みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

苗場山(2012夏山その3)

2012年07月31日 | 
志賀高原を訪ねた後は、苗場山に向かう。
苗場山も百名山の1座。
(これで66座目!)
登山口近く、秋山郷は小赤沢の民宿に泊まり、早朝、出発。


幹のしなりに、雪深さを感じる。
わっせわっせと登る。


よっしゃ! 山頂部に到達。

しかし、その後、すぐ空が曇って来て・・・、


ん~、グレーだなあ・・・。
もっと光を!


山頂部の広々とした湿原は、別天地。
オオシラビソの林に池塘広がる。
安らかに草を食む羊はいなかったけれど、穏やかに、のんびりとした山頂の景色は、他に類を見ないのでは?
天気が今ひとつで雲の上がりがとても早い。青空に恵まれまかったのが残念。


イワイチョウ


雲の帝国、版図拡大。


ワタスゲもたくさん。


チングルマは終わってしまっていた。

途中、雨が降り出したので、雨雲と競走しながら、ダッシュで下山し、


下山後、登り口近くの小赤沢温泉 楽養館へ。
http://www.miy.janis.or.jp/~sakaesho/sakaem7.html

ちょうどお昼の時間だったからかな?、貸切状態。
今までに入った中で一番、鉄な感じのお湯だった。
なんだか、効きそう!


番外編
民宿で飾ってあったマタギの写真。
とても印象深い。
一瞬、クマ君のユニークなスタイルがお笑いかと思ったけれど、
マタギたちは必死ですね。


おしまい
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志賀高原の池巡り(2012夏山その2)

2012年07月30日 | 
その2
志賀高原にて、志賀山~池巡り

早朝の本白根山(その1)を楽しんだ後、宿に戻り、朝食と温泉で汗を流し、10時頃再出発。
途中、四十八池の湿原の美しさは目を見張るものがありました。
別天地!
大沼の水の青さにもびっくり!


渋池付近にて。横手山を望む
雲が多くて、天候が心配・・・。


渋池にて


君の名は?


志賀山にて、山頂部の池が顔を覗かせていた


志賀山からの大沼
雲が多くて、かろうじて・・・。


四十八池にて、習作1
池塘のオブジェですね。
夢中になって、パシャパシャ撮影に興じたのでした。


習作2


習作3


習作4


習作5
(縦横変えただけだけど・・・。)


習作6
何の形に見える?


習作7
雲と空も祝福してくれた。


習作8
水面の向こうの木々も美しい
(個人的に一番、気に入った一枚)



大蛇神社にて。
偶然、通りがかりの蝶が・・・。
蛇と蝶の取り合わせ。
人生、次に何がやってくるか分からない!


大沼は、生物が生きられない強酸性の水とか・・・。


大沼、なんて青い湖!




気の早い・・・。


志賀高原はスキーのイメージが強すぎて見逃していたけれども、
豊かな自然に恵まれて、他のシーズンも、存分に楽しめる。
いいところですね。
今回、つまみ食いしただけで終わってしまっているので、他の季節も、
特に、池が紅葉に色付く頃(9末~10中)にかけて、また訪ねてみたい。

名古屋からは車で4時間半ほどで、お気に入りの場所が一箇所増えた!
今回泊まった宿、ホテル白樺荘も温かくもてなしてもらい、高印象でした。

http://www.shirakaba.co.jp/index.html


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草津白根山へ(2012夏山その1)

2012年07月29日 | 
夏休みでした。
草津白根山~志賀高原~苗場山と巡ってきました。
天気は、山は雲が多めで満点ではなかったけれど、まずまず恵まれて、
泊まった宿も、温かいもてなしが良くて、思い出に残る山旅となりました。

その1
草津白根山
百名山の1座。かなり上までロープウェーやバスで行けるので、いつでも行けるからと
敬遠してたけど、思いの外、いい山だった。

今回、訪ねたのは本白根山の立ち入り禁止でない最も高いところ。
日曜の早朝だったけれど、人もほとんどいなくて、とても静か。
朝霧をまとった弓池の神秘的な佇まいや真紅のコマクサの大群生は、曰く、忘れがたい光景です。


早朝弓池。水鳥が一羽、静かに湖面を泳いでた・・・。


弓池と蓬莱岩
ほんとうに神秘的な情景だった・・・。


コマクサ
高山植物の女王にふさわしい気品のある花。


本白根山にて、日は昇る


岩のオブジェ。
改めて、本白根山は火山の山だなあ・・・。


ヒメシャジン?


コマクサ大群落
今までに見たことがないようなコマクサの大群落で、
しかも、皆、真紅。


四阿山。一昨年登った山。
こうして再会すると、なかなかに立派な山!
http://blog.goo.ne.jp/tarosora/e/74d6b19287ea478aa79271abe5cd1076


浅間山
次はこの山かな?
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記憶障害

2012年07月19日 | 雑記
7月某日。
母親の頭が、突然、おかしくなる。
親父殿から様子が変だから、すぐに来いと言われて、駆けつける。

確かに変。
5分ごとに、「今日は何曜日?何月?」と聞かれる。
本人は、質問したことが、全く記憶に残らないらしく、繰り返し同じ事を聞いてくる。
あと、先週の海外旅行のことや、毎週通っているカルチャー教室のことも記憶から失われてしまって、数ヶ月前に生まれた孫のことも、よく分からないらしい。
前日までは、まったく普通だったのに・・・。

あまりに突然だったので、脳内出血?脳梗塞?も心配され、急ぎ、診察を受けさせたけど、
診察の結果、外傷としては、怪しいところなし。脳のCTも健康とのこと。
記憶能力が壊れていること以外、全てが正常なのだ。

何なんだ?

お医者さんの見立ては、一過性全健忘。

一過性全健忘?
突然、短期記憶力がゼロになる変な病気。
こんな疾病があるなんて、知らなかった・・・。

http://health.yahoo.co.jp/katei/detail/ST020390/2/

その診断のとおり、翌朝には無事回復。
ほっと胸を撫で下ろす。

毎年、10万人に25人は発症するらしい。
体質を遺伝してる自分も、いつか起きる???

ピアノ的独り言としては・・・、
発症しても、ピアノもバイオリンも、同じように弾けるんだろうな・・・。
(自分は譜面を見ながらや、海馬の短期記憶に頼っては弾けず、
 ひたすら大脳の長期記憶に頼って弾いているので)

http://www.happylifestyle.com/5343
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撤退

2012年07月16日 | 
天気の悪い3連休、遠出ができず悔しいので、せめては、新しい山に行こうと思い立ち、
芥見権現山(あくたみごんげん)なる近くの山に行ってみる。
家から30分ほどで、最近気づいたこの山の岩場ルートは、未踏、魅惑のルートで・・・。

それで、結果は、予想以上に手強かった。
たかだか300メートルの低山なのに、連続する岩場は、アルプスの岩稜帯のよう。

久しぶりに、怖くなって膝が震えてきた。
やむなく引き返すことに・・・。
独りだったし、遅い夕方の時間でもあったので、無理しない、無理しない、と言うことで。

しかし、途中撤退は、2年前の知床、羅臼岳以来で、残念・・・。
近日中に、再トライすべし!

そう言えば、このところ仕事では、システム移行の設計が多くて、
いかに撤退(切り戻し)すべきか?を考えてばかり。
「不測の事態発生や迷ったら、戻る」は、山登りに通じるものがあるのでした。


左上の急な岩場をよじ登るのに怖気づいてしまった・・・。
登るのはともかく、下りが怖い。


岩また岩の面白いコースですね。

とても危険なので、くれぐれも自己責任でお願いします。
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憐れみたまえ、わが神よ

2012年07月15日 | 音楽
少し前、このアリアに出会って、心を鷲掴みにされた。
(バッハの最高傑作のアリアのはずなので、今更感はあるけれど・・・。
 まだクラシックの知らない曲、たくさんあるんだなあ・・・。)

ほんと、素晴らしい。
罪と深い悲しみが、バッハの音楽の衣装をまとって、崇高な美に昇華する。
ペテロの心境いかばかりかと思わないではいられない。
鳥肌が立つような素晴らしい音楽。

バイオリンとアルトの掛け合いも、もちろんツボで・・・。
ソプラノではなく深みのあるアルトだからこそ、より人間に心情に迫るのかな?

それにしても、キリスト教が音楽に及ぼした功績は計り知れないなあ!

いつか、生でマタイ受難曲を聴いてみたい・・・。
そして、いつか奏でてみたい・・・。

バイオリン、アルト、ピアノ版
http://www.onlinesheetmusic.com/erbarme-dich-mein-gott-aria-no-39-from-st-matthew-passion-piano-score-p303858.aspx?type=list

もろもろ編曲譜
http://imslp.org/wiki/Matth%C3%A4uspassion,_BWV_244_(Bach,_Johann_Sebastian)#Aria:_.22Erbarme_Dich.22_.28Part_II.2C_No.39.29

J. S. Bach/Matthaus-Passion Nr.39 Erbarme dich, mein Gott
「マタイ受難曲」より 第39曲 憐れみたまえ、わが神よ - Galou (Roth)
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綺麗に狂う

2012年07月14日 | ピアノ的雑感
今日は雨の休日。
早いもので、前回の投稿から、瞬く間に3週間経過。
まめな投稿の難しいこと・・・。
でも、気を取り直して、近況メモするのだ。

7月某日。
調律する。
少し前、ピアノの友人をMy音楽室に招いて、バイオリン発表会曲の合わせ練習をした。
その時、「けっこう狂ってますね・・・、」と言われてしまう。
うむむ・・・、これは由々しき事態!
日頃の音感の狂いは、バイオリンの演奏にとっても、悪影響を及ぼすに違いないと思い、早速、調律する。
これで、悪戦苦闘しているバイオリンの音程、少しは定まるといいのだけど・・・。

しかし、バイオリンのためにピアノの調律をすると言うのも、変なものだな・・・。

調律師さん談
「この子は、狂い方が綺麗ですね。」
とのこと。

この先、我が身も歳を重ねて、いろんなところが狂って、悪くなるはずだけど、
この子みたいに、綺麗に狂いたいものだ。



新型キボード!
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