ヘッドバンド、手に入れた。もちろん、走る時に使う。伊達じゃないぜ。必需品なんだ。
マシーンの上で走ると、やたら汗かくんだよねぇ。ほら、ジムって、暖房高めに設定してあるじゃないか、ウォーキングの人たち向けに。一昨日も窓上の換気窓開いてて、よしよし涼しくっていいぜ、って気分よく走ってたら、スタッフにさっさと閉められてしまった。ちょっと待て!って文句言おうと思ったが、お隣のマシーンはおばあちゃん、ゆっくりゆっくり歩いてた。こりゃ、我慢するしかないわい。
週3、10キロ!をノルマにしてるから、半分過ぎる頃になると汗だく、フェースタオルもすぐにぐっしょりとなる。こまめに汗をぬぐうのだが、気付かぬ間に、走路ベルトの上にぽたっ、ぽたっ。やべえよ、こりゃ。汗のシミ残ってたら、いくら靴で走る、歩くったって、次の人、気分悪いよな。なんとかせねば、と、思うとやたら汗拭きの機会が多くなり、ランニングのペースが乱れる。いかん、これはいかん。
さらに困るのが、耳元の汗だ。髪が長いせいかやたらと吹き出してくる。その都度拭うわけだが、耳にはワイヤレスのイヤホンを差し込んでいる。これが実に厄介なんだ。ちょっと触っても曲が停まったりするし、下手引っ掛かったりすれば転がり落ちる。まさか、汗拭きのためにマシーンを停めて、なんてしてるわけにゃいかんだろ。イヤーピースを何度も落としてみて、これはもうなんとか対策を講じねば、って思ったわけだ。
で、このヘッドバンド!
ちょい恥ずかしい。恰好つけてんじゃないからね、ずばり実用品だから!って宣言したいところだが、そんな、誰も気にしちゃいねえんだって、他人の様子なんて。まして、ジジイのランスタイルなんて。
さて、効果のほどは?汗吸い取るか?半信半疑。この細いタオルの塊りだけで、吹き出す汗を止められるとは思えない。まっ、ダメでもともと。拭う回数が減れば上等さ。
お、おい、いいぜ。効果覿面だぜ。耳回りの汗はまったく気にならない。しっかり吸収して保持してくれている。着けていて不快感もさっぱりない。耳にかかる髪もきりっと束ねられて、これも気持ちが集中できてよい。さすがに、ラストに近づくと額の汗は滴ってきたが、この程度なら、我慢の範囲内だぜ。
ほとんど耳元を気にすることなく、ノルマ達成。外してみると、ずしりと重い。そうか、これだけ吸い取ったってことか。でかしたぞ、ヘッドバンド!よくそ、己の役割を果たした!これで、イヤーピース外れにもランニングベルト汚染にもおさらばだ。
超安物ナイキヘッドバンド、これからは必需アイテムになるぜ。よろしく!おっと、超安物、は余計だった。
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