薪ストーブの良さ、もちろん、その柔らかな暖かさとか、きれいな室温とか、魅了する炎の乱舞とか、きりがないんだが、調理ができるってところは、絶対外せない。
ジャガイモ茹でたり、豆煮たり、シチューやポトフ、カレーにおでん、ただのせておくだけで、美味そうな香りが部屋いっぱいに漂い、もうそれだけで幸せ気分に満たされる。時には、パンを温めたり、餅や干し芋を焼いたり、ストーブの上面は、さながらホットプレート、ガスレンジ。
ストーブの中だって、立派な調理器具、忘れちゃならない。炎を楽しみながらのバーベキュー、なんて贅沢この上ない。そうか、肉や野菜やソーセージ焼いたりできるんだから、ピザだって焼けるはず。よしよし、孫たちが来たのもよい機会、手作りピザ教室&ピザパーティと行こうか。
焼き始めの1時間前に生地を捏ねる。強力粉、塩、イースト、それにショートニングを少々。ストーブの前に置いて発酵させたら、分割して丸め、麵棒で伸ばしす。
丸くならない?気にしない、気にしない。適当に引っ張って型に合わせりゃいいんだから。自家製のトマトケチャップを塗って、タマネギの薄切り散らして、ソーセージ乗せて、チーズで覆う。
これをストーブに突っ込んで、・・・
焼いてる間に次の一枚を仕上げて、と、思ったら、うん?焦げ臭い!あちゃぁぁぁ、火が強すぎた!下火効きすぎ、底は黒焦げ!でも、それ取り除けば、焼きたてピザ、最高!火加減や差し込む高さなんか調節しながら、お後は、すべて上手に焼きあがった。生地も美味しい、のせた具もチーズに包まれトローリ、美味い!作っては焼き、焼いては食べで、5人で5枚!食った、食った!超満腹!!
最期の1枚はデザートピザ。生地にリンゴジャムを塗り、その上に解凍したリンゴシロップ煮のスライスを並べ、さらにバナナを一面散らして、最後はチーズ。これもまた、思いがけず最高級の美味デザートになった。ぎっちり詰まった腹の隙間を無理やり押し込んで、2時間のピザパーティ終了。孫も飽きることなく最後までシェフの仕事をやり遂げて、大満足。いい思い出になったことだろう。
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