ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

突っ走れ!菜の花座

2021-09-17 14:43:33 | 菜の花座

 町施設の貸し出し停止、やっとこさ解除!と思ったら、町内にクラスター発生でまたまた延期、こりゃダメだ、11月公演はさらに延期、決定だな。すぐに稽古再開したとしても2か月ちょいしか余裕がないんだぜ。この先コロナ自粛がいつまで続くかわからんしな。潔く諦めて次の台本の下調べに入るか。

 えっ、緊急事態は2日延長で終わり?だって、まだ新規感染者出続けてるぜ、いいのか?

 どういう判断なのか、何か圧力があったのか、知らない。多分、全国的に減少傾向がはっきりしてきたから大丈夫、って考えたんだろうな。まっ、理由なんてどうでもいい。稽古場も使っていいって言うなら、さっそく稽古再開だ。

 短い、間違いなく時間不足だ。でも、無理に無理を重ねれば公演できないわけでもない。延期して、また半年無為に過ごすわけにゃいかんだろう。まるまる1年半、活動を停止するなんて、そんなぁ!可能性があるなら、そこに向けて精いっぱい賭けてみようぜ。

 正直言って、気分としてはほぼ落ち込み状態、だらだら生活に慣れ切ってしまっていた。2か月で仕上げることの大変さを思えば、簡単に、よしっ舞台仕上げるぞ!と前を向きにくいところがあった。

 でもなぁ、演出が消極的だったら、成るものも成らない。手に入るものも入らない。まずは腹を括ろうぜ!

 11月公演は実現する!目一杯突っ走って舞台の幕を上げる!

 再開第1日目、ダンスの準備をして待っててくれた団員達。いいや、カーテンコールのダンスは保留する。まず芝居を仕上げよう。さっそく椅子テーブルを並べて本読みから。厳しく緊張感を持って進めた。ダメだしに次ぐダメだし、言い直しの連続、しつこく役者を追い詰める。必死で切り抜けようともがく役者たち。

 ただし、どこまでもセリフの一つ一つにこだわっているわけにもいかない。納得行かずとも、目をつぶったりして、先を急ぐ。ともかく、それなりの役作りを終えて、立ち稽古に入ることだ。

 中断してあったチラシ・ポスターの発注も大急ぎ再スタート。もちろん、日時を変えて。

 もう、後には戻れない。観客にはたくさん見てもらいたいが、入りの心配なんて二の次三の次だ。まずは公演を実施する。舞台に立つ、それが何より大切なんだぜ。年に1度、せめてそのくらいは意地でも成し遂げなくっちゃな。

 

 

 


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