ダメだっ!今夜で見るのはお終いにするぜ。
Netflix『リリハマー』。
2週間ほど楽しませてもらったけど、ネトフリドラマの悪癖が始まっちまっちゃ、もういいよ。エピソード稼ぐために、やたら新しい登場人物や設定をぶち込んで来るってやつな。
滑り出しは快調だったのさ。ニューヨークマフィアの大物が、仲間に追われて、ノルウェイのリリハンメルに隠れ住む、って、おお、面白い設定じゃないか。異文化の衝突か?殺伐とした社会を渡って来た男が、雪と森とおおらかな人々の暮らしに遭遇して、それまでの切った張ったの価値観を見直して行く、って内容か?このギャップはきっと面白いエピソード生み出してくれるぜ。なぁんて予想は、簡単にひっくり返された。
マフィア男、さっぱり反省しないんだよ。ノルウェイの田舎町の現実からさっぱり学ばないんだぜ。それどころか、その刺激のなさとか、おおらかさ逆手に取って、ニューヨークのやりたい放題を始めて行くんだ。
まぁな、ギャングのやり手が、お手の物の暴力とか違法手段駆使して自由奔放に地域を支配して行く様は、コミカルで痛快って言えないこともなくて、ここまで、ダラダラと見続けて来たんだ。
が、さすがに、ニューヨークからの追手の殺し屋やら、ペーパーハウス真似っこの仮面強盗やら、やたら強面で非道な女警官とか、新興宗教の洗脳から脱出した男女とか、次々と突拍子もないあり得ねぇ!ってキャラ放り込んで来て、ついには獣姦や仲間の許嫁?殺しまで持って来られると、おい、そうまでして、シリーズ続けたいのかよ?!面白けりゃ何でもありかよ?!と、一気に興ざめ、もう止めた!
それじゃアマゾンプライムならいいか?って、『15時17分、パリ行き』
なんか意味深でサスペンス感漂うからって見てみたら、これが、もうとことん駄作!長距離列車内で起こったテロとどう立ち向かうか?って映画のキモの部分はあっけなく終わって、主人公若きアメリカ軍人のやたら冗漫な生い立ちがダラダラと・・・返してくれ俺の貴重な90分!
で、思いだぜした、新聞にタイパのことが特集されてたっけ。コストパフォーマンスならぬタイムパフォーマンスの略なんだってよ。確かになぁ、時間は貴重だよ。無駄な時間はお断り、価値ある過ごし方をしたいって気持ち、よくよく分かるぜ。
余暇あり余りジジイの俺だって、つまらん映画やドラマで時間つぶすと、腹立つものな。見て納得、続けてお得、手に入れて満足!って映画やドラマや本に出合いたいってつくづく思うさ。
世の中、情報もコンテンツも何もかも多過ぎるんだぜ、って泣き言言っても始まらない。せめて、これ面白いぞ、とか、これ必読とか、これは見なくっちゃ!みたいなお勧めサイトや達人いないもんかなぁ。
いや、映画のまとめサイトとか、お勧め本コーナーなんかもたっぷりある。が、これ自体多過ぎて、自分に合うものを見つけるてのが、これまた、めちゃくゃ難しいってわけなんだぜ。
結局、これまで培ってきた直感を信じることと、無駄は付き物だって諦めるしかないのかも知れんよな。
どうだい、ご同輩、この超難問、どう解決してる?
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