深夜のネトフリタイム、パソコンモニターと向かい合って過ごす。夫婦、それぞれ別行動、これが無難だ。音は出すわけにゃいかないから、音声はヘッドホン利用だ。オーディオテクニカ製のもの、音質は原音忠実かつ余韻あり、悪くない。ただ、ちょっと両耳の締まり具合がきつくて、長時間となると辛いんだよねぇ。
それと、コード、これっ、邪魔!椅子を動かしたりすると、つい轢いてしまって、おっといけねぇ。長すぎるのかもな、と、途中一まとめ束ねてみるが、これだと付けたままでの動きが制限されて鬱陶しい。なんとかならんか?この紐付き状態。
贅沢な話しだよな。いい音が聞こえてんだぜ、我慢しろよ。
と、言い聞かせるものの、頭の方は、これ無線、つまりBluetoothでつながればたちまち解決じゃん!と転がり始めている。だいたい、このPC、今時なんだよ!キーボードからすべて有線接続って!文句言うな、安いからだ、あっ、そうでした。
ってことは、このデスクトップパソコンだと、コードずるずる引きずりなが見るしかないってことか。諦めろよ!無駄使いはやめろよ!
だがなぁ、世の中WIFIの時代、有線ランなんて、過去の遺物だぜ。なのに、コードで繋ぐしかないって、おかしかないか?なんかあるはずぜ、コードレスに転換する方法が。
ほらな、あるじゃないか!トランスミッター!これ付ければ、電気信号を電波で飛ばせるんだ、ふむふむなるほど。で、お値段の方は?なにっ!2000円弱からだとぉぉぉ!?上級機種って言っても、4、5千円。たったこれだけ??だったら、考えるよ、いや、ほぼ即断だぜ。
あっ、そうか!ヘッドホンもBluetooth用がいるんだ、って当たり前だ。いったん、無線化計画に足を取られると、もはや、ここは物欲の鬼!になる。買う、買わない、なんてすっ飛ばし、どれにするかなぁ?このくらいの値段だったら満足できるかなぁ?色は?形は?メーカーは?いや、この分野、メーカーなんてほとんど意味なしだぜ。だって、ほとんど聞いたことない中国製だもの。以前の安かろう、悪かろうの時代は終わった。
アマゾンの評価見たって、売れ筋、高評価は中国製だもの。
1週間ほど、幸せなお悩み時間を過ごした後、よしっ決定!トランスミッターはCIOのBT-TM600、ヘッドホンはアマゾン限定ブランドSrhythmNC35。
どちらも取説らしきものはなし。ネットからダウンロードする。そう、こうやって使い方とか自分で調べて行くってのがもはや時代のあり方なんだよな。ちょい、戸惑いつつも、あれこれいじりながら接続完了。
おおぅ!線つながってなくても音、出るじゃん!って当たり前だって。ほら、この色とデザイン、生き生きと若返る感じだぜ。耳への当たりも軽くソフトで圧迫感なし。音質の方は、有線オーディオテクニカよりやや落ちるが、まっ、許容範囲内だな。別に、歩き回って聞くってわけじゃないんだが、何故か、とても自由度が増した気がする。もちろん、音楽聞きながら、ストレッチ、なんてこともできる。一度、見せびらかしで、ジムでも使ったが、これは汗対応が難しくて即却下だったけど。
心も解き放たれたのか、ネトフリ視聴後に、音楽鑑賞タイムなんてのまで持つようなった。それも、聴くジャンルは昔懐かしジャズとか、新ジャンル探してとか。
ものを持つ、手に入れる、ってことは、機能だけの問題じゃないってことなのさ。身に着けること、身近におけること、自分の所有になること、その充足感ってものもとても大きいんだと思う。どんどん進む時代、技術にほんの半歩、追いすがれた、って満足感もあるしね。
まっ、これが物欲資本主義の剛腕だってことは、わかっちゃいるんだが。
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