みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

●レッスン ラスト2週間

2008年03月30日 | ピアノレッスン
昨夜、そして、本日昼、レッスン。
このところ仕事が忙しく(今の仕事は、人事系システムのおもりなので、4月1日を目前にして、組織変更、異動でたいへん・・・)、練習時間があまり確保できず・・・。ウィークデーは、就寝前に、遅く弾く練習を1回ずつが精一杯といった感じ。

・エルガー「愛の挨拶」Op12
2回弾いて、2回目が断然良いと言われるが、1回目から、いい感じで弾くには、どうしたらいいんだろう???
1回目は止まってしまった・・・。大丈夫なんだろうか???

・ピアソラ(山本京子編曲)「リベルタンゴ」
序奏でよろめいて大怪我、止まりそう、危ない。本番で大怪我なしで弾けるかは、運次第?

・<リコーダー>「アイリッシュ・トラッド」、遊佐未森「つゆくさ」
先生と、繰り返しの確認などを打ち合わせ。リコーダーは単音なので、ピアノに比べると、かなり気楽。音をミスっても止まることはないだろうし・・・。と言いつつも、ラスト2週間、ロングトーンぐらいはやっておこう。
リコーダーを吹くのを気持ちよく、また、こうして、伴奏をして頂いて、吹く機会が与えられたこと、ありがたいなと思う。

プログラムが渡されて、ソロの順番は生徒の最後となってしまう。けっこうプレッシャーだな。前の人が、ドビュッシーの「雨の庭」なので、本番の緊張感を再現するために「雨の庭」を聴いてみようか?と思ったりもする。

(写真)ショウジョウバカマ
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花結い姫~カタクリを求めて

2008年03月29日 | 花・植物
随分久しぶりにカタクリの花に再会。
有名なカタクリの群生地は、高級カメラを持ったおじさんたちでごったがえすらしいので、空耳家に伝わる静かなカタクリの地へ。このへん


花びらの結い加減が素敵だな。


こちらも捨てがたし。花結い姫とでも言おうか。ふっくらゆったりアップにおめかししてる。


習作1

万葉の昔から「堅香子(かたかご)」の花と親しまれてきたかたくり。
「やそおとめ」にはカタクリの群生の意味もあるのだろう。

改めて、片栗の「クリ」は「栗」の形から来ているんだな・・・。


麗しきカタクリ姫であるな。
うす桃色の凍れる炎。


麗しきカタクリ姫、どちらを選ぶべきなのか、わからない・・・。
優美な流線美であるな。


中には、花結いに興味のない彼女もいる。


花弁に描かれた桜の花と言うか、ピンクリボンが!
自然の造形美に、ただただ感服。


美は乱調にあり
イナバウワーとは言いますまい。


見事なカタクリの花結い。
日本髪の原型は、カタクリにありや?

発表会で弾く「愛の挨拶」はかたくりの花に捧げよう。
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すみれ

2008年03月27日 | 俳句・短歌

春の野に すみれ摘みにと 来(こ)しわれそ
 野をなつかしみ 一夜(ひとよ)寝にける
(山部赤人)

今年も、すみれの花の季節になったな。
「なつかしい」=「心がひかれ、離れがたい感情」

庭に咲いたすみれは、控えめで、地味なかんじ。
そして、なつかしい。

すみれと言えば、あいも変わらず、スプートニクの恋人(村上春樹)で、
スプートニクの恋人 (講談社文庫)
村上 春樹
講談社

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そして、モーツァルトの「すみれ」ですね。


モーツァルト:歌曲集
シュワルツコップ(エリザベート)
EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)

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金沢写真記

2008年03月23日 | 
あれよあれよという間に、2週間前のことになってしまったけど・・・。
兼六園の他の金沢写真記。


図らずも敬礼!@金沢城公園
密かに今回のベストショットかもしれない。
影法師写真倶楽部の会員として、面目躍如であろうか。


利家公@尾山神社


尾山神社の神苑は、訪れる人もまばらで、とても静か。
しめしめと思いつつ、木道に進み・・・。


嗚呼、こいが行ってしまう・・・。


ギヤマン=ガラスの古い呼び方だそうです。
(信号の赤が目立ってますが・・・)

あと、金沢で気になったは、やたらと8に縁があったこと。
・今年は2008年
・遊佐さんのライブは3月8日
・カフェミモは8回目
・入ったラーメン屋が8番ラーメンだった。
(北陸を貫く国道が8号線だから、まあこれはご愛嬌か)
(番外編、自分の誕生日は8日。3月ではないけど)

「8が倒れたら∞なんですよ!」というライブのMCが印象に残る。
3は8のなり損ねと見えなくもないな・・・。
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霧のロンドン~牧野義雄~豊田市美術館~クリムト~篤姫

2008年03月22日 | 絵・写真・美術館
一昨日、牧野義雄展に行く。
昔の愛知県挙母町、今の豊田市の画家だそうだ。
100年前、英国で霧のロンドンを描き、たいへん人気を博したとのこと。

細やかに描かれた淡い水彩。
まるでノクターンの雰囲気。
しっとりとしたロンドンの霧が、詩情豊かで、惹き込まれる。

嗚呼憧れのロンドン?であるなあ。
会期終了間近なので、ご興味をもたれた方、お見逃しなく。


ピカデリー・サーカスの夜景


バッキンガム宮殿の夕暮れ


雨の日のスローン・スクエア


会場の豊田市美術館は、施設全体が自体がよく吟味された空間芸術だなと思った。
意匠をこらした建築空間ですね。











他、常設展?で見られたムンクの素描?「接吻」「魅惑」。素晴らしく本質が描かれていると感心。
クリムトは、なるほど、独特の華やいだ世界だなあと思う。

とてもお勧めの場所ですね。

クリムトと言えば、今年のNHK大河ドラマの篤姫のオープニングが、クリムト的な華やいだ美しさで、かなり、気に入っているのでした。字の入っていないバージョンがあるといいのに・・・。
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ルーシー

2008年03月21日 | 雑記

宇宙に浮かぶダイヤモンドの星


太陽も遠い将来、何十億?カラットの巨大なダイヤモンドの星になる。
と言う事は、
ああっ、何十億年後、宇宙には、巨大なダイヤモンドの結晶が、ポツポツ浮かぶのだろう・・・。

天の川の数ある星のその中に、ダイヤモンドの結晶が浮かんでる。
これをロマンと呼ばずして何と呼ぼう・・・。
科学は限りなくロマンに近い。

たまには、プラネタリウムに行くべしかな?

こちらの本「アーリオ・オーリオ」にて、思わぬ発見でした。

袋小路の男 (講談社文庫 い 113-2)
絲山 秋子
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日記080319

2008年03月19日 | 日記
たまには日記も書くことにする。

朝、玄関を出たところで、男子小学生高学年?中学生?の一群から、「おはようございます!」と声を掛けられる。
この年代の少年たちから挨拶を受けるのは、生まれて初めてのこと。少し驚きながら「おはようございます!」と返す。清々しい気分になる。

昼、いつものランチのお勘定で、店員さんが話し掛けてくる。
「手品を見せてくれるお客さんがいるんです・・・。」云々、どうも要領を得ないもわもわとした話。
妙齢の女性から話しかけられるのは非常に珍しい。店員さんにつられて自分の頭も「もわもわ」しつつ、それでも、なんだか嬉しくなる。

昼過ぎ、今のプロジェクトで、やむなく関わりを持つことになった、相手側システムの担当者から、爆弾メールが飛んでくる。
この方、相手の気持ちを思い遣るということが、まるで無く、自分が世界の中心だと誤解しているように見受けられる、かなり困った人。どうして、こう、絶妙に火に油を注ぐ文面をしつらえることができるのか!驚き呆れつつ、読むほどに、じわじわと怒り物質が頭に充満してくるのが分かる。

あ~あ、穏やかに生きることを信条としているのに・・・。

「いかん、怒ったら負けだぞ!」と気持ちを鎮めていると、同じメールを読んだ同僚が、猛烈に怒って、そらみみさんどうします?とにじり寄って来る。
その彼の瞬間湯沸かし機ぶりが、あまりに見事なので、思わず、噴出しそうになる。
怒りと、笑いは、共存できることを発見する。気持ちもなんだか、鎮まる。

夜、帰宅時の電車の中、読んでる本(絲山 秋子著「袋小路の男」)が、なかなかいい感じ。
いい子ぶってない、ありのままの登場人物が良い。どうしようもなく惹かれる気持ち、世の中にはそういう感情があることを思い出す。
疲れが少し取れて、穏やかな気持ちになる。

今日はそんな一日。

袋小路の男 (講談社文庫 い 113-2)
絲山 秋子
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(写真)今年もヒヤシンス姫がやってきた。
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早春の兼六園

2008年03月15日 | 
金沢に来たからには何はともあれ、兼六園。
と言うことで、先週3/8,9の兼六園の写真記。けっこう撮影を満喫したのでした。


太陽も西にだいぶん傾いていたっけ・・・。


梅園では、蕾膨らむ。


早朝、霜化粧が綺麗だった。@広坂の入り口付近。


水底の石にも、配慮が行き届いている


苔むした岩も、光を浴びて、美しい。


岩や灯篭が、ぽつぽつと、いい佇まい。


少し相生松だろうか?「あいおい」=相老いる、いい言葉。


撮影ばかりで、水流の音を思い出せない・・・。


琴柱灯篭(ことじとうろう)、兼六園の真打。


曲水に敷き詰められた石も、いい感じだったな。


朽ちた円


川底のオーロラ。
陽を浴びて、みどりの藻が蛍光を放って、浮かび上がってた。
今回の兼六園で、一番、印象に残ったかな・・・。


雁行橋と雪見橋の習作


春はすぐそこだけど、雪吊りに間に合った。


春はすぐそこだけど、なんとか、残雪にも間に合った。


曲水の習作


水面に光の粒がきらめくのは、やっぱいいいと思う。@時雨亭の近く

兼六園は、被写体が多すぎて、ついつい、いろいろ入れたくなって、難しいと思う。

今まで、撮影に興じてばかりなのは、本来の雰囲気の良さを味わってないようで、後ろめたい感じがあったのだけど、
気にせずに、どんどん撮ることにする。「私を撮って!」という声がいろいろ、聞こえてくるから。
被写体を求めて、よく観察することは、それはそれで、意味があることだろう!、開き直りか・・・。

願わくば、躑躅や紅葉のころに、再訪したいな。
おわり。
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遊佐さん桃の節句茶会@金沢

2008年03月12日 | 音楽
この休日は、歌姫、遊佐さんを追って、金沢を訪ねたのだった。
北国の寒空に春を呼ぶ温かいライブでした。

以下、ネタバレなので、庭園美術館の千秋楽に行かれる方は、ご用心のほどを。

ライブの最中、ずっと、いろんなところが好きすぎて、困ったなという感じ。
ふうわり、やわらかでよく伸びる声。ゆらめき、透き通る感じがいい。ちょっとボーイッシュだったり、遊び心があったり、変幻自在なところにも惹かれる。瑞々しさ、さわやかさ、ほんとうに、好ましいものがいっぱい詰まってる。全くもって、自分の中では不動の歌姫だ。

会場の金沢市民芸術村パフォーミングスクエアは、とても音響がよかった?と思う。いつも以上に音がくっきり聞こえる。こじんまりとして、200人くらの入りだったかな。お客さんが少なめだと、アットホームな親密な感じになるな。東京の草月ホールよりも、音の満足感は高い。地方公演は、実はかなり狙い目かも?

あと、客層が幅広いこと。みんなの歌世代の小学生から、檸檬世代のお年寄りまで、世代の垣根がない。選曲も、いろんなファンへの気配りが感じられる。改めて思ったのだけど、遊佐さんの音楽には聴く者への労わり、優しさがあふれてる。

メンバーは、おなじみのメンバーで、ギター西海孝氏、パーカッションの楠均氏とも、ほんとうに息が合っていて、遊佐さんのポケットから出てくるいろんなアイデアが、3人のコンビネーションプレイで、様々に展開してゆく。素晴らしいなあ。

と言うことで、とても満足感の高いライブでした。遊佐さんに感謝!
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●レッスン リベルタンゴ&愛の挨拶~発表会に向けて

2008年03月11日 | ピアノレッスン
夜、レッスンへ。眠い、眠い・・・。
左手小指のけがは、不安が残るけれども、結局、発表会に出ることにする。ソロは愛の挨拶とリベルタンゴ。アンサンブルの部は、リコーダー2曲で。

・ピアソラ(山本京子編曲)「リベルタンゴ」
6回目か・・・。完奏。旋律を太く出すこと。リズムを強調して!
本番、不安になって、腰が引けてしまったら、駄目で、前へ、前へ。

・エルガー「愛の挨拶」Op12
旋律の浮き立たせること。テヌートやスラーを意識しよう。

愛の挨拶は、普段の練習で、できるだけ遅く練習をすると、暗譜がボロボロなことがよく分かる。こんなんで大丈夫なんだろうか???
リベルタンゴは、全体的に音外しが多くて、どうやったら精度が上げられるのかな?
残り1ヶ月、どうやったら安定感、確実性UPが果たせるんだろう?成功の方程式が欲しいぞ。

(写真)オーレンの花
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