ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

翌日、除草機押しが辛かった!

2021-07-13 16:45:03 | 米つくり

 辛かった!疲れ果ててるぜぇぇぇ!

 昨日、1週間かかった株間Qホー除草が終わって、よしっ、まだ次の草が生えないうちに一気に除草機押しちまおう!除草機押しなら楽勝だぜ、任せろって!

 天気は曇り、気温も高からず、のはずがぁぁぁ、なんと真夏の日差しだ。約束違うだろ!天気の回復は明日だろうが。と、眩い空を見上げ、未練がましくつぶやいても始まらない。そう、やるっきゃないんだぜ。

 だって、せっかく深水にしたんだし、1日でも遅れれば、草はおがるし、次の予定にも響くじゃないか。

 まず、暑さだろ。それから、重さだよ。刈った草が回転爪に絡まって、ブレーキ踏んだまま無理やり前進してる感じ。

 それと、Qホーで刈り残したオモダカ、ホタルイを取りつつ押す、ってのが何より辛い。数メートル進んじゃ腰曲げて草をむしり取るんだ。根っこがらみ掘り取った時は、そのまま放置するとまた勢い取り戻すから、根を茎からちぎり取る。そんなことしてるから全然進まない。ある、ある、たんとある、取り残し!何やってたんだよ、株間除草したんだろって!仕方ないんだ、イネに隠れるように生えてるやつらばかりだから。こうやってすぐに近くを通ってもまた見逃してる。これをまた、イネをかき分け取りに戻る。各駅停車どころか、行きつ戻りつの反復運転だぜ。

 予定じゃさっさか押して、午前中で終了のはず。が、3時間、休憩なしで頑張って、とても終わらず、昼食休憩。衣服はぐしょ濡れのべたべた、気持ち悪りぃぃぃ!ことこの上ない。が、着替えちまったら、ここで脱落するのは知れてるから、そのまんま昼飯。ったって食欲はないので、冷や麦流し込んで休むことなく田んぼに出る。

 日差しはさらにぎらつきを増し、もはや、気持ちで押し続けるしかない。ついつい、見て見ぬふりで通過しようとするのを心の片隅から、叱咤する声が響いて、ダラダラと体を曲げて草を取る。取れば、根をちぎり、放置してさらに除草機を押す。朦朧となる意識の中で、残るは周回部分だけ、頑張れって!声を出し、ずりずりと元気なく押し続けて、やっと、やっと、やっと、押し終えた。

 お疲れ!よくやった、自分。

 もうこれで今日の仕事はすべて終わりでいい、もうなんもするもんか、って部屋に倒れ込んだら、土砂降りの雨!良かったんだか、悪かったんだか。ともかく、6回目の除草機も押せたんだから、満足だろ、って、疲れ果てて、その実感もなし。ここはやっぱり、ビールに逃避だぜ。

 

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