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菜の花座11月公演『ダンスホールMitsu』急遽中止!そして、突如、新作?!?!?!

2021-09-22 13:04:24 | 菜の花座

 突然ですがぁ、『ダンスホールMitsu』中止だぜ!

 昨夜の稽古時間、公演続行について異論が出た。まだまだ地域の理解が得られず、稽古に参加することさえ白い目で見られる、って切実な事情やら、家族からの強い要望、あるいは幼い同居家族への感染不安など、とても意欲的に取り組める状況にない、これが一番の問題点だ。さらに、短くなった本番までの時間に不安もある。みんなで気持ちよく取り組めないなら、尻込みする人に無理強いはできない、これ菜の花座なら当然!よしっ、中止だ。

 が、ぜひやりたいねぇ、1年間公演なしはひどいじゃんか、なんて意見も多々あって、よっしゃー!伝家の宝刀、ここらで一振りじゃぁぁぁ。

 新作書くから!!

 出たい、出られる、舞台に立ちたいってメンバーに出演限って、新しく台本を書いちまうぜ。稽古期間は1カ月半弱、真っ当な作品は無理だが、コントとか一人芝居オムニバスみたいなもので1時間程度のもの作ろうじゃないか。ほら、去年の『ディスタンス』みたいな奴さ。

 いいね、いいね、あれは面白かった。タイムリーで素晴らしい舞台だった、って俺の自画自賛じゃないから。みんなの賛同の声しきりってこと。一人芝居とか、数人でショートストーリー作って、それをつなぐ、あの形式だったら、個々人の負担も小さくて済む。コロナ感染の心配も抑えられる。何より、短時間で完成が可能だ。

 チケットの販売はする、けど売り上げは気にしない。たとえ10人でも20人でも見てもらえるならあり難い。チラシ・ポスターや装置、衣装も最小限に抑えて廉価版を目指す。と言っても、会場費はかかる。当然大赤字だが、良かったねぇ、劇団に経済的余力があって。

 台本執筆に2週間、おくれ、なんとかものするから。無理だろ、なぁんて言っちゃおれんよ。座付き作者なんだから、こういう絶対絶命、大ピンチでこそ、役に立たなくっちゃ。厳しいのは厳しいさ、が、井上ひさしさんなんか、てんぷくトリオのコント台本、毎日書いてたんだから、なぁんて、天才作家持ち出すなって。

 実を言うと、稽古中断の間に、そんな可能性もありだな、って密かに思ってもいたんだ。それと、今年はコントをまったく書いてないから、その分、糞詰まり感も募ってもいた。いい機会じゃないか、ここらで近頃の世相にちょっかいとダメだししてやろうじゃないか。体内にたまった毒素をドバッと吐き出すてのも作家の健康上、悪くないぜ。

 って、ことで安請け合いした。この軽いノリ、一昨日稲刈りが終わったって気持ちの余裕もあってのことだよな。よぉーし、体はこき使った。ここらで頭の方もしごいてやろうじゃねえか。


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