みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

◎学生に復帰

2014年08月21日 | ヴァイオリン
8月前半、仕事がラッシュとなり、レッスンも発表会もキャンセルで、頑張ってましたが、
ようやく、平時の生活に戻りつつある感じ。

この日は1ヶ月ぶりのレッスン。

発表会に向けて、練習を続けていたクライスラーのテンポ・ディ・メヌエットも、一旦、終了。
今回も、いろんなことを学べた。
以前は、ほとんど神業としか思えなかった、高いポジションへの移動や音程も、成功率は目に見えて、高くなった。
様々な弓使いを体験したのも、収穫。
もちろん、まだまだ、人前で披露できるような安定感はないけれど・・・。

次なるは、再びザイツの学生コンチェルトへ。今度は5番の1楽章。
新曲は新鮮で、いい!
この曲も、この春にやった2番の3楽章と同じように、変化に富んでいて楽しい曲。
ピアノで言うと、ソナチネアルバムにあたる曲・・・。
ソナチネアルバム、とても好きだったからなあ。
ヴァイオリン界に所を移し、30年を経て、歴史が繰り返している。
ザイツの曲は、音楽性の点では評価されてなくて、バイオリン学習者にしか弾かれない曲だけど、とにかく楽しいのが一番だ。
音楽を歌う喜びが、其処かしこに。


seitz concert No.5 1stmov ザイツ コンチェルト第5番 第一楽章

こんなふうに弾きたらなあ・・・。
後半の16分音符が、どこまでテンポアップできるかな???
アルベルティバス、楽しいですね。

海の向こうのレッスン風景
Violin Class 62: Seitz Concerto No. 5, 1st movement

言葉は聞き取れないけれど
見てたら、真夜中だけど、弾きたくなってきた。
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300歳を目指す

2014年08月02日 | 近況
調律する。
3~4歳のMyピアノ、ホフマン君は、相変わらず健康優良児とのことで、この調子なら、300年生きられるようだ。
いいものを長く大切にして使うというヨーロッパの考え方は、いいなあ。

話好きの調律師さんから聞いた、コンサートの舞台裏の話も、興味深かった。
けっこう有名な某中国人ピアニストが、特別な調整を施すこと、
演奏会場がやや貧弱なだけで、態度が横柄になる有名なヴァイオリニスト、
片や、知能障害児施設での演奏で、心を込めて弾かれるヴァイオリニスト・・・。
演奏家もいろいろ・・・。

ピアノの音がすっきりして、響きに輝きが増して、ついついピアノに夢中になってしまう。

英雄ポロネーズは、難関連続オクターブを攻略したものの、そのあと、英雄が逡巡するところに、手こずるなあ。序奏も難しいし。

シューベルトの即興曲(先日の学生コンクールで聴いて、おじさんも負けられん!と思った)は、やっぱり転調が美しすぎて、ゾクゾクする。
10年ぶりの挑戦で、自身の技術の向上もよく感じられて、10年間の練習の積み重ねは、けっこう大きいんだ!と、実感。
次の10年後が楽しみだなあ。


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