ちっち～銀河手帳

昨夜、何気なくテレビを見ていると、NHKの環境特番のアニメ「川の光を求めて」のエンディングで遊佐さんの曲（I'm here with you）が流れてくる。
それで、改めて、新譜の銀河手帳を聴き直す。
２週間ぶりに聞いてみると、もう、すっかり馴染んでいて、とてもリラックスできる。
たおやかな歌声がいい。
丁寧に、大切に歌われていて、ほんとうに上質のポップス。

アニメは、こねずみチッチの大冒険という筋。
チッチが生まれた直後に亡くなったチッチの母親の話、ホロっとする。
旅で知り合ったネコに「チッチを見れば、母親がどれだけ立派だったかは分かる。立派な母親を持ったことに誇りを持ちなさい！」と諭されるのだけど、よいなあと思う。
なんだか泣けてくる。（家族の前だから泣かないけれど）

普段は意識することはないけれど、地球上に最初の生命が誕生してから何億年もの間、気が遠くなるような年月！、親から子へ途切れることなく受け継がれてきた命のバトン。
凄いこと。誰しもが苦難を乗り越え、生き抜いてきた勇気ある祖先の末裔。と言ってもいいかも。

仕事は、一山越えた感もあるので、日付の回らないうちに帰れるようになるかな・・・。
もう少し辛抱・・・。

銀河手帖(初回限定盤)(DVD付) 遊佐未森 ヤマハミュージックコミュニケーションズ このアイテムの詳細を見る

アートスペースホリエさんにて

数年ぶりに多治見のアートスペースホリエさんを訪ねる。
ベヒシュタインのピアノを楽しませて頂いた。
個性豊かなヨーロッパのピアノたち。
いいピアノを弾き比べるのは楽しい。１台選ぶとすると、悩むだろうな・・・。

・ベヒシュタイン（ グランド）
粒立ちのくっきりした音。エナメルの光沢がある音。
音に包まれる感じが、とても心地いい。ピアニシモのコントロールがちょっと難しい感じ。

・ベヒシュタイン （ アップライト）
倍音豊かで深みのある音。ピアニシモのコントロールが素晴らしくしやすい。弾き易い。
透明感がいい。でもちょっと濁るなあ・・・。

・ツィマーマン （ アップライト）
透明感はベヒシュタインに譲るが、音の厚み、柔らかみが感じられて、素晴らしいピアノだった。

・ザウター（ アップライト）
この日は、高音が浮いてしまい、どうもしっくり来ない感じ。


（左から、ザウター、ベヒシュタイン、ツィマーマン、英国のチャペル？）

楽しみにしていたプレイエルが、ちょうど１週間前に、売れてしまったとのことで、残念。
今後、プレイエル社は、アップライトは止めて、グランドに注力するとのことで、ここ数年のアップライトのプレイエルは伝説のピアノになりそうですね・・・。
嗚呼、蜂蜜色のプレイエル・・・。

７末のピアノ会もここで決定！