だろう。百は、まぁまぁ多くても、多すぎることのない、やさしい多さなのだ。

・「お雛様」の句。お内裏様とお雛様、近くにいても、見つめ合うことができない二人。言われてみれば、当たり前だけど、意外と気付かない。思わず、はっとする。こういう素敵な発見は俳句の醍醐味だろう。こういうことを想像できる感性、好きだなぁ。番組の最後の発表で二席であった。どの句が特選になるかを当てるのも、この番組の面白いところ。

(4月のNHK俳句で気に入った句でした。)
(写真の「つつじの蕾」は数日前の庭で。)
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菜の花畑

2006年04月20日 | 花・植物
求めているものは、家のすぐ近くにあった。

一面の菜の花畑に、ずっと憧れていた。
先週のピアノの会の帰り道、桜に誘われて、いつも通る道から、一本奥の道に入る。
川沿いの今は盛りの桜もよかったのだけど、この菜の花畑の方が嬉しかったかな。

たまには寄り道もいいもんだ。

改めて、日常的ではないものに惹かれる自分の傾向を再認識。
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残るさくら

2006年04月17日 | 俳句・短歌


百千鳥静かに老いてゆく二人
(詠み人知らず)

散るさくら残るさくらも散るさくら
(良寛)

まさをなる空よりしだれざくらかな
(富安風生)

寝返りをうてば土筆は目の高さ
(永六輔)

仔馬立つこけてよろけてやっと立つ
(永六輔)

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
・「百千鳥」で「ももちどり」と読むのだそうな。今回の兼題だった。いい言葉。たくさんの小鳥が囀る中、仲睦まじい年月を重ねた夫婦の姿。憧れる。

・「散るさくら」の句。鮮烈に印象に残る句。桜の散る様子を、実に含蓄深く捉えてる。見事すぎる。

・「まさをなる」の句。俳人、富安風生の代表作とのこと。しだれざくらを下から見上げて、あたかも空から落ちてくる感じが、これまた実に見事。

・「寝返り」の句。永六輔氏はこの回のゲスト。こういう素敵なこと忘れてたなぁ。ほのぼのとした温かさが感じられる。好きだ。

・「仔馬」の句。生まれたばかりの仔馬が必死の思いで立ち上がろうとする様子。固唾を飲んで見守る作者、エールを送る作者の眼差しが伝わってくる。いい句。

(4月のNHK俳句で気に入った句でした。)
(写真の「残るさくら」は、自宅近くの五条川にて。)
コメント (4)
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