みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

壁を下さい

2006年08月29日 | ピアノ
電子ピアノでスケルツォ2番の激しい部分を練習していてよくある現象
 その1.デモ曲のビビデバビデブーと合奏になる。
 その2.以前に録音したバッハのシチリアーノが再生され、合奏になる。

勢い余って、奥のボタンを押してしまうんですね。盛り上がってるところで、いきなりビビデバビデブーなので、ずっこけてしまうんです・・・。合奏はしたくないのに・・・。
そう言えば、グランドピアノで弾くと、鍵盤の奥の壁に指があたって、和音を押さえるのに失敗してしまうことも、たびたび。普段練習で使っている電子ピアノの場合、鍵盤の奥は壁になっていないので、知らず知らずのうちに、この奥の空間を使って弾いてしまってたんですね。
 
アップライトピアノの場合も電子ピアノほどではないけれど、壁になっていないので注意が必要かも?

ともかく、楽器メーカーには、改善を望みましょう。「壁を下さい。」
スケルツォ2番は、電子ピアノで弾く曲ではないんだな・・・。

工作して壁を用意する?どうせなら黒い鏡があるといいなぁ。
鏡に映る手の動きも、見慣れてないと、気が散るんだな・・・。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コオロギと共に

2006年08月25日 | ピアノ的雑感
部屋に大きなコオロギが迷い込んできた。
自室の唯一の緑、ベンジャミンの鉢が気に入ったのかな?

その彼、何を思ったのか、早朝、大きな音き鳴き始める。よく聞いてみると、コオロギは二連符?、三連符、五連符で鳴くんですね。鈴虫のような良い音ではなくて、なんとなくパルス回線の電話の発信音のようだな・・・。
正確な二連符、三連符、五連符は面白くないなぁ・・・。

などと考えていると、目が覚めてしまい、今日は寝不足だった・・・。とほほ・・・。

先ほど、なんとか室外に脱出させるべく、捕獲作成を試みたのだけど、失敗に終わってしまう。こんな水も餌もないところでは、生きられないだろうし、なんとかして脱出させたいのだけど・・・。(自分も寝不足になりたくないし・・・。)

コオロギよ、虫捕り網が来るまでは、君、なんとか生き永らえておくれ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

進化する紙ピアノ

2006年08月24日 | ピアノ
ふむふむ。このバーチャルピアノハンドロールピアノの強敵になるのかな?

原理はテルミンのような楽器があることを思えば、真新しさはあまりないのかな?
おもちゃでしかないのか?意外と使える練習ツールなのか?さぁ、どなたか人柱になって下さい。

ここを見られてる方からすると、ただのおもちゃと言う意見がほとんどなのかな?ただ、凄腕のピアニストなら、こんなピアノでも、素晴らしい演奏をしてしまうんじゃないかな?と思う。
自分のように、中途半端なピアノ弾きは、ピアノじゃないとピアノの曲を弾けないけれど、ほんとうに天賦の才に恵まれたピアニストなら、少々?のタッチの違いなど、ものともしないだろうから・・・。少々のピアノのタッチの違いに動じないで、ピアノが弾けるようになりたい身としては、利用価値はある?(と考えるふりをして、誰かに実験させようとしてる・・・。)

思うに、これからの技術の方向性としては、いかに鍵盤のタッチをバーチャルで再現するかですね。マウスを操作してても思うんだな。ウィンドーの枠にマウスカーソルが来たときに、少し盛り上がった感触が起こればなぁと。あっ枠に乗ったなぁという感触が再現してくれるようなマウスがないものかなと。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●まずはメンコン?を

2006年08月20日 | ピアノレッスン
昨日はレッスン。集中豪雨のような猛烈な忙しさは去って、落ち着いてきました。
先週は夏休みも1日取れて、3連休。2連休でも幸せだよな、と同僚と話していたことを思えば、かなりの進歩。

・ハノン 60番(トレモロ)
×。とても長くて、最後まで辿りつけない。メロディーというかコード展開もあって、ハノンらしからぬハノンですね。ハノン先生の最後のはなむけかな?いつか憧れのメリー・ウィドウ・ワルツのトレモロを克服するためにも、頑張ろう。

・チェルニー40-30(アルペジョの練習)
×。前回よりは改善されているようだけど、1→4の運指のところで、音が切れる。
「もう1回やりましょうか?」の先生の言葉に、
「もう限界です。」と言ったら、
「リズム変奏で練習したら、もう少し良くなるはずよ。」
確かに、忙しさにかまけて、リズム変奏は怠っていた。見破られていた・・・。
チェルニーは16分音符が延々と続く曲が多いのだけど、思うに、これはチェルニー先生が、生徒達にリズム変奏をさせるために、こういうリズム的には無味乾燥な曲を書いたのではないかな?その気になればもっと練習効果の上がるリズムをつけることなど、簡単にできたはず。だけど、あえてそうしなかった。チェルニー先生の「君たち、リズム変奏もやるんだよ。」という行間の声を聞くべし。あと譜読みに時間がかからないようにという、配慮もあるんだろうな・・・。

・ショパン「ノクターン8番」Op27-2
苦労してます。なかなか手になじまない箇所は、1小節手になじませるのに1週間のようなペースです。でも、少しずつ進んでいるのは確か。ようやく半分くらい、たどたどしく、つまりながら弾いてる状態。正直、先生の前に持ってゆくレベルではないのだけど、仕方ないなぁ。

・メンデルスゾーン「ピアノ協奏曲第1番」Op25(オケパート)
というのも、練習時間のほとんどは、こちらに費やしているから。ようやく全体を一通りさらって。半分くらいは、合わせて弾けるレベルにはなってきた。
なんだか、オケパートは、高校時代の吹奏楽の気分ですね。入るタイミングを覚えるのが一苦労。


あと発表会まで3ヶ月。ソロの曲は何をやろうかな?ノクターン8番は間に合うだろうか?まずはメンコン?と言うかメンPコンかな?をなんとかしないと。仕事と違って、ピアノは練習した分の成果が確実に現れるから、いいなぁ。

(写真は何かのハーブなんだけど・・・。ガオー草と名づけたいなぁ。)
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神戸にてスタインウェイのピアノを触る

2006年08月14日 | ピアノ
神戸の松尾楽器に行ってきた。
松尾楽器はスタインウェイのピアノの正規特約店。アップライトから、ベビーグランド、フルコンまで、スタインウェイのピアノが勢揃い。休日の昼過ぎ1時間ばかりお店にいただろうか?他に来店するお客さんもなくて、自由にいろいろ触れた。(一応、念のため、購入目的ではありません。)

触った感じでは、フルコンが圧倒的に音の艶、厚み、タッチがよい。当たり前なのだけど・・・。
店員さんの話では、展示してあったフルコンは、松尾楽器の所有で、いろんな演奏家に貸し出して、よく弾き込まれたものだそうだ。改めて、ピアノは弾かれることで、成長するものなんだなぁ・・・。(将来どんな音が鳴るかを予想して、新品を買うのは、難しい?)
驚いたのは、このお店のフルコンは、近くの練習室の同じフルコンと比べて、音がとても柔らかくて弾きやすいこと。同じフルコンでもこんなに違いがあるとは・・・。

その他のピアノは、フルコンに比べたら鳴り、タッチ、皆、劣ってしまうのは止むを得ないですね。でも、ボストン(スタインウェイの設計で、カワイ楽器が製造)のピアノも、なかなか良い音色だったし(ボストンのピアノは良い印象が無かったのだけど、今回、触ってみて、考えを改めさせられた)、アップライトのも艶・深み、申し分のない良い音で、十分に思えてくる・・・。1台を選べと言われたら、相当に迷うだろうな・・・。

お店の人が、予想以上に話し好きの方で、ハンブルクのスタインウェイと、ニューヨークのスタインウェイとの違いを、いろいろ説明して頂いた。興味深かったのは

・鍵盤サイズの違い
ニューヨークは、ハンブルクに比べて、鍵盤のサイズが小さい!88鍵全部で1cm~0.5cm差がある。プロのピアニストではこの差はけっこう影響するそうだ。とくに梯さんのような盲目のピアニストだと。

・材木の種類の違い
ニューヨークは全てカエデ。ハンブルクは、カエデとマホガニーを両方。でもマホガニーが採れなくなってきているので、将来的にはハンブルクもニューヨークと同じ全カエデになりそう。材木の違いによる音の違いも、この先少くなるようだ。全てカエデのニューヨークは音の立ち上がりがいい。ジャズにはとても好まれる。

・デザインの違い
ある部分がハンブルクは丸くて、ニューヨークは角になってるんですね。手元のCDのジャケットを見ていたら、アシュケナージはハンブルクでした。さぁ、どこだろう?

・中古ピアノを選ぶ際には
響板の割れた粗悪な中古ピアノは、湿気の多い夏場は見分けがつきにくいのだけど、冬場、乾燥した時期に発覚することが多いとのこと。

以上、松尾楽器見学レポート終わり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

腰を落とすことについて

2006年08月09日 | ピアノ的雑感
メンデルスゾーンのピアノ協奏曲1番(オケパート)に苦労している。長くて、なかなか覚えられない。すらすら弾けるようにならない。でも、覚えにくいのにも、一つの法則性があることに気がついた。

それは、スタッカートが続く部分は覚えにくいということ。

スタッカートを弾く時は、手首を使って、わりと手が不安定な状態で弾いているのだけど、これは、スポーツでいう、腰が入っていない状態とそっくりだなぁ。自分の経験上、野球でも、卓球でも、相撲でも、あらゆるスポーツの基本は、腰を落とすこと。(日常生活でも、腰を落とさないと腰痛になっちゃう)ピアノもね、腰は落とせないけど、重心を低くして、安定して、しっかり打鍵しないとなぁと思った。

記憶力の最大の妨げはストレスという話はよく耳にするけれど、筋肉も安心した状態にすることで、記憶力が高まるんだろうな。安定した状態で弾くことで、動きもしっかり覚えることができる。

無理のない指使いで安定して弾けるというのは、ミスタッチを少なくする目的ばかりじゃなくて、早く覚えるという意味でも重要なんだろうな。

いろんな事象に共通する法則に気づくのは楽しいこと。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●レッスン 2ヶ月ぶりに

2006年08月05日 | ピアノレッスン
今日はレッスン。猛烈に暑い日だったなぁ。前回のレッスンから2ヶ月もあいてしまったとは・・・。トホホ・・・。
この先、なんとかピアノも復活できますように。

・ハノン
練習時間がとれず今回はパス。

・チェルニー40-30(アルペジョの練習)
×。1→4の運指のところで、音が切れる。手首を使えばもっと繋がるはず。もう1回。久しぶりのグランドピアノは、思いの他、弾きにくい。家で練習してる時の何倍も音を外すなぁ。とほほ・・・。

・ショパン「ノクターン8番」Op27-2
ずっと、いつかは、いつかはと思っていたノクターン。甘くて優雅な旋律のノクターン。このところ源氏物語を読んでた影響かな?やっぱり、どうしてもこの曲が弾けるようになりたくなって、1/3ぐらいをさらってもってゆく。まだ先生の前で弾くのは恥ずかしいレベルだったけど・・・。
予想どおり難しい。なかなか手になじまない。特に盛り上がって重音で旋律を歌うところ、我ながらバタバタしていて本当に見苦しい・・・。



そういえば、譜読みしていて、嬉しいことが一つ。この曲の最難所と思われる細かい音が続く連符が48連符で、左の12拍できれいに割れる!こと。ご存知でした?自分ぐらいのレベルでは、割れると割れないでは、気分的に大違い。たったこれだけのことで、希望の光が射してきたかんじ。この部分、実際、さらってみると分かるのだけど、音の配列に規則性があるので(ハノン的)、思ってたよりは手強くないように思う。この、恐ろしい48連符で二の足を踏まれてる方、あきらめないで!

発表会で弾くメンデルスゾーンのピアノ協奏曲1番(オケパート)がぜんぜん弾けるようになっていなくて、このままでは、まずい。本腰を入れて練習しないと・・・。すべての練習を止めて、この曲に集中すべき?あと3ヶ月?間に合うかな?

とりあえず土日なし勤務もしばらくは免れることができそうで、弾けるようになりますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする