みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

●レッスン マズルカから羊へ

2009年09月29日 | ピアノレッスン
この日は夜、レッスンでした。一応、ノルマのレッスン記をば。

・チェルニー40-36(反進行する全音階、半音階、アルペジョの練習)
○。温情合格。テンポを速くすると、つまずいてばかりだったけど。暗譜を評価してもらえたんだろうか?
36番は、個人的にはとても弾きにくく、難易度の高いエチュードだと思う。ひそかにさらっている月光ソナタの終楽章よりも、はるかに難しい。
とにかく、立ちはだかる関門を1つクリア。
さあ、あと4つ!

・ショパン:マズルカ41番Op63-3
ちょっと、つまずくも、まずまず。
先生からは、抑揚をもう少しつけますか?ぐらいで、あまり指摘なし。
自分のマズルカ、果たして、マズルカになってるのかな?

・バッハ(エゴン・ペトリ編):羊は安らかに草を食み(BWV 208)
さらいはじめて2ヶ月ほど経過。まあ、持って行けるレベルになってきたので、初レッスン。
内声がうまく出ていると言って頂ける。個人的にはまだまだだけど。
ぱさつきがちなフレーズは、つなげましょうか?ぐらい。
しかし、この曲はいい。就寝前に練習すると安らかな眠り、間違いなしです。


平日夜のレッスンは、仕事疲れで、なげやりな気分で臨んでしまいがち・・・。
北海道のことや、自分は参加しなかった発表会のことなど、雑談が長引き、レッスン室を出たら日付が回ってた!
愛知県芸術センターの小ホールは、ピアノ、音響、対応、今一みたいですね。
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北海道の山旅(写真編)

2009年09月27日 | 絵・写真・美術館
北海道の写真を整理。フリッカーのサービスを使いました。

 ・北海道記
 ・大雪山 緑岳に遊ぶ
 ・大雪山 高原沼にて
 ・トムラウシの秋

日本のものも含めて画像共有サイトのサービスをいろいろ試してみましたが、
本家のflickrが、いちばん、しっくりくる感じ。

・操作感良好
・デザイン性良好
・煩わしい広告も入ってなさそう。
(と言うか、あっても英語だから気にならない・・・。)
・大手のYAHOOなので、安心

ということで、しばらくflickrを使ってみます。

さあ、明日から社会復帰なんですが・・・。
仕事が積み上がってそうで、恐ろしや・・・。
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北海道の山旅(その1)

2009年09月26日 | 
北海道の山旅から戻りました。
今回、目指したのは大雪山(だいせつざん)。

久しぶりの飛行機に興奮し、
ちょうど見頃になっている大雪山の紅葉を楽しみ、
トムラウシの登頂も果たし、
温泉にも浸かり、
地元の人たちの親切、人情に触れ、
よい旅でした。

5日間の旅程でしたが、初日と最終日は移動で、楽しい時間はすぐだったなあ・・・。
外に出て、旅に出て、いろいろ経験するのは、いいもんだなあ・・・。
山登りのことは、23日と24日に書きます。

(今は、全身の筋肉痛と、大量の写真とに悪戦苦闘なのでした・・・。)
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北海道の山旅(その2)トムラウシ登頂

2009年09月24日 | 
大雪山の奥座敷とも呼ばれるトムラウシ。
登ってきた。奥深い山だった。

コースは、トムラウシ温泉の奥からの短縮コースで往復。
短縮と言っても、コースタイムは10時間ほど。
自分は、30代男性の割には体力不足 & 膝の故障あり & 撮影熱心なので、
朝5:30から16:30まで、11時間、小休止を除き、歩き通し。かなりハード。

この日は、朝のうちは晴れていたけれど、次第に天気は崩れ、山頂ではガスの中。展望は得られず残念。
下山時は、本格的な雨になってしまうし・・・。

でも、
野生の鹿やリス遭遇し、朝のうちは素晴らしい紅葉も満喫し、十分満足。





カムイ天上からコマドリ沢までは笹払い道で。
高山植物はないだろうけど、紅葉は素晴らしい!


コマドリ沢から前トム平の間、ここも紅葉が見事。

なにより、持病の膝の痛みにも見舞われず、
怖いヒグマに遭うこともなく、
無事、登って下りられたことを感謝!


この夏の遭難事故のことは、細かいことは知らなかったのだけど(この頃、仕事が忙しくて・・・)、
下山後、山の雑誌を読む中で、今回辿ったコース上で、何名もの方が命を落とされていたことを知る。
思うところはいろいろあるけれども、凍えながら亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

あと、もろもろ雑記
・お花畑
地元登山家の話では、トムラウシと十勝岳の縦走路にある三川台(さんせんだい)のお花畑は、ほんとうに素晴らしいらしい。
いつか、夏、トムラウシ~十勝岳の縦走できたらなあ・・・。
そう、トムラウシはアイヌ語で「花の多いところ」の意味でもあることだし。

・ダート
登山口までの林道(ダート)が、かなりの難路。凸凹だらけ。レンタカーがパンクしたら? 傷がいったらどうしよう?と気が気じゃなかった。

・温泉
トムラウシ温泉東大雪荘のお湯がとてもよかった。正確には入浴施設がだけど。

・宿
この日は満室で、東大雪荘には泊まれなかったのだけど、1時間下った「くったり温泉レイク・イン」も快適な宿だった。
1泊朝食付きで泊まったのだけど、朝食のバイキングが素晴らしい。もちろん温泉も。
ここは登山学校?の施設のようなので、山渓や岳人のバックナンバーが大量にあったりで、山好きには、かなりお薦めできる宿です。

・アプローチ
千歳空港~短縮コース登山口まで、4時間半でした。
(猛スピードではなくて、おそらく北海道標準的?に飛ばして。休憩時間除く)


とにかく、素晴らしい山旅に恵まれたことを、山の神様に感謝!
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北海道の山旅(その3)緑岳~高原沼

2009年09月23日 | 
23日は、快晴に恵まれる。
この日は、大雪湖畔にて、車中泊。
朝一番のバスで高原温泉に向けて出発。
午前、緑岳に登頂し、大雪山系の大展望と紅葉を楽しむ。
抜けるような青空の下、鮮やかに色づいた紅葉は、ただただ素晴らしい!

緑岳の山頂からは、翌日登ることになるトムラウシも。
(トップの写真の左奥の王冠のような山がトムラウシ)


夏のお花畑も、素晴らしいんだろうな!
地元の登山者の話では、ここ緑岳は、高原沼、銀泉台と並んで、大雪の紅葉の三大名所になるのだそうだ。


緑岳からの紅葉の渦はとても印象的


緑岳からの下山後、昼から、すぐ高原沼に向かったのだけど、残念ながら、時間切れで1周は果たせず。
(緑沼14:00を過ぎると、指導員から引き返すように言われます)

でも、沼の周りは素晴らしい景色がたくさん!






今回、廻れたのは高原沼に点在する沼の1/3ぐらいで、またいつの日か、1周してみたい。
ただ、静かな山が好きな自分としては、人の多いのには閉口でした。
食事休憩の場所もなく、時間制限を気にしながら、ゆっくり楽しめなかったのは残念。
始発のバスが6:30なのを考えると、緑岳と高原沼を1日で両方、じっくり楽しむのは難しいかな・・・。

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北海道の山旅(その4)機上展望

2009年09月21日 | 
ピアノブログを標榜しているのに、ものすごい山おたく記事になってしまいますが・・・。
(すみません。ピアノの方は読み飛ばして下さい!)

21日の移動日は中部地方は晴天 & 飛行機も運良く窓側の席だったので、機上からの展望もとても楽しめたのでした。
中部~千歳空港の飛行ルートは、中部山岳の上空を新潟市目指して飛行します。

今まで自分の足跡をつけてきた山がいろいろ見えるのは、とても楽しく、
心中、うぉ~!と叫びつつ、撮影に興じたのは、もちろんでした。


恐らく?御嶽山
山頂に大きな池があります。きっと三ノ池。
もうずっと登っていないので、自信ないですが・・・。


富士山と手前は南アルプス連峰
レンズの汚れが写り込んでしまっているけれども・・・、
北岳~間ノ岳、農鳥、悪沢・荒川、赤石。(悪沢から右は自信がなく、塩見がはっきりしない?)
とにかく、富士山の群を抜く高さは圧巻。惚れ惚れ。


北アルプス穂高付近
上空、ほぼ真上から穂高の展望は初めてで・・・、
左下の赤い屋根が涸沢ヒュッテ、涸沢の雪渓。なので中央は前穂のはず。左に前穂北尾根、下に吊り尾根(奥穂は写っていない)、右に伸びる稜線は明神岳か?明神への稜線って、こんなに長かったっけ?
右上の赤屋根は徳沢園。


戸隠・高妻山
この景色のすぐ後に、特徴的な妙高のカルデラが見えてきたので、手前にある高い山は、高妻山のはず。
自分の足で登った山は、体が山の形を覚えるらしく、なんとなくピン!とくるのです。
中央上の牧草地が戸隠牧場。左中ほどが戸隠連峰かな?(地図と見比べると)

高い稜線部分が赤く色づいて、紅葉が始まっているところが、印象的でした。

中部-千歳空港間は、山岳遊覧飛行ルートと言ってもいいぐらい、山好きには堪えられない路線ですね!
(以上、山おたく記事おわり)


余談
もう5年ぐらい使っているデジカメですが、どれだけレンズを磨いても、汚れが写り込んでしまって・・・、
内側のどこかに汚れがついてしまってるんだろうな・・・。
新しいデジカメを購入する踏ん切りがつきました!
さあ、新機種を選定せねば!
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幸せはシャンソニア劇場から

2009年09月19日 | 映画
愉快な気分になる映画だった。希望の明かりが点る感じ。
少しピントがぼやけている感じもあったけれど、
理解できないジョークもけっこうあったけれど。

第2次大戦前のパリの下町、歌、踊りあり、泣き笑いありで、盛り沢山。
シャンソン?の音楽もたくさん。
でも、自分が苦手な、突然、歌が始まり出すミュージカル映画ではないので、その点もOK。

主人公ピゴワルは、冴えない中年の男だけど、冴えないなりに、味がある。
子供との再会、シャンソニア劇場の復活の希望を失わず、誠実に頑張る姿は、いいものだ。

ドゥース役の女優さん(ノラ・アルネゼデールと言うのだそうだ)、とても綺麗な人。歌声も。

劇中で演じられるミュージカルも傑作。全編見てみたかったり・・・。

個人的には、脇役の"ラジオ男"ことマックス氏が、いい感じ。
もう還暦も過ぎているだろうに、正装姿の凛々しいこと!
そう、マックス氏はピアノもアコーディオンも操る音楽の達人で、
こういう老境を目指したいと思う。
(それには、大失恋して、20年間部屋に閉じこもる必要があるのだけど・・・。ん~)

名演小劇場

公式サイト




映画「幸せはシャンソニア劇場から」オリジナル・サウンドトラック
サントラ
ユニバーサル ミュージック クラシック

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●レッスン マズルカ引き続き

2009年09月15日 | ピアノレッスン
今日は生憎の天気。
オフィスの引っ越しがあり、落ち着かない中、なんとか切り上げて、夜、レッスン。

・チェルニー40-36(反進行する全音階、半音階、アルペジョの練習)
×。×なりに、2週間分の進歩は、確実にあるので、よしとしよう。
36番はいろんなテクニックを無理やり押し込んだ、チェルニー先生の意欲作だと思われる。
1年前、勝手に"むかでエチュード"と命名したぐらい、へんてこな曲で、暗譜しても全然嬉しくないけれど、暗譜してしまう。
(どうせ暗譜するなら、もっと綺麗な曲、暗譜したいです・・・。とほほ・・・。)

フォルテシモでプレストで、ごりごりブルドーザー的に弾きたいけれど、
電子ピアノとは言え、深夜、それをやるのは同居の両親に申しわけないし・・・。
 
・ショパン:マズルカ41番Op63-3
先生の前で弾くと、弱い点が、浮き彫りになる。無理な指遣いのところ、成功率の低い音型・・・。
ペダリングや、抑揚や、強弱のコントラスト、課題もいろいろ。
暗譜できるぐらい弾き込みましょう!との仰せでした。

あと、レッスンには直接関係ないですが・・・、
11月後半~12月はじめの隣町(大口町)のスタインウェイの予約状況を確認したら、まだほとんど予約が入っていない状況だったので、この時期にピアノ会を企画したいと思います。
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ショパン・コンチェルトの夜

2009年09月12日 | ピアノ
ショパン、弦楽四重奏版のピアノ協奏曲を聴きに行く。
1番ホ短調と2番ヘ短調。
ショパンのコンチェルトだけの潔いプログラムだ。
(アンコールはハ短調の遺作ノクターン)

ピアニストは佐藤勝重さんという方。
弦とピアノの音の世界に浸る。
上質なものに触れて、いい気分。

ピアノ以上に、弦が好きだなあと思う。
弦の音の粒が煌めく感じ、艶やかな音の糸がもつれ合う感じ、とてもいい。
美しい!
間近で感じる弦の太くて厚い音は、いっとうお気に入りなのです。
終演後、第1バイオリンの(高木和弘さん)の人なつこく、快活な笑顔が印象的。
もちろん演奏も。
あと、第2バイオリンは、舘野泉さんの息子さんのヤンネ舘野さん

それで、もちろん、ピアノは華。
弦の丘に、咲き広がるお花畑。
弦の群雲を照らす月・・・。

1番の2楽章で、オレンジ色から深緑色に、さあっと移調していくところ、ぞくっとする。
恋人に捧げられた2番の2楽章の甘美なこと・・・。弾いてみたいと思う。
1番の陰に隠れがちな2番も、素晴らしいコンチェルトだ。

聴いていて、ポーランドの空気を感じる。
ポーランドは、正統派のドイツから見ると、周辺の田舎。
ショパンに惹かれるのは、民族音楽の香りがするからでもあると思う。

今年の秋は、ピアノ、精進しよう!


2009.9.11 @熱田文化小劇場
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甲武信岳へ

2009年09月08日 | 
この週末、再び山旅へ。
目指したのは甲武信岳(こぶしだけ)。
名前のとおり、甲州(山梨県)、武州(埼玉県)、信州(長野県)の国境に位置する山。このへん

甲武信岳は、深田百名山にも入っていて、そのネーミングの素晴らしさから、ずっと気になる山でした。
古武士、拳、甲武信・・・、誰が名付けが分からないけれども、なんて巧みな掛詞なんだろう!

山は、山名に影響された感もあるけれど、質実で奥深い印象の山でした。
原生林の森、苔に覆い尽くされた倒木・・・。それこそ古武士の味わい。


苔蒸したみどり・みどりした山道を歩いていると、なんだか異境に迷い込んでしまったような心持ちがしてくる。


千曲川の源流を詰める。

残念だったのは、生憎の天気で、山頂からの展望が全く得られなかったこと。
晴れていれば富士山の素晴らしい展望を楽しめただろうに・・・。

行程は、今回も夜行日帰り。
夕方家を出て、高速を走り、登山口で眠る。
翌日5時半から、登って、14時半に下山。19時半家に帰宅。
カーナビと1000円通行料、とてもありがたいですね。
このパターンで、いったいどこまで遠くの山に行けるんだろう???
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