みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

●ソナタ3番終楽章へ

2022年11月27日 | ピアノレッスン
9月に山で痛めた右手親指、突き指の痛みも、ようやくほぼ取れて、ピアノのレッスン再開!
予想通り、治るのに2か月かかった・・・。

レッスン曲は、ショパンのエチュードの17番と、遂にソナタ3番の4楽章!(苦節、超遅10か月の譜読みを経て!)
どちらも練習が間に合ってなくて、レッスンを受けるのは、申し訳ないレベルだったけれど・・・、
盛りだくさんのアドバイスを頂いて、ありがたい!
無理して、レッスンを入れて、よかった!

横で先生が、こう弾くといいよと、模範演奏を見せてくれて、いつもながらに、唸らされる。
平板なモノクロの音楽が、立体的に浮き上がってくる。
こういうのに、少しでも、近づけるといいな・・・。

帰って、頂いたアドアイスを取り入れて丁寧に弾くと、あら不思議!
マンネリ気味だったエチュードも、すっかり見違えて、また惚れ直してしまった感じ。
細部を疎かにせず、丁寧に接すると、自然と愛情は湧いてくる。
恐らく、楽器の演奏に限らず、あらゆることに通じる真理だと思う。

=====
<番外編>
レッスンの帰り、里山トレーニングで尾張富士山へ。
登り口の紅葉は、少しを盛りを過ぎてたかな?


秋の最後を鮮やかに彩る里の紅葉
そして冬が来る・・・。


京都のように、背景に五重塔が立っていてくれたらなあ・・・。
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●レッスン~W17

2022年07月31日 | ピアノレッスン
ピアノのレッスンだった。
奇遇なことに、ショパンのプレリュードとエチュードの17番が同時にレッスンだった。
1+7=8だから、17は自分に縁があるのかな?

=====
<メモ>
・プレリュードの17番
どうも感じが出ない・・・、どうしたものか・・、と思っていたけれど、
フレーズとフレーズの間の「間」を意識することで、あら不思議、いい感じになってきた。
(しかも「間」はペダルの踏み替えで自然に生まれる!)
・フォルテの部分でも、音量を抑えて弾くべき音
 右手の下、伴奏部分
・同じ音の連打
 単に刻むのではなくて、歌を意識する

・エチュードの17番
昨年の腱鞘炎で中断して、遣り掛けだったので、再開。
1年間、熟成させて、だいぶん安定してきたかな?と思っていたけれど、面白いほど、音を外してしまい、
エチュードは、改めて難しい・・・。

=====
<番外編>

レッスン後、お気に入りカフェでのランチ。
惣菜3品を選ぶのが、いつもながらに悩ましい。
生姜ご飯がとても美味しかった!
明太子と豆腐の組み合わせがいい。
デザートのレアチーズプリン、まったり、レモンの爽やかさとまったりチーズが美味しかった。
勉強になる!

このところ、気持ちが、山登りに向かってしまい、仕事が多忙なこともあって、どうもピアノの練習に気持ちが向かない。
ピアノの敵は山・・・。
でも、レッスンを受けて、ピアノのモチベーションも復活!
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●プレリュードOp28-17 へ

2022年06月26日 | ピアノレッスン
早くも盛夏到来で、なんとなく夏バテ気味の中、ピアノレッスンだった。
曲は、弾き続きのショパンのソナタ3番3楽章と、新たに同じくショパンの24の前奏曲の17番!

<ショパン/ソナタ3番3楽章>
ピアノ会の前に集中して練習した後で油断もあり、プレリュードを形にするのに必死で、あまり練習できなかった。
案の定、記憶劣化が発生して、躓きまくり。
致命的な音価ミスも発覚。(ピアノ会では恥ずかしい演奏をしてしまった・・・。)
1つ目のテーマは、リズムが前のめりになってしまっているとの指摘。
弾き込むことによる劣化にも要注意。

<ショパン/プレリュード Op. 28 -17>
前弾いていたOp.45のプレリュードが卒業になったので、レッスンに持ってゆくため、集中して練習して、なんとか間に合った!
譜読みし始めて、かれこれ3か月ぐらい?
ロマンチックな歌心あふれる佳曲。綺麗に弾けるようになって、いつか大好きな人に捧げたいと思える曲。
今回は、指摘事項は少なめ。全音版の音違いが幾つか指摘されて・・・。全音は、直す気がないのかな・・・。
パデレフスキ版、欲しいかも・・・。

Seong-Jin Cho – Prelude in A flat major Op. 28 No. 17 (third stage)

ショパコンで聴いて、すっかり恋に落ちてしまった。
こんな風に弾けるようになるといいな!

=====
<番外編>
レッスン後にランチを頂く。定番のマスターズカフェもこの猛暑のせいか、お店は静か。
その後、寄った尾張富士も、この猛暑のせいか、登山者はほとんどいなくて、静か。
不意打ちの暑さのせいで、蝉もまだいなくて、、登山道は無音。妙な感じ。
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●レッスンそして秘密の花園

2022年03月27日 | ピアノレッスン
この日は月1回のピアノのレッスン。
曲は、ショパンのプレリュードOp45とソナタ3番の3楽章。
ソナタは、時間切れでで半分までになってしまった。
今回もありがたいアドバイスが盛りだくさん!
アドバイスが楽譜となんだか違う!、と思い、先生の楽譜を見たら、譜面が違っていた。
自分のは、全音版なので、これは仕方ない。

先日の藤田真央君の演奏に触発されて、やはり音楽は流れ、勢いがた大切!と思って弾いたら、
どうも慌てぎみの演奏になってしまっていたらしく、いろいろ間を取るようにとのこと。
何事も塩梅が難しいところ・・・。

=====
レッスン後、よく行く近くの里山のカタクリ群生地を覗いてみる。
ここは、そらみみ家に伝わる、一子相伝、秘密のカタクリの地。
ここは桜が咲き始める頃、カタクリは盛期を迎えるのだ!
どうかな?と思いつつ、獣道を進んでみると・・・。


まずはショウジョウバカマのお出迎え


いたいた、真打登場!


斜面に何百ものカタクリが咲き乱れていた。
今までで一番凄い!
今年は当たり年なんだろうか?
春の妖精を独り占めにして、しばし、撮影に興じる。


花弁に桜のようなピンクリボンが描かれてるいるのが、なんとも心憎い!
神の作り給うた最高傑作だ!


目印は竹藪だったりする。

=====
夕方、桜の様子を確かめに、近所の公園に行ってみると、


モクレンは盛り


桜は1週間後が見頃になりそう。



春・春・春!
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●ソナタ3番突入!

2022年03月05日 | ピアノレッスン
ようやく、寒さが緩んで来て、春が近づいてきた!
2022年も2ヶ月が過ぎて、もう1ヶ月後は桜の季節なのだ・・・。
今週は、月末月初の繁忙期で、思うように練習できなかったけど、レッスンへ行く。

曲は、前回からの続きのOp.45のプレリュードと、あと、今回からソナタ3番も。
3楽章だけど。
しかも、とりあえず前半だけだけど。
突入!
弾きたい曲の本丸中の本丸なので、嬉しい!
ショパンコンの置き土産を、じわじわ攻略中なのだ。

とは言え、レッスンでは、凡ミスばかりだったけど・・・。笑
暴挙を温かく見守って、指導してもらえる、師に感謝!

=====
<覚書>
プレリュード
・ペダルの濁り×
・左手の音が多い所は、もっと音量ダウン、旋律をもっと出すこと
・カデンツァは1小節ずつ和音として捉える

もともとはアップテンポで弾いていて、空を自由に飛び回るような、
心地良さを感じていたけれど、
(でも落ちてばっかり!(笑)
先生のように、ゆったり、しっとり、深く弾くスタイルも、味わい深くていい。

ソナタ3番3楽章
初歩的な音価ミス、タイの打鍵ミス多発・・・。笑
早めに診てもらってよかった!
=====

3楽章は、長大な中間部は幾重にも連なる山の景色、時間と共に移ろい行く山の景色のようで、山好きの身には堪えられない。
それに、この曲の深さの格別なこと!
遂に、最愛の曲に出会ってしまった!
夜な夜な、逢瀬を楽しむと言うか、愉悦の一時なのだった。

それでもって、3楽章を弾いたら、終楽章も弾きたくなるのが人情で・・・。
手強わすぎるけど、匍匐前進。
不可能に挑戦するのは、血沸き肉躍るぜ!と言う感じ。

=====
<番外編>
レッスン後のお楽しみ、マスターズカフェ・ランチ

今日の惣菜も実に美味だった。
菜の花とホタテの和え物(隠し味的に味噌と辛子?)
ササミとオクラの柚子胡椒
いぶりがっこのポテトサラダ、これは絶品だった!


ごまプリン
よし。さぁ、頑張ろ!
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プレリュードOp45よりどりみどり

2022年02月05日 | ピアノレッスン
レッスン中のOp.45プレリュードの演奏を、勉強用に集めてみました。
名手たちの演奏が、簡単に聴けるのは、本当に、ありがたい!
お手本が、よりどりみどり!
只今、急速、進歩中で、勉強になるなあ!

Chopin / Martha Argerich, 1975: Preludes, Op. 45 in C-Sharp Minor; Op. Post in A-flat Major

アルゲリッチのは、ルバートが素晴らしくいい。
随所で畳みかけるのは、やややり過ぎ?

Charles Richard Hamelin – Prelude in C sharp minor Op. 45 (third stage)

思慮深いアムランもとてもいい。
2015年銀メダル

Yulianna Avdeeva – Prelude in C sharp minor, Op. 45 (second stage, 2010)

王道なアヴデーエワも魅力的。
2010年金メダル

MARTÍN GARCÍA GARCÍA –
Prelude in C sharp minor, Op. 45 (18th Chopin Competition, third stage)

2021年銅メダル、マルティン・ガルシア・ガルシア
出だしのぞんざい感がコンクールっぽくない。
生き生きとしていた歓びがあって、好き。

Aimi Kobayashi – Prelude in C sharp minor Op. 45 (second stage)

2015年の愛美ちゃんも弾いていた。

Nicolay Khozyainov – Prelude in C sharp minor, Op. 45 (second stage, 2010)

2010年のホジャイノフ。ロシア憂愁の美

ALEXANDER GADJIEV – Prelude in C sharp minor, Op. 45 (18th Chopin Competition, second stage)

ガジェヴ。策士?容姿的に?笑?
2021年銀メダル

Ivo Pogorelich - Chopin - Prelude in C-sharp minor, Op 45

若き日のポゴレリッチ、泰然自若の美。
懐の深さ、深い精神性が感じられるとも言える。
男性的、修行僧的? アルゲリッチと真逆だけど、こういうのも悪くないと思う。
(偉そうに・・・。笑)
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●Op45プレリュードへ

2022年01月30日 | ピアノレッスン
この日は2022年、最初のレッスン。
スクリャービンの左手の2曲は、今回で終了。
かれこれ半年か・・・。
でも、録音を聞くと、ひどくゴツゴツしていて、これは、とても人前で弾けたレベルではないと、ややがっかり。
暗譜を目指して、もう少し頑張ってみる?

ショパンのOp.45のプレリュードはレッスン始め。
ショパコンで何回か聴いて、すっかり心奪われてから、3ヶ月。
自分としては、まずまずの進捗。
(模範演奏を研究していなかったので、まるで野生児状態で、申し訳なかったかも・・・。)

<メモ>
◎固い音を出さないために
手首を使って。特に付点の音(タッカのリズム)は音が強くなりすぎるので注意

◎フレーズの音は、音量の欲しい旋律も、音量を押さえよう

◎音楽の流れを作るために
フレーズの前半、ほんの少しテンポアップ、フレーズの後半、テンポダウンして元のテンポに戻す

・テンポ指定のない曲
メロディーが感じられるレベルで、慌ただしくなければOK

=====
<番外編>
先生宅近くの、マスターズ・カフェ始め
この日も美味しかった。

選んだお惣菜は、レンコン厚揚げきんぴら、きのこマリネ、サツマイモサラダ
ちょっと試してみようかな!


チョコのプリン?ムース?、ベリーと相性いいなあ

ご馳走でした!

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●スクリャービン左手のためのプレリュード

2021年11月28日 | ピアノレッスン
この日は、ピアノレッスン。
前日に続いて、素晴らしい好天で、山に行けないのが恨めしい・・・。
いくらなんでも先生に、晴れたので休みますとは言えないし。

今回は、前回のノクターンに加えて、その1つ前のプレリュードOp9-1もレッスン頂いた。
2ヶ月ほどさらって、ようやくレッスンに持って行けるようになったのだ!

気合は入っていたけれど、音の間違い多数で、かなり恥ずかしい。笑
やっぱり音源は聴かねば! 独立独歩!の精神は、自分の実力では無謀だった。百年早い!

両曲とも旋律を思い切って出して、コントラストを付けてOK。
真新しかったのは、ペダリング。
踏んだままで打鍵して、指で音をキープした状態で、踏みかえる。
つまり、打鍵時は前の音と混ざった状態にし、途中から打鍵した音だけにする。(←混ざらない瞬間を作るのが重要!)

これが難しい!
1秒にも満たない短い時間の中で、ささっと踏みかえるのは、至難の業・・・。
正直、効果があまりよく分かるような・分からないような・・・。笑

なるほど、スクリャービンはペダルの芸術であるなあ!


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●スクリャービン左手のためのノクターン

2021年10月30日 | ピアノレッスン
3か月ぶりのレッスンだった。
曲はスクリャービンのOp9-2左手のためのノクターン。

腱鞘炎の痛みは治まったけれど、
お医者さんから「治ってからも、痛みを感じていた期間は、大人しくして下さい」とのことだったので、右手の曲は怖い。
なので、この曲は、うってつけ。

8月後半から取り組んで、2ヶ月でレッスンに持って行けたのは、快挙だった。
初め、譜面を見るととても左手だけで弾けるとは思えなかったし、信じられないぐらいのよちよち歩きだったので。

<メモ>
・スクリャービンの楽譜は、いろんな版があって、音も違う、ミスプリントも多い。
 詳しい先生から教わる or ミスプリントに気づけるぐらい耳がよくない限り、完成はおぼつかない。
・高音は234の指で。(1は無理がある)

ミスプリント、指使い、ペダリング、内声・・・、どっさりアドバイスをもらって、有意義だった!
少しずつ身につけて、いい感じに弾けるようになるといいな。

先生の家まで、車を30分ほど走らせるのだけど、
いつもよりも2週間遅れで金木犀が満開で、全開の窓から、時々、あの得も言われぬ香りがやって来るのが、いい感じだった。
レッスン後、ピアノの友人と久しぶりにランチして、ピアノ談義できたのも、嬉しかった。

スクリャービン:2つの左手のための小品,Op.9  pf. 鈴木 鞠奈:Suzuki, Marina

ノクターンは3:17から
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●付け焼刃レッスン

2021年07月25日 | ピアノレッスン
バイオリンの発表会にかかりっきりで、手の調子も良くないので、とても練習不足の中、レッスン。
申し訳ないと思いつつ、再び延期をお願いするのは、もっと申し訳ない気もして・・・、
直前、3日間の付け焼刃で臨む。
躓きまくりの中、丁寧に指導してもらえて、ありがたい!

バッハ/ヘス編 「主よ人の望みの喜びよ」
ショパン/エチュードOp25-5

<メモ>
和音混じりの右手を安定したタッチで弾くための運指の工夫

両方の指を離さないようにする。どこかの指は残す。
 ⇒ 残した指が軸になるので、打鍵が安定する。
※軸を作る!

手首の負担を減らすための工夫

手首に負担がかからないように、鍵盤の奥へのスライドさせる。
回転する時に、親指が手前だと、手首が上がって、負担がかかりがち。

=====
<番外編>
レッスンの後のランチ(マスターズカフェ)
ここのランチを頂くのも、レッスンの1つの目的になりつつある・・・。笑

サバの竜田揚げ+選べる惣菜3品(茶わん蒸し、茄子煮浸し、シーザーサラダ)


デザートも美味しいので、元気な時は、必ず頂く。
マンゴーパンナコッタ
ご馳走さまでした!
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