みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

瀬戸内芸術祭2019女木島

2019年05月20日 | 絵・写真・美術館
そして、女木島で下船。


木村崇人/カモメの駐車場




禿鷹墳上/20世紀の回想
強い風が吹き荒れていて、でも、この作品には風がよく似合う!






前回は無音だったけど、今日は、音楽が奏でられていた・・・。


平尾成志×瀬ト内工芸ズ。/BONSAI deepening roots






原倫太郎+原游/「島の中の小さなお店」プロジェクト ピンポン・シー 






山下麻衣+小林直人/「島の中の小さなお店」プロジェクト 世界はどうしてこんなに美しいんだ


中里繪魯洲/「島の中の小さなお店」プロジェクト こころのマッサージサロン




大竹伸朗/女根 / めこん




両方とも、女性用かと思ってしまった・・・。


依田洋一朗/SLAND THEATRE MEGI 「女木島名画座」


しばし、休憩


杉浦康益/段々の風


こういう風に撮ればいいんだな。


愛知県立芸術大学瀬戸内アートプロジェクトチーム/MEGI HOUSE
動物の楽園に進化していた・・・。







歩き疲れたけれど、最後の船で高松に向かい、帰途につく。21:30には名古屋に帰着。

結局、2日間で回れたのは、全体の1/4ほど。
12の島を全て巡り、一通りに観るのに1週間~10日はかかりそう・・・。
前日の夜までは、小豆島上陸を企んでいたけれど、バスの接続が悪くて、断念。
小豆島はレンタカー借りるしかなさそう・・・。
夏と秋も、きっと訪ねるぞ!

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瀬戸内芸術祭2019男木島

2019年05月20日 | 絵・写真・美術館
翌日、天気予報は小雨。
屋久島や宮崎では大変な大雨だったので、観念して、屋内の作品が多そうな、男木島と女木島を目指すことにする。


出航
昨日、上ったサンポートは抜群に高い。


さすが雨の少ない瀬戸内。
結局、雨は少しぱらついたけれど、ほとんど降らなくて、青空も顔をのぞかせてくれた。


眞壁陸二/男木島 路地壁画プロジェクト wallalley




山口啓介/歩く方舟
この日一番乗り!
きたきた! 借景は、屋島と五剣山に限る。


この日の空と彩色がとてもマッチしていた。


えっさ、ほいっさ


松本秋則/アキノリウム
アキノリウムにも再会
芸術祭中は、大混雑と聞いていたけれど、平日の朝一は、全然大丈夫だった。しばらく独り占め。
心安らぐ、竹の楽団の音に、しばし身を預けた。
言うことなし。








なんて、心癒される、竹サウンドだろう・・・。
ちょうど居合わせた方が言っていたけれど、確かにジブリの世界観と通じるものありますね。


川島猛とドリームフレンズ/The Space Flower・Dance・Ring(宇宙華・舞・環)

カラフルにバージョンアップされてた!
ほんとうに丹念に描かれていて、宇宙の華の混沌に包まれる体験だった。










高橋治希/SEA VINEー波打ち際にてー
九谷焼で作られているそうな・・・。








栗真由美/記憶のボトル
雑多な思い出も、ボトルに入れられ、整然と並べられて、とても綺麗に輝く。
自分の思い出は、はてさて?










大岩オスカール/部屋の中の部屋
この違和感、伝わるかな・・・。




漆の家プロジェクト/漆の家


漆の壁に映る景色は、印象派の絵の趣だった。


漆の壁に映る景色の方が、しっとりと深みがあった。


サラ・ヴェストファル/うちの海 うちの見
深海の底に、タコが動き回っていました。


村山悟郎/生成するウォールドローイング -日本家屋のために


お昼は男木バーガーを頂きました。
美味しかった!


TEAM 男気/タコツボル
タコ壺の底から、世界を眺めてみた。


それでは、男木島から、女木島へ向かおう!
男木島は、とても見ごたえあり!










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瀬戸内芸術祭2019高松その1

2019年05月19日 | 絵・写真・美術館
大島を訪ねる前後に高松で時間があったので、高松港の作品も見て回る。


高松港は昨年の8月以来、数か月ぶり。馴染みの港になってきた。
天気予報のとおり、ちょっと天気は下降気味・・・。




やはり大槌島。


結局、翌日行くことになる、女木島。


大巻伸嗣/Liminal Air -core-
Liminalは、
《心理学》閾の、
〔光や音などを〕感知できるか否かの境目にある
の意味でした。


リン・シュンロン(林舜龍)/国境を越えて・海
遠くからだけど・・・。


ジュリアン・オピー/「銀行家、看護師、探偵、弁護士」
何事も一面から見るだけでは、分からないですね・・・。




本間純 / 待つ人 / 内海さん
確か、背景と同化する蛾や昆虫がいたと思うけれど、それのアート版。
見たい人だけには見える。






昨年、秋、妻有の松代でお見掛けしましたね。こちらにも見えてましたか・・・。




番外編
高い所が好きなので、サンポート高松の最上階へ。


ここに美味しそうなレストランもあったけれど、
自分だけのために、ここでレストランに入るのは、もったいない気がしたので、パス。


お気に入りのケーキもご馳走様でした。


この日のホテルも、当たりだった。
フロントの方が、10年に1回遭遇できるかどうかの美人な方だったのも、旅のいい思い出。
こういう不意打ちが時にはあるものだなあ・・・。


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瀬戸内芸術祭2019大島

2019年05月19日 | 絵・写真・美術館
次なる目的地は大島。


高松から連絡船(なぜか無料)に乗って、30分ほどです。

ここは、島内がハンセン病の療養施設・青松園になっていて、
島に隔離され、生涯を送られた方のことが思われ、単純にアートを楽しむ、という感じではない・・・。


山川冬樹/歩みきたりて
この作品の映像を見ていたら、
新作のリングワンデルングは、入場時間2分遅れてしまい、見逃してしまった・・・。
(山好きとしては、残念なことだった。)

幾つかの作品を鑑賞した後、島内を散策する。




裏からでは、なにかのオブジェみたいだけど・・・。


盲導線
車道の中央分離の線ではない。


盲導鈴(もうどうれい)
島内ずっと、「乙女の祈り」と「ふるさと」のオルゴールが流れていて、
それらが、重なっては離れて、安らかなような、明るいような、悲しいような複雑な感じ。


風の舞にて
心から、ご冥福をお祈りします。





ここの療養施設では、まだ何十人かの方々が暮らしているとのこと。
ハンセン病の療養施設は、芸術祭の会場でなければ、足を運びにくい施設。
2時間ほどの短い時間だったけれど、この島を実際、自分の足で歩いて回ってみて、ハンセン病にまつわる不幸な歴史を、今までよりは、少し身近に感じることができるようになったと思う。


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瀬戸内芸術祭2019沙弥島

2019年05月19日 | 絵・写真・美術館
瀬戸内芸術祭に行ってきました。
目的地は、春会期だけの沙弥島(しゃみしま)。
そして、訪ねたことない大島。翌日はノープラン・・・。(笑)
行ったことのない、小豆島に行きたいけど・・・。
始発の新幹線に乗って、9時過ぎには坂出に到着。坂出からはシャトルバスで沙弥島へ。

番の州の埋め立てによって陸続きになってしまって、船に乗るよりは、ちょっと興に欠けるかも・・・。


ターニャ・プレミンガー/階層・地層・層
小さな小山のこの作品。遠くから眺めると、子供騙しな!と思わなくもなかったけれど、
実際、ぐるぐる歩いてみると、工夫されている。
とにかく、ぐるぐる切られたスロープが、すぐ隣の瀬戸大橋とマッチする。


山好きとしては、開聞岳のぐるぐる登山道が懐かしかった。


五十嵐靖/そらあみ<島巡り>
自然はそれだけでも十分に美しい。
でも、あえて、この美しい浜辺に何かを加えるなら、こうなる。
瀬戸内の綺麗な景色を引き立てる、技ありな作品だなあと、つくづく感心する。
磯の美しい漣とハーモニーを奏でていた。
あと、やはり「そらみみ」を名乗る自分としては、「そらあみ」を訪ねないわけにはいかなかったのだ。





今、ピアノレッスンで取り組んでいるエオリアンハープのイメージと繋がるなあ・・・。




大岩オスカール/大岩島2
直径10数メートルありそうな、風船のドームの絵に包まれる。
こえびさんたちが空気が抜けないように、気を遣っていたのが、印象的。



蓮沼昌宏/12島と港の物語 回遊式アニメーション
回転式のパラパラ漫画って、ありそうでなくて、初めての体験だった。
鑑賞者の回転レバーの回し具合で、じわじわ進んだり、進み過ぎたり、その辺のムラのあるところが、人間味があって、面白い。
自分は、中断しまくりで、まるで自分のピアノ演奏のようだった。(笑)
最新のテクノロジーを駆使した映像作品とは真逆のアプローチだけど、
発想次第でローテクでも追求すべき世界はいろいろあるんじゃないかな?


ほんとうに、気持ちのいい日だった。


レオニート・チシコフ/月と塩をめぐる3つの作品
作品の1つは、ソルベーグの歌とともに、サンド・アート?のようなもので表現された空の映像が展開されていて、
移り行く雲の情景をこんなふうに表現できるんだと、とても感心する。


名前に「月」が含まれている自分としては、ついつい月に反応してしまう。

天の海に
雲の波立ち月の船
星の林に漕ぎ隠る見ゆ
(柿本人麻呂)


数年ぶりの沙弥島、だいぶん薄れていたけれど、改めて、いいところだった。

時間の関係で、作品の一部はパス。
東山魁夷の美術館もパス。
あと、神戸工科大学アートプロジェクトもパス。これはなぜ、芸術祭の1つに入ってないのかな?
ガイド本にはバスの時刻だけ出ていて、意味不明だったけれど、現地に行って、ようやく分かった。
丸一日あればなあ・・・。

芸術祭期間中の休日にアートを訪ねるのは初めてだったので、恐ろしく混んでいたら、どうしようと?戦々恐々としていたけれど、
沙弥島に関しては、万葉会館の作品だけが5~10分ほど待ったと思うけれど、他は、待ち時間なしで、常識的な混雑具合だった。
坂出からのシャトルバスも、バスの30分前には着いたので、着席できてしまう。
乗れない人もいて、バスは大混雑だったけれど・・・。
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霊仙山(りょうぜん)ハイキング

2019年05月11日 | 
霊仙は鈴鹿山脈の北の端、好展望の花の百名山。
伊吹山と対峙して、標高1100メートル弱。
恐らく、35年ぶりぐらいに再訪。
噂に違わぬ、素晴らしい展望と花の山だった!


山小屋かなや
廃屋アートみたいだった。


汗フキ峠へ向けて


日の当たらない、しっとりした早朝の山道で、ツツジが歓迎してくれる。


とてもよく踏まれた快適な道


うんと・・・。
チゴユリっぽいのだけど・・・。葉が・・・、自信ない。


日が昇ってきた!


気持ちのいい林


少しずつ、疎林になって、見えてくる。


朝陽を浴びた黎明な新緑は和む。
令和の令と、黎明の黎は繋がりがあるんだろか???






清楚でちょっと寂しげ。








樹林を抜けてきた!


琵琶湖も見えてきた!


木のオブジェも見えてきた!


深山のタンポポ


歩き始めて1時間ほどで、遮るもののない360度展望の世界へ!


なんて、なだらかで、気持ちのいい道!


道の習作


気持ちのいい草原


木のある風景が好きなのだ












其処かしこに ニリンソウ


東方面。池田山。それから、うっすら百々ヶ峰、金華山、各務原アルプスと思しき山々も・・・。
故郷の山を眺めるのは嬉しい。











伊吹山は、さすが百名山の貫禄がある


山道を行く


最高点到達
虫の大乱舞が凄いことになっていて、這う這うの体で退散する。


鈴鹿連峰も見えた!
藤原と御池(おいけ)


精悍


もうすぐ


山頂到着!


一応、証拠写真








ネコノメソウ




西南尾根方面に行ってみる。




すがすがしい新緑の斜面は気持ちいい。
右奥は養老の山








山道と苔の造形が川になる。


イチリンソウは一輪だけ。
もう少し先かな?


池がぽつりぽつり


忘れられたカメラ


ワラビは珍しい




木のアーチを真下から


番外編
お昼は、名物の鱒料理を頂いた。

こんなにいい山なら、もっと早く行っておけば・・・。

=====
<アクセス>
江南(自宅)~榑ヶ畑(くれがはた)駐車場 1時間10分
=====
<ルート>
6:00 榑ヶ畑スタート
8:10 最高点
8:30~9:30 山頂、西南尾根散策
9:40 経塚山
11:00 駐車場

====
<メモ>
・本当は、西南尾根を下りて、周回ルートにしたあったけれど、汗フキ峠から、落合に抜ける道が通行止めになっていたので、やむなくピストンにする。
・今度は、福寿草の時期に訪ねてみたい。
・下山の時、恐らく100人以上の人とすれ違ったと思う・・・。
・アクセスよし、道よし、展望よし、花よしで、言うこと無し! 休日半日で、盛りだくさんに楽しめる、リピートしたい名山!
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ホキ美術館

2019年05月04日 | 絵・写真・美術館
千葉にある、写実絵画を集めた珍しい美術館、ホキ美術館を訪ねた。
都心から離れていて、なかなか行けなかったけれど、ようやく実現。

率直な感想としては、どうも妙な気分になってしまった・・・と言うのが本当のところ。
本当によく描けている作品は、写真みたいだけど、よくよく見てみると写真じゃない。
この感覚が、常識を覆される感じで、どうも、しっくり来ない。

写実絵画のジレンマのようなものも感じる。
写実を極めれば、極めるほど、写真になってしまう。
普通の絵画には感じられる、奥行きが薄れて、平板になってしまう気もする。
モデルの選択も一層重要になるんだろか???
ものすごく制作に労力が必要だそうだが、それが報われない気もする。

どれだけ写実に徹しても、画家の個性がつきまとうのは興味深かった。
森本草介「休日」は、とても惹きつけられた。
やっぱり、静謐さが感じられる絵が好きなんだ。
落ち着いたセピアの色調の美しい女性像が多くて、製作者の女性美への憧れが、伝わってくる感じ。

個人的には、終わりの方で、思いがけず、大学時代、講義を聴いていたノーベル賞を受賞された野依先生の肖像画に対面することになり、びっくり。

なんだか直球勝負ではなく、巧妙な変化球を投げられた感じもする。
制約の多い写実の絵のおかげで、普通の絵の自由なこと(素直に心象が表現できること)を思わされた。
考えさせられる美術館だった。




建築もとてもユニークで、とてもゆったり、鑑賞しやすいように、設計されている。
館内の雰囲気も素晴らしかった。



@ホキ美術館
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ラファエル前派の軌跡展

2019年05月04日 | 絵・写真・美術館
期待が大きかったせいか、自分としては、今一つ。
何かお気に入りが見つかるかな?と思っていたのだけど・・・。

ロセッティの描いた女性像は、皆、男顔で、女性らしさが感じられない。
なんだか、気持ちが入らない。
ラスキンは、素描や習作が多いし・・・。
連休前半に観た、吉野石膏の印象派とそれ以降の展覧会が良かったからかな?
寝不足で体調が悪かったせいかな?
以前、ロンドンで、ラファエル前派の作品を目の当たりにした時の感激は一体どこに行ってしまったのかな?

ここの美術館は、階段を上がったり、下がったり、どうも館内がすっきりしないし、
今回、特にロセッティのコーナーは、写真撮影可になっていて、カメラおじさんが、やたらと撮影(赤いライトが点滅)していて、とても迷惑。興をそがれた気がする。





@三菱一号館美術館

おまけ、東京駅にて







ちょうど、新天皇陛下の一般参賀の日で、皇居に向かっていく人が多かった・・・。
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丹沢の大山は花の名山

2019年05月03日 | 
連休後半は首都圏に遠征。
目指したのは、丹沢の大山(おおやま)。
新幹線で東京に行くとき、その立派な姿を見ては、あれに登らねば!と、長らく思い続けていた山なので、宿願を果たした感じ。


小田急の小田原駅はアートな感じでいいなあ


ヤビツ峠から出発


路は快適




ミツバツチグリのはず


ヤマルリソウのはず


名前調査中


リンドウが咲いていると嬉しい


調査中
樹の上で咲いていたのが、落花していた・・・。




エイザンスミレ?




25丁目付近より。時間が遅く霞は多かったけれど、江の島や相模の海岸が眺められて、嬉しい


真鶴半島も見えた




表参道と合流すると、あまりの人の多さに仰天!


山頂の西側より、箱根の山々
二子山、駒ヶ岳・神山・冠ヶ岳、金時山・明星ヶ岳のはず
あそこにも行かねば!


富士山も遅い時間なので、雲が出ているけれど・・・。


マムシグサ


ヤマルリソウ






大山の裏参道は、カタバミがとんでもない大群生。
もう少し先、咲いたら、凄いことになりそう。


オドリコソウ




ヤマブキ


シャガも


ええっと・・・。

大山は、花の百名山に選ばれているだけあって、いろんな花が咲き乱れてた。
中でも、淡い紫のスミレと黄色いミツバツチグリは大群生で、ずっと目を楽しませてくれる。
新緑と早春を満喫して、素晴らしいハイキングだった。
今回、山友さんも同行してくれて、ソロでは見逃すことも、いろいろ気づけて、のんびり、いい山だった!

ただし、日和が良すぎることもあったんだろうけれど、表参道~山頂の人の多さには、閉口。
山頂直下の行列登山、山頂トイレの大行列、山頂の大ラッシュ(お昼を食べるところもない)は山の楽しみ半減・・・。
こんな大混雑は高尾山以来。首都圏の山は、これがあるから怖い・・・。
幸い、山頂の西側のお中道に、静かでいい場所があって、大混雑の難を避けて、お昼ができたけれど・・・。

山頂~表参道の大混雑とは対照的に、蓑毛(みのげ)に下る道は、嘘のように登山者が少なくて、とても静かだった。
恐らく、90%の人は、ケーブルカーで表参道を往復、9%はヤビツ峠往復、0.1%が裏参道の蓑毛ルート利用ぐらいかな?

=====
<アクセス>
行き)名古屋~小田原~秦野~ヤビツ峠 新幹線、小田急線、バス 3時間40分
帰り)河口湖から三島は高速バス、1時間半 三島から新幹線
=====
<ルート>
10:00 ヤビツ峠
12:00~13:40 山頂
16:50 蓑毛
====
<メモ>
・さすがに首都圏の人気の山で、いい山だけど、山頂の大混雑は・・・。
 裏参道ルート、静かで、ヤビツからの周回ルートにもなるので、これは、いい選択だった!
 蓑毛からはバスの本数も多くて便利だし。

・蓑毛のバス停のところにある、お菓子屋さんで食べたプリンは、すばらしく美味しかった!
 下山後の、蓑毛でデザートも、一興では?

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「印象派から先へ」展

2019年05月01日 | 絵・写真・美術館
令和の初日は、小雨の中、名古屋市美術館の「印象派から先へ」展へ。
作品は、全て吉野石膏コレクションの収蔵品とのこと。
印象派以降の有名画家の作品が一堂に集められていて、見応えあり!
今まで、いろんな展覧会で、「吉野石膏コレクション」の言葉は目にしていたけれど、こんなに充実していたのか!
山形美術館、恐るべし。

詩情豊かなコロー
ミレーの実直
モネの柔らかなローズ色
ルノワールの生命力と躍動感のあふれる線
シャガールの魔法、想像力
ブラマンクの情熱(昨年、ブラマンク展を見て、個人的にブラマンク・ブームなのだけど、フォーブ時代の後の作品ばかりだった。今回、フォーブ時代のブラマンクも目にして、フォーブ後と相通じるものがあって、なるほど!と思う。)
どれも、良かった!

他、ブーダン、ルオー、ユトリロ、マリー・ローランサン、キスリング(キスリング展も観に行かねば!)
いろんな個性が、楽しめて、素晴らしかった。

シスレーの爽快な緑を見ていると、今、ピアノで取り組んでいるラテン系の曲と、繋がる感じもする。
こういう風に弾くと感じが出てきそう。

もう一度、行こうかな?



@名古屋市美術館
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