ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

冬から春へ、野菜たちもバトンタッチ!

2017-04-09 09:19:14 | 食べ物

 愛おしや、最期の白菜!

 いやぁ、よく持ってくれたねぇ、越冬野菜たち。キャベツ、白菜、ネギ、大根、ここまで長持ちしてくれるとは思わなかったぜ。君らのお陰だよ、長い冬をどうにかこうにか、風邪一つひかず乗り切れたのも!

 初めての越冬野菜作り、下手だったものなぁ、キャベツは寒冷紗早くはずし過ぎて虫に食い荒らされちまうし、種まき失敗した白菜の方はほぼすべて半結球、こんな、くず野菜ばっかで、冬、越せるんか?なんて、失礼なこと言っちまったなぁ、ごめん。厳しい冬、簡易貯蔵庫のキャリーの荷台でしっかり耐えてくれたもの、ご立派!感謝と同時に、野菜たちの生き抜く底力、に心底、感嘆だ。その生命力がこの4か月、我が家の健康を支えてくれたわけだ。改めて、感謝!

 残った白菜はビニール袋に入れて冷蔵庫に移動、一枚一枚葉をむしり取りながら、大切に食べさせてもらってる。味噌汁、炒め物、サラダ、どんな食べ方だって工夫しだい。あと、1週間は持ちそうだ、ありがとよ。

 で、その後は、ジャガイモ、ニンジンで食いつなぐか?いやいや、自然はちゃんと目配りしてくれてるのさ。ほれほれ、雪の消えた畑に緑、再生!秋に残しておいた菜っ葉類たちのお目覚めだ。小松菜、青菜、蕪、ネギだって。ネズミからお目こぼしにあった白菜とかキャベツなんかも若々しい緑を得意げに押し広げている。

 よしよし、今日はまず青菜の董立ちをいただこうか。株の中心に包丁を入れて、周囲の新葉ともども切り取る。

湯がいて、サラダか?おひたしか?あっさりとゴマドレッシングをかけて、春の苦みを味わおう。

 

 ここしばらくはこの茎立ち野菜でつなぐとして、その後は、大丈夫、ビニールトンネルに播いた小松菜、発芽順調だからさ。自然と上手にお付き合い、元気に生き抜く最良の知恵ってもんだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする