ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

週刊文春を検察特捜部に!

2020-03-26 09:36:28 | 世の中へ

 またやってくれだぜ、森友追及第2弾!

「検察が握り潰した極微ファイルー森友(財務省)担当上司の「告白」「8億円値引きに問題がある」

 前週号、赤木さんの遺書に続いての狙い撃ちだ。書いたのはもちろん、相澤冬樹さん。森友を追いかけてNHKから追い出されたライター、ただし、今は大阪日日新聞編集長、だ。執念のスナイパーってとこだな。

 前週号、あっという間に完売!50万部以上を売りきったってことで、異例のネット公開になっている。コロナとオリパラ延期騒動がなけりゃ、内閣ぶっ飛んでるかもしれんよなぁ。

 もう、毎週木曜日が楽しみだぜ。そう、文春の宣伝広告が新聞に出る日だからね。もう、ポストだとか現代だとか新潮なんかを完全に蹴散らしてる。そりゃそうさ、「上手な遺産節税対策」とか、「健康特集」とか、芸能人スキャンダルなんかで部数稼ごうなんて、ちゃちな真似して勝てるわきゃねえよ、ってことだ。想定された読者も含めて、くっだらね~~~って、即座にスルーだ。

 今週号は、赤木さんの遺書に出て来た、彼が信頼を寄せていた上司、Iさんの動向と、赤木さんが克明に記録した経過ファイルの存在についだ。読んではいないので、詳しくはわからないが、Iさんって誠実な人のようで、部下の死に今も大きな悔いを残しているようだ。一時は後追いの自殺さえ考えたことがあったようで、この人が証言してくれれば、この先、遺書の強力な論証として焦点になるはずだ。もちろん、記録ファイルが出れば、決定的だが。

 もう、文春からは目が離せないな。国会の論戦も文春の記事を中心に回ってるもんな。それだけ、衝撃的でかつ信頼性が高いってことだ。昔のような小耳に挟んだ噂、程度の与太記事なんかと全然違う。文春がすっぱ抜いたスクープで、後から訂正を求められるものなんてほとんどないもの。この調査力、追及力、どうなってんだ?文春は。

 その秘密の一旦を教えてくれる記事がネットに上がっていた。「森友「遺書」スクープは、なぜ週刊文春だったのか――フリーライターが相澤さんと編集部員から学んだこと」常井健壱(トコイケンイチ)

 <https://note.com/tokoikenichi/n/n24ebdefdc9ce>

 なるほど、なるほど!これが文春砲炸裂の秘密だったのか!と大いに納得の内容だった。フリーライターと週刊誌との関係を知れるって点でも読み応えのある文章だ。

 文春の凄みを生み出したものは、簡単にかつ恣意的にまとめれば、一つは編集長が変わったこと。それまでの芸能ゴシップ中心から、長年政治記者として志を貫いてきた人になったって、そうかなるほど!次のポイントは、優れた編集者を多く抱え、才能あるフリーライターを発掘しては育て続けていること。へぇ、週刊誌ってそういう仕組みになってんの、って誌面の裏側の人間模様も分かって興味深い。そして、最後は、あくまで事実を大切にする姿勢だ。政治的な姿勢などなどない。相手が誰であろうと、書くべきは書く、の真っ当さだ。

 どうだい、こう見て来ると、調査能力の幅広く深いことやその徹底性といい、周囲への忖度一切なしの潔さといい、今や、検察の特捜部形無しって感じだぜ。

 近畿財務局から証拠となる資料の提供を受けながら、敢えて籠池さんだけを叩いた検察との違いは歴然じゃないか!こりゃ、もう、週刊文春編集部を検察特別特捜部に任命した方がいいんじゃないか。ぜひ、政権御用報道機関NHK政治部への糾弾とともに、一大国民運動巻き起こしたいもんだぜ。嘘つき、もみ消し忖度高級官僚が、赤木さんの爪の垢を煎じて呑む必要があるのと同様、検察官は、文春の記者魂を大いに学ぶ必要があるってもんだ。おっと、大手マスコミ記者連中も野党議員も同じだがな。

 

 

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