ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

井戸水、枯れた!

2023-09-03 12:56:40 | 米つくり
ついに来たぞぉぉぉ!
井戸水枯渇じゃぁ。
降ってないものなぁ!パラリとお湿り、さぁっ通り雨、気配ひとつない。
たまに夕立の予報が現れたりするが、だれが期待するって言うんだ。願いを込めて空を仰ぎ見るってんだ。
いいんだ、いいんだ慰めてくれなくたって。ぬか喜びは心をくさす。
朝から夕まで夏の日差しに灼かれるんだ。
とっくに堰の水はちょろちょろだ。
でも、イネは強い。しばらくは渇きに耐えて頑張ってくれるさ。
それに、井戸水汲み上げの田んぼ安泰だかさ、
おいおい!出ないぞ。止まるぞ水。
まるっきりってわけじゃない。間欠泉になった。
ポンプの電源入れるとしばらくは威勢よく噴き出す。おぉガンバレ!
声援虚しく、すぐにで咳き込むように胸のつかえ吐き出すように喘ぎに変わり、で、止まる。

そのまんま通電していればポンプが焼けてダメになる。止む無く停止。
また半日、地下水脈に水が流れ来るのを待ってまたもや通水。
こんな間断潅水じゃ端まで行き渡らないんだが、仕方ない。
お湿りだけでも我慢をしなくっちゃ。
あと1週間の辛抱だ。我慢だぜコシヒカリ!
せっかく上々の生育も、最後の実入りは諦めるしかないな。

畑の方も井戸水が来なくなって、空咳ばかりでわずかにしぶきを飛ばすだけ。
植えつけた白菜の苗と乾燥に弱いキャベツの苗は朝夕の水やり絶~~対!
仕方ねぇ、急事態じゃ、風呂場の蛇口からホースを引っ張って急場をしのぐぜ。ずっと使っていない井戸からエンジンポンプで吸い上げることも万一の対応として考慮したが、どうやらそこまではやらなくても済みそうだ。
堰の下流にある知人の田は、とうとうイネが枯れ始めたってことだ。
悲惨!
来週は、あと5日すれば、雨の季節に入る、って予報。そりゃそろそろ秋だろ。そこまでの辛抱だ。
でも、雨降り始めると、今度はいつまでもだらだら降り続くんだよな、こういう季節って。

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