みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

鉢伏山

2023年09月09日 | 
この日は実は、南アルプスの鋸岳を目指していたのだった。
前日の登山天気予報では、目指す南アルプスの鋸岳は、終日晴天。
折り畳み自転車も積み込んで、すわっ!鋸岳へ!と、勇んで出掛けてみたものの・・・。

当日の朝5時、最後に登山天気をチェックしたら、曇天・傘マークに、変わってしまっているではないか!
なんと言うことだ!
大変そうな鋸は、ばっちり好天が約束された日に登って、間近に迫る甲斐駒や北岳の展望楽しみたい。
天気が今一つの日に、無理して登ることもなかろう、と言うことで、急遽、止めることにする。(安きに流れやすい自分・・・。(笑))
鋸に登る気まんまん過ぎて、プランBがなく、他の山域の地図も持ってなくて、さて、どうするべ???
登山天気アプリで、近くで晴天になっている山を探して、そうだ、300名山の鉢伏山に行ってみよう!
完全に登山天気アプリまかせの、安易な決定なのだった・・・。
(前置きが長くなってしまった・・・。)


朝6時過ぎ、登山口、牛伏寺(「ごふくじ」と読む!)近くの駐車場は、一番乗り!
人気がない山かな?
周りは有名な山ばかりの土地だから・・・。


はじめ、獣害保護の柵と気づかず、迂回したら、道が消えてしまう!


少し歩くと、とても雰囲気のいい道!






そうか・・・。高ボッチから上って来る林道に出るんだな・・・。


稜線に出るも、ガスガス・・・。
登山天気予報では、晴だったのに!
まぁ、こういうしっとりした情緒も味わいがあって、悪くない。


脇の登山道もあったけれど、笹が生い茂っていて、びしょびしょに濡れるので、
やむなく、林道を歩く。
展望なし。


カラマツの幼木とのこと。
欲しい。


鉢伏山荘が見えてきた
この後、入山料300円?を徴収されることに。


そう言えば、このヤスデっぽい得体の知らない虫が、大量発生!
アスファルトの上は、凄いことに!
(虫苦手な方、ごめんなさい!)


次第にガスが薄くなり






もうすぐ山頂


到着


一応、記念撮影


晴れてきた!


晴れたら、素晴らしい展望ではないか!
北アルプスは雲の中で、山座同定は叶わず・・・。




美ヶ原は、混んでいるいるんだろうな・・・。


松本市街はかなりの都会だった!
松本城は確認できず。次回の宿題。


雲と晴の境目


北アルプスの雲が無ければ・・・。


前鉢伏にも足を伸ばす。


下山時、すっかりガスが取れて、とても、のんびり、たおやかな、まさに鉢伏だった。


山頂で写真を撮ってもらった同じ愛知県の方と、俄かパーティとなり、楽しい山談義、音楽談義になって、あっと言う間に下山。
こんなに歩いたっけ?

静かで、歩きやすくて、そんなに暑いこともなく、気持ちのいいハイキングだった!
鉢伏山は、上の方の舗装の林道と、入山料がなければ、もっと人気が出るだろうに・・・。
穴場の山ではないかな?

=====
<番外編>
帰りは、中津川まではのんびり19号線を走ってみる。
道の駅(ならかわ)のle boisで食べたカレーは、野菜とビーフがごろごろ入っていて、とても食べ応えあり!
標準でも大盛サイズだな・・・。
久しぶりに美味しいカレーを食べた!ご馳走様!
雰囲気もとても落ち着く、いいお店だった。
le bois は調べてみると、フランス語で、ルボア、「小さな森」とのこと。
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烏帽子岳@中央アルプス

2023年09月02日 | 
予定のない休日、体力を落としたくないので、どこかの山に行っておきたい!
楽器の練習もあるので、近場で楽しめる山はないかな?と言うことで、目を付けていた、中央アルプスの烏帽子岳へ。


鳩打峠の駐車場に車を置いて、スタート!
この山は烏帽子岳ではない。


よく手入れされた登り易い道だった。


セキナギからは、南アルプス南部がばっちり!
熊伏は分かりやすいけれど、深南部の山は???


こんなふうに崖に近づいて撮影する危険行為は、本当はご法度!

山頂直下の烏帽子岩は、少しだけど、岩場体験が出来て、楽しい!


しかし、雲が・・・。


10:30山頂、到着。
雲が、どんどん湧いてくる・・・。


念丈岳方面も、残念。


辛うじて、時々、越百岳(こすもだけ)(響きと字の組み合わせが秀逸!)


一応、証拠写真


1時間ほど下ったら、雲が取れて、南アルプスがバッチリ!(鋸~白鳳三山~塩見)
自分が山頂にいた時だけ、雲に巻かれていたか・・・。
そういうこともある。




下りに寄った、小八郎岳で


蝶々がたくさん飛び廻っていて、チャレンジしたけれど、これが限界


烏帽子岳を振り返る。まさに烏帽子!
小八郎岳からは、近くに見えるけれど、意外に歩き甲斐があった。

登りの時は、少しでも早く烏帽子岳に登りたい!と思い、小八郎岳をバイパスしてしまったけれど、ここは開けていて展望が良かったので、寄っていけばよかった!
ちょっと、失敗・・・。


おつかれさん!

小八郎岳からの下りは、なんとなく一緒になった同年代の方と、山のことをあれこれ話して、
しばらく、こういうことは無かったので、山の話ができるのは、いいものだな!と思う。

この日は、数名の方とすれ違っただけで、静かな山歩きを楽しめた。
烏帽子岳は、アプローチよし、道よし、展望よしで、今度は、空気の澄んだ秋に再訪したい!
体調が今一つだったけれど、次の週の山行につながる、価値ある山歩きだった!
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